編集済
4.オファーへの応援コメント
『迷い、悩み、進む。青少年の物語』企画への参加ありがとうございます。
音に色が付いて見える共感覚。素敵な感覚だと思いますが、能力を持たない人からすれば、何でも色に例えることは変に思われるのかもしれませんね。そんな主人公の個性を認め、受け入れてくれた美月さんの優しさが沁みる作品でした。
中学生の女の子にとって、秘密は些細なことでも大切にしたいもの。大人になったこれからも、二人だけの秘密を大切に守り続けてほしいですね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
優しいお姉さんって良いですよね……!
海凪は小さなことでも傷付いてしまうお年頃ということで、あんな感じになりました。
本当に、大人になってからも……って思います。
二人を応援してくださってありがとうございます!
4.オファーへの応援コメント
拝読させていただきました。
とても面白かったです。
特に多感な年齢ならではの周囲への反発のさじ加減が、ああこんな感じだなぁと。
美術館の先に帰るシーンが特に好きでした。何でもないようなことで傷ついてしまうのですが、母親には言わずに飲み込んで軋轢を避けているのに、美月には不満を悟らせる行動を取ってしまうなど。
最終話は一気に時間が飛びましたが、とても素敵なラストシーンでしたね。
ありがとうございました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
中学二年生の自分ってどうだったっけ?なんて思い出しながら書いていたのですが、それが一番如実に出ているのが美術館から先に帰るシーンだったと思っています。
1話目から少しずつ少しずつ、その年頃特有の多感度が増していくという感じで。
なので、そのあたりを読み取ってくださってとてもうれしいです。
最終話では、共感覚を一気に際立たせたかったんです。
10年ぶりに会った人の声だけで、姿を見ていなくても色が広がるんだよ、と。
私の場合は文字に色がついているタイプの共感覚で(子供の頃のことですが)、久し振りに会う仲良しの従兄弟の名前なんかは、脳内に色が広がってうれしい気持ちになったことを覚えています。
そういうのを表したかったので、素敵なラストシーンとのお言葉に、喜ばしい気持ちでいっぱいです。
それにしてもみなさん、本当によく読み取られますね……!
しかも言葉にして伝えるのがお上手なので、コメントをいただくと毎回びっくりしています。
そして、しっかり読んでくださったんだなと思うと、より一層うれしさが増します。
本当に私は幸せ者です。
とても励みになりました。
こちらこそ、ありがとうございました!
編集済
4.オファーへの応援コメント
拝読しました。
ぇーと、すいません、めちゃくちゃ好きな作品でした……!
カクヨムコン短編賞の一万字という制限の中で、よくこれほどのものを生み出すことができたなぁ……!、と驚嘆と敬服の気持ちでいっぱいです。
文字の羅列で完結してしまいがちな小説という創作物に、和色を用いて色を添える。こういった手法で作品を書く場合、土台となる文章に粗があるようでは、色もぼやけてしまうし、色の分量を間違えればかえって作品全体がけばけばしくなってしまうものです。しかし、この作品にはそういった違和感が全く感じられませんでした。
しっかりと手入れの行き届いた庭園に、色とりどりの花が咲き誇っている……書いててちょっと恥ずかしくなるような例えですが、まさにそんなイメージです。
ただ綺麗なだけじゃなくて、人間が孕んでいる毒や無意識に他人を傷つけてしまう棘も生々しく描かれていて、対比、といったら大袈裟かもしれないですけれど、より温かみのある和色の美しさを際立たせるポイントにもなっていると思いました。
意識して書かれたものかはわかりませんが、コミカライズの原作としても最適であり、絵的にも、ストーリー的にも、最優と言っても過言はない作品だと思います。
共感覚を持たない読者がほとんどだと思うのですが、小説を読みながら様々な色に触れることができるこの作品は、共感覚の疑似体験(本物はもっと違うものなのかもしれませんが)をさせてもらっているようでした。
あえて要望を上げるなら、和色名の説明が一文でもあれば……と思いましたが、そこは字数制限があったことは理解できますし、既に近況ノートで反省点として挙げられていたので、自分はもうこれ以上何も突っ込むところがありません(ちょっと悔しい
和色をポンと出されてその色が直感的にわかる人はあまりいないと思うのですが、そこは今の時代だからこそのグーグル検索で「こういう色なのか!」「やっぱりこんな色だよね!」とわくわくしながら読むことができたので、これはこれで新たな小説の楽しみ方として、良い点として捉えることもできます。
カクヨムコン短編賞に応募されている作品を結構読んできましたが、個人的には急浮上のイチオシ作品となりました。
これからも陰ながら応援させて頂きます。
(レビューは渾身のものを書きたいので、ちょっとお時間ください)
この度は企画へのご参加、ありがとうございました。
(長文失礼しました!)
