【第3話】私の幼馴染みは騎士(ナイト)様!
【リゥル・ラウラース】
この国の第一王女。
アルテア公爵家当主のジュリオと婚約を結び、女王への道を順風満帆に歩んでいたが、かつて国中に騒乱の渦を巻き起こした大罪人・アイゼンと、国王の妃・フローラとの間に産まれた不義の娘だということが発覚してしまい、これに激怒した国王により処刑を言い渡されてしまう。
【エリエ】
リゥルの侍女。
幼き頃よりリゥルとは姉妹のように育てられてきた間柄。
騎士団第29遊撃小隊の隊長を務めており、かつて熾烈を極めていた西方戦線において獅子奮迅の活躍。敵国から血塗られた戦乙女《BradleyValkyrja》と呼ばれ恐れられた。
誰しもに見捨てられたリゥルに対し、唯一寄り添うことを決めた人物。
【ジュリオ・アルテア】
アルテア公爵家の若き当主。
政治家として天賦の才に恵まれながら、無類の努力家でもある好青年。
国王からの信任も厚く、若輩でありながらも既に貴族院の中で確固とした地位を築き上げている。
リゥル第一王女と婚約関係にあったが、罪人となったリゥルに対して容赦なく婚姻関係の破談を言い渡した。
無事に宮殿を脱したわたくし達は、城下のはずれに位置する二階建ての一軒家に身を隠すことにしました。
なんでもエリエの隊が出征に出向く前の戦準備や会議に用いる場所だという話らしく、槍やら鎧やらの物騒な物が乱雑に置かれている中、2階には簡素ながらも一人分のベッドを備えた居室も設けられておりました。
「このような狭い場所で申し訳ありませんが、今はご辛抱ください――」
エリエのおっしゃる通り、その部屋は人が生活するにはあまりにも狭苦しく、わたくしの寝室に置かれていたベッド一つすらも入りきらないほどに窮屈な空間でした。
「い、いえ…、状況が状況なので、致し方ありません。今日のところは寝床が確保出来ただけ良しとしましょう」
壁や床に圧迫されて押しつぶされてしまいそうなこの部屋で、満足に眠りにつけるかどうか不安なところはありますが、よくよく考えてみれば、先程まで押し込まれていた地下牢よりは遙かにマシだと言えるでしょう。
それに、この数日間の慣れないことだらけの日々に蝕まれた身体は休息を求めて悲鳴をあげており、今は一刻も早く心と身体をゆっくりと休ませたいところです。
「布団――と言うには少々みすぼらしいかもしれませんが、就寝なさる際にはこの布をお使いください。まだまだ夜は冷えますので、お身体を壊したりなさいませぬよう――」
先日までは、豪奢な装飾に彩られた天蓋付きのベッドへと優雅に寝転んで、最高級の布と綿で編み込まれたふかふかの布団に包まれて眠りにつけていたというのに――
あまりの転落人生っぷりに笑いすら込み上げてきそうですわ……。
「では、わたしは近場の井戸に水を汲みに行って参ります。しばしここでお待ちになってくださいませ――」
そう淡々と告げて居室を出て行こうとするエリエの服の裾を無意識に掴んでいました。
「姫様……?」
自分がいかに我が儘な行動に出ているかは自覚しています。
それは、分かっているのです。
けれど――
「姫、様……」
エリエが一時的にとはいえ、わたくしの元から離れる。
そう思った途端、全身がガタガタと震えだし、唇が凍り付いたように冷たくなってしまう。
「大丈夫です、姫様。少し席を外すだけですから――」
そうして、エリエの腕の中の温もりに甘えるように、その胸へと頭を沈ませてゆく。
「大丈夫です…、大丈夫です、から――」
頭を優しく撫で付けられる度に、身体の震えが徐々に収まっていき、そこで初めて、今の自分の置かれた状況を正しく理解できてしまった。
国を敵に回したわたくしは、これから多くの人間にその身を追われることになるのだろう。
そして、再び囚われの身となった暁には、予定されていたものよりもさらに凄惨で残酷な罰を下されるに違いない。
先程までは何もかもを諦め死を受け入れていた身なれど、こうやって薄暗い地下から救い出された今となっては、そんな惨い最期を迎えるなど到底耐えきれるものではない。
そう、だから、つまり――
「大丈夫です、姫様……、わたしが、必ずお守りいたしますから――」
最早、わたくしの命も誇りも尊厳も……、その全てが、この華奢な腕と身体によって護られているのだ。
ああ、だから――、もう、わたくしは、彼女なしでは生きられない身となってしまったのです――
