ドラゴンが存在する!
相棒を買ってから、5年が経った。
その間、毎日、パワーアップの能力と魔力増大という能力を鍛え続けることにしていた。
そんなこんなであっという間に12歳になった俺は、今一番上の姉貴と会話をしているのだが…
というのも、
「山にドラゴンがいるらしいよ」
俺はつい飲んでいた水を吹き出す。
だってしょうがないよな?ドラゴンだぞドラゴン!異世界すごいな異世界!
水を吹き出したことを親に怒られながらも、驚きと高揚感で胸が高鳴らずにはいられなかった。
そんなわけで次の日。
俺はこっそりと家を抜け出し、山に向かって駆け出す。
なぜかって?
そんなの決まっているじゃないか!!俺は昨日の夜、ドラゴンについて調べてみたのだが、
ドラゴンは知能が高い存在である。だから、人間に変身することもできる。
しかも美しい。急いでいる人も思わず止まるほどの美貌。(人間にもなれる)
こんなことが書かれていた!最高だな!
急いでいる人も止まる美貌ってどれほどなんだろう。
そう思いながら走り続けるほど30分、山の目前に着くことができた。全速力で走ったが後悔はない、全く無い!この山はほとんど来る人がいないらしい。しかも竜は賢いので人を襲うことはないらしく、共存関係にいるらしいのだ。
山は傾斜がそこそこ急な山だ。だが標高がそこまで高くなさそうな山なので比較的楽に登れそうだ。
そこから一時間。辛かった。辛いが美貌を求めて登りきった!登りきったぞ。俺は山の山頂までたどり着いて━━そこには、竜がいた。
開いた口が塞がらないとは今現在の自分の状況をぴったり説明するためにできたのではないかと思うほどに、俺はただ口を開けて竜を見ていた。
かっけぇぇええええええええええ!
そこに、青いドラゴンはいた。
その竜は、高さ10mもありそうな大きさである竜だ。怖い。怖いのだが何よりも美しい。これは、人間になったら、どこまで美人になるのだろうかと思える。そのくらい、威厳を持っていて気品に感じられる。
俺は、話しかけてみることにした。
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