第42話

 レベルが上がり16レベになり、サブは12レベルだ。レベル上げの効率が落ちてきたのか。それとも、必要となる経験値が増えたのか?それはわからない。強くなっているのが確かなので気長にいくとするか。




 余談だが、ユニークスキルが追加されていた。今回もスキル生成だ。取ろうとしていたのは2択で不老か、状態異常無効だ。レベルが上がるごとに状態異常への耐性を上げることができるが無効まではいかない。さらに耐性系のスキルも存在している。これも確定の無効ではなく、確率での無効だ。一人で潜るとすると、この状態異常になるのがめんどくさい相手が増えてくる。特に火傷や眠りなんかがその例だ。




 痛みが伴うことで、集中力が損なわれる。さらにそこに力を入れることで、痛みが倍になる。次に眠りだ。一人の時に眠りになるのは最悪、死を意味する。そのまま、殺されてしまったり、物をとられたりする。




 これが取ろうとしている理由だ。他にもストレスから逃れられることに期待している。一番の問題は一酸化炭素だ。一応これは毒なので、中和されると思う。これからは火魔法を使っていくことになる。そこで問題になってくるのが、この一酸化炭素中毒だ。死んでしまうので、気をつけなければならない。




 不老だが、これは若い肉体でいたいという感情が表れている。人間歳をとっていくごとに、肉体の精度が悪くなる。だが、若い体にずっといることで、そのデバフを無効化することができる。不死にしなかったのは、死にたい時が必ずくるからだ。




 例えば、人間が俺一人になった時とかだ。あとはそうだなー、身内が俺一人になってしまったら?とかだろう。




 経験値○倍とかそんなスキルはもう見つかっていて、作ることができない。そのため、この2つが候補になる。どちらもスキルのようなものを手に入れることができるのだが、効果が低い物たちだ。これらを手に入れなくてもいいようにしたい。ということで、今回は不老にした。




 人類が求めてやまない不老不死のうちの不老を簡単に手に入れることができた。不死を持っているいい例としてはアンデットが当てはまる。ということは、不老を持っていなくて不死だけであれば、骨になっても生き残ることになるのではないか?




 やはり不老をとって正解だった。そんな、状態異常の攻撃をしてくるのは、よほどのことがないかぎり10階層を超えてからになる。それまでには20レベに行っていることだろう。




 今週頑張れば、ゴールデンウィークだ!!ダンジョンに潜りまくれる。そう考えると今週を頑張ろうという気分になってきた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る