「水を汲んでくるだけ」「すぐに戻りますから」と宥めの言葉を優しく囁いてくるエリエを結構な時間拘束し続け、そうして彼女が部屋を出て行った途端に情けなく身体を震わせて泣き出してしまう自分が、心底嫌いになってしまいそうでした。
「ただいま戻りました、姫様。水を汲んで参りましたので、ひとまずそのお身体の方を拭きま――っと…っ」
部屋の扉が開け放たれ、そこに馴染みの従者の顔が見えた途端、わたくしはその胸に飛び込んでしまいました。
「――、お待たせして申し訳ありません、姫様。わたしはここにおりますよ――」
「リルちゃん」
「え…?」
「昔みたいに…、リルちゃんって呼んで――」
そうして、彼女が困り果ててしまうことを自覚していながら、潤んだ瞳でその顔を見上げて懇願する。
「い、いや…、それは…っ」
「呼んで」
「いや…、しかし…っ」
「エリエ――、おねがい?」
「はぅぅ…っ!?」
子供の頃、2人でこっそりと宮殿を抜け出して街に繰り出す際に、何度もエリエを説き伏せたおねだりの仕方。
「そのお顔は、ずるいですよぉ……、姫、様ぁ」
あの時も、はじめは「いけません、姫様」と窘めの言葉を続けるエリエを、こうやって強引に屈服させていました。
「そんな――、可愛らしいお顔でお願いされてしまったら、わたし…、わたしは――」
そして、あの時も、こんな風に頬をぼおっと紅潮させて――
「う、うぅ…、天国のお母様――、言いつけを守り切れず、申し訳ありません――」
わたくしの視線に対して激しく目を泳がせながら、目尻に軽く涙を滲ませて――
「リル、ちゃん――」
最後には、仕方なしにわたくしのお願いを受け入れてくれるのでした。
「――様…?」
「”様”はいらない」
「わ、わかりました…、リル…ちゃん――」
「昔みたいに砕けた口調で」
「うぅぅぅ…っ」
彼女の瞳を潤んだ上目遣いでがっちり捉えて、次々と我が侭を投げかけていく。
「ね?おねがい?」
「わ、わかったよぉ…、リル、ちゃん…っ」
「やたっ!大好きっ!エリエっ!」
そのまま、彼女の肩に両手を回し、ぎゅうっとその身体を抱き締めてしまいました。
「~~~~~~っ!?」
ああ、なんだか、辛いことや難しいことなど一切考えずに、ただただ2人で日々を楽しく過ごしていたあの頃に帰ってきたような気がいたしますわ。
「あわ…っ、あわ…っ、あわわわわわ…っ!?」
か細いエリエの手を引いて、色んな場所を2人で走り回って、そして、泥だらけで帰って来たわたくし達を、ユナおばさまが呆れたように笑いながら叱ってくれる。
「ひめさ――っ、リル、ちゃん…っ、こんな…っ、ダメっ、ダメだよぉ…っ」
年に数度しか逢えない美しい顔立ちの少年に恋い焦がれながら、彼の気を惹くためにはどうすればいいのかと――、夜な夜な寝所を抜け出しては、エリエのところに押しかけて、そんな恋愛話に華を咲かせていた。
「リルちゃ、ん…っ、そんな、強く抱き締められちゃったら、わたし、わたしぃ…っ」
エリエがいて、ユナおばさまがいて、ジュリオ様がいて、忙しいお母上様も貴重な時間をわたくしのために割いてくれて、そして、あの頃はまだ、お父上様もあの不器用な笑みをこちらに投げかけてくれていて――
「リルちゃん…っ、リルちゃんってばぁ…っ」
あぁ、あの幸せだった時間に帰りたい――
「そ、そうだ…っ、リルちゃんっ!お水汲んできたから、まずはその身体を拭きましょうっ!?そうしましょっ!?」
「…っ!?そ、そうでしたっ!わたくし、こんな身体のままで――」
っと、危なかったです。
ようやく精神的にもだいぶ持ち直せてきたというのに、ここで再び心を沈ませていては、こうまでして尽くしてくれているエリエに申し訳ありませんわ。
「湯船までは――、さすがに準備はできませ――できないけど…、どうか今しばらくは辛抱――少しだけ我慢してもらえる、かな……」
「う…っ、まぁ、それは致し方ありませんわね――」
身体の汚れを隅から隅まで落とした後で、熱いお湯の中にこれまでの疲れを流し込みたかったのですけれど…、もうそのような贅沢を言っていられるような身ではないことは重々承知しておりますわ。
「はい――、じゃなかった……、うん、それじゃあ…っ、後ろ向いて?服脱がすから、じっとしててね――」
「はい、それではお願いしま――――え?」
そして、宮殿の浴場でいつもしてもらっていたように、彼女に背を向けて身体を拭ってもらおうとしたところで、急に顔面が燃え上がるような熱を発し始めてしまいました。
「ひめさ――、リルちゃん?どうしたの?」
「い、いや…、え、えっと……、あれぇ…?」
いやいや、何故にわたくしは気を動転させておりますの?
侍女に身体を拭かせるなど、常日頃より当たり前にさせてきたことではありませんか。
そんなことくらいで…、何をこんなに顔を熱くさせることがありましょうか――
「???大丈夫~?じゃあ、脱がすよ~?」
そんな心の内での思考とは裏腹に、服の裾に伸ばしてきた彼女の手のひらから、思わず距離を取ってしまいます。
「え…っ?どうしたの?リルちゃん…?」
エリエに…、裸を、見られる?
いえ、毎日のように見られていましたし、毎日のようにその身体の汚れを落としてもらっていたではありませんか。
いや、でも――
「リルちゃん……?」
「も、申し訳、ありませんが…っ、今日のところは…っ、自分で身体を拭くことにいたします、わ…っ」
何故こんなにも、エリエに生まれたままの姿を見られてしまうことが、恥ずかしいの――
「え?そ、そう…?」
「すみませんっ!わたくし、数日もお風呂に入ってなくて…っ、こんな身体をエリエに――、とにかく、今日はわたくし1人で結構ですのでっ!」
「そう、ですか…。わかりまし――わかったよ、リルちゃん。こっちも弾薬の残りが心許ないから、その間、1階で武装の補充と手入れをしてくるね?」
「は、はいっ!本当に、申し訳ありません…っ」
あれぇ?あれぇ?
わたくし、なんでこんなにも頬を熱くしてしまって……。
いったい、どうしてしまったというのですか――
「あの…、姫様?」
「………」
「あっ、すみませ――ごめん、リルちゃん」
「んんっ」
「わぁ!?リルちゃん、ちょっと…っ、そんなくっつかれちゃうと…っ」
「んっ、エリエ……」
「あぅぅ…っ、リル、ちゃん…っ」
「んぅ~」
「やっぱり…っ、この小さなベッドに、2人は狭すぎるよぉ~」
就寝前――とはいえ既に朝焼けが窓からうっすらと差し込みかけていた頃、頑なにベッドをわたくし1人に使わせようとするエリエに対して、こちらも頑なに一緒に寝ればいいと言い張り、そして例に漏れず屈服したエリエと共に、ぴったりとくっつきながら小さなベッドの中へと潜り込んでおりました。
「おねがい?エリエ?」
「そうやってお願いすれば何でも言うことを聴くと思っているのなら大間違い――」
「おねがい――?」
「うぅぅぅ…っ、リルちゃん…、子供の頃みたいなワガママっ子に戻っちゃってるよぉ…っ」
「ムフ~♪エリエはわたくしの言うことなーんでも聴いてくれるから好きーっ!」
「(うぅぅ、これが惚れた弱みですか……)」
「何か言いました~?」
「な、なんでもないよ…っ」
「そう~?んぅ…っ」
「あぁ…っ、リルちゃん…っ、そんなに抱きついてきて…っ!?」
「エリ、エ――」
「あぁ…っ、リル、ちゃん――」
エリエ。エリエ。エリエ。
何故だろうか。その名を口にする度に、胸がふわっと温かくなり、心がふわっと軽くなる気がする。
頭の片隅で蠢く不安や葛藤、後悔や悲哀、それらが少しずつ形を崩して、ふわふわとした心地の良いものに変わっていく。
「――、ねぇ、エリエ……、さっきみたいに…、頭を撫でてもらえる?」
「――――、はい、わかりました…、姫様」
口調は元に戻ってしまったけれど、今はそれでも良い気がした。
「ん…っ、エリエ――」
幼馴染みのエリエも可愛らしくて好きなのだけれど……、今だけは、この世のあらゆる悪意からわたくしを護ってくれる、騎士(ナイト)様の胸の中で、微睡みながらその温もりを感じていたかったのかもしれない。
「ずっと…、ずっとお側におりますから――、いえ…、ずっとお側にいさせてください、姫様――」
微かな女性の香りと共に漂ってくるのは、あの硝煙の匂い。
「いつでも…、いつまでも――、その身をお守りさせてください――」
以前は、「レディとしての嗜みがなっていない」と口を酸っぱくして批判していたこの匂いが、今ではなんだか妙に心を落ち着けさせてくれるのです。
「わたしの身も心も全てを捧げて――、貴方をお護りしますと…、誓います――」
そうして、数日ぶりの睡眠は、か細くも頼り甲斐を感じる温かな腕と、少しだけ鼻孔を突き刺す硝煙の香りに包まれながら、やすらかな気持ちで迎えることができました――
「姫様っ!姫様っ!」
「んぅ~…、んん~?」
「姫様っ!姫様っ!起きて、ください…っ!」
「んぅぅ~?エリエ~?朝になったら、んみゅ…、起こして、ちょうだい…」
「いえ、もう昼です――ではなく、姫様っ!緊急事態ですっ!起きてくださいっ!」
「ん、んぅ…、んんっ?緊急…事態……?」
「はい、落ち着いて聴いてください――」
「ん、ふわぁ…っ、まったく、こんな朝から、何事ですか…」
「――、この家は既に取り囲まれております。ざっと見たところ敵兵は数十人規模かと――」
その一言に、眠気のぼんやりとした脳が一気に覚醒へと導かれてしまった。
「え…、な――っ!?」
「わたしは先に下へ降りて防戦の準備をしておりますので、姫様はそこに置いてあるお召し物に着替えておいてください――」
そして、質素な毛皮で作られた防寒着のようなものを指で示しながら、そのまま慌てた様子で部屋を飛び出してゆくエリエ。
その後ろ姿に追いすがるように手を伸ばしたところで、指が――いや、身体全体がガクガクと震えていることに気がついた。
「え…、え…っ?」
囲まれて、る……?
数十人……?
「え…、あぁ…っ、そん、な…っ」
とりあえず、エリエに言われた通りに、早く着替えないと。
そうは思うものの、毛皮の布地を手にした指が、ガタガタと震えてまるで使い物にならない。
「ぁ、ぁ…っ、いや、ぁ…っ」
2階の窓から下の通りを覗いて状況を確認するくらいはした方が良いのかもしれないが、その勇気すら持てない。
身体はもう心臓から足のつま先まで凍り付いてしまったかのように冷め切ってしまっており、そうやって情けなくぶるぶると震えながら、何も無い宙に向かって手を伸ばして――
「や、だ…っ、たす、けて…っ、エリエ…っ」
そんなみっともない泣き言を繰り出してしまう。
「やだぁ…っ、置いてかないで、エリエ…っ、エリエぇ…っ」
彼女はわたくしを守るために1階に向かったのだと頭で理解はしていても、心の方はもう彼女の腕の中の温もりなしには支えきれないほどにまで脆弱になってしまっていた。
「やだぁ…っ、エリエっ!わたくしを、護ってくれるって…、言ってくれたじゃないっ!なんでっ!?どうしてっ!?」
誰がどう聴いても、むしろ自ら思い直してみても、まるで理屈の通っていない八つ当たりじみた叫びであるのに、それでも口にせずにはいられなかった。
「やだ…っ、やだよぉ…っ、護って…、わたくしを、護ってよぉ…っ、エリエ…っ、エリエぇ…っ」
あぁ、わたくしはなんて弱い存在へと成り果ててしまったのだろうか。
こんな姿、愛しのあの方に見られでもしたら――
「…っ!?」
その瞬間、耳馴染みのある透き通る声が階下から響き渡ってきて、それに続いて複数の足音と鎧の擦れる音とが鳴り響いてくる。
「…………」
それを耳にした途端、先程までの身体の震えが嘘のように収まり、バクバクと跳ね上がり暴れていた心臓も凪のように静まりかえっていた。
「………っ」
エリエに渡された衣服に着替え始める。
自分一人で着替えを行うこと自体が久しぶりですし、見たこともないような構造をした衣服ではありましたが、頭が妙に冷静に冴え渡っていたからか、それに手こずることもなく、この季節にしてた少々厚着過ぎるとも思えるような防寒着を身に纏うとすぐさま、わたくしを捕まえに来た兵士達で溢れているであろう1階へと足を向けました。
「姫、様――」
その透き通るようなお声を、もう何年も耳にしていなかったような気がいたします。
「……っ!?」
ゆっくりと前へと歩いてゆくわたくしの前に、盾を張るかのように身体を差し込もうとするエリエを、首を横に振って制します。
「姫様――、お久しゅうございます――」
その凜々しいお顔――あんなことがあっても尚、貴方の美しさは色褪せることなど無いのですね。
「ご機嫌麗しゅう、姫様。本日のお召し物も大変お似合いで御座います」
そんな、いつもと変わらないような――されど、どことなく場違いな台詞に、少しだけ目が潤んでしまいそうになりますが、傍らに並び立つ物騒な鎧に身を纏った兵士達の姿をちらりと見て、己の精神を律します。
「…っ」
逢いたかったです。そのお顔を再び拝見することが出来て、嬉しさのあまりに泣き出してしまいそうです。
けれど――
「公爵、様――」
こんなかたちで、こんな気持ちで――対面することになるとは、夢にも思いませんでした――
【あとがき】
この作品を執筆し始めてひとつだけ後悔したことがございます。
サブタイトル考えるの難しすぎ(;^ω^)
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