作者からの返信
いえいえそんな、すいませんだなんて、こちらこそお時間を取らせてしまってすみません。
好きとおっしゃってくださるだけでもありがたいのに、こんなにたくさんの感想を書いていただけて、私は幸せ者です。
>土台となる文章に粗があるようでは、色もぼやけてしまうし、色の分量を間違えればかえって作品全体がけばけばしくなってしまう
はい、全くその通りだと思います。
文章の粗については自分が嫌いなので、できるだけ取り除いておりますが……うまくできたようでよかったです。
そしてそう、本当にその通りで、この作品では色の分量もとても気にしていました。
主人公の海凪に「蝋色……黒」「黄蘗……黄色」と言わせたりして、なるべくスムーズに読者さんの脳にインプットされるようにしたりとか。
(物語としては美月を気遣っての発言でしたが)
しかしやはり公開したあとも、読者さんの頭の中がカラフルになりすぎないか心配していたので、東雲様のお言葉に安心しました。
>人間が孕んでいる毒や無意識に他人を傷つけてしまう棘
そうなんです……!
中学生ってこういうのに敏くなってしまうお年頃だよねということで、ただ甘く優しいだけのお話にはしたくなくて……
でもだからこそ、きれいなものはきれいなもの、優しいものは優しいものとして認識できるんだよ、と。
お話を書くうえで色やら温度やら質感やらの対比は大事だといつも思っているので、和色を際立たせることに繋げられたとわかり、安心しました。安心してばかりです(笑)
コミカライズについては全く意識していませんでした。
そうか、こういうのが向いているのか!と、目から鱗が落ちる思いです。
いらぬ心配だとは思いますが、フルカラーでも大丈夫でしょうか。
今はデジタルコミックが隆盛していることだし、いいのかな……?
近況ノートにもイイネをくださってましたね、ありがとうございます!
和色についての説明を入れるのは無理でした……ううう……。
せめてなろうの方には、明日にでも後書きに入れておこうと思います……。
1万文字制限はキツかったけど、褒めていただけたので、キツい思いをした甲斐がありました。
ネット検索のお手間を取らせてしまいましたが、わくわくしたとのことで、また安心しました。
色々と詳しく書いてくださって、とても参考になりました。
そしてすごく励みになりました。
本当に、本当にありがとうございます。
他の作品はツッコミどころが多いものもあると思いますが、「撫子色の秘密」は仕上げるのに苦労したので、ちょっとでも悔しがらせることができてよかったです(笑)
今後も応援してくださるとのこと、とても光栄に思います。
レビューも書いてくださるんですね、何てありがたいのでしょう……!
レビュー書いてもらってる方がうらやましかったので、すごくすごくうれしいです。
東雲様の自主企画に参加することができてよかったです。
ありがとうございました!
4.オファーへの応援コメント
美しい世界が広がっていますね。
他者から理解されない感性を持つ、鬱屈した子供……その憤りやもどかしさが、しっかり描かれていて良かったと思います。
「2人だけの秘密」にこだわる気持ちもわかる。
そんな子が、導き手の言葉によって立ち上がり、きちんと努力してなりたいものになる。きちんとまとまった、いいお話でした!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
中学生って感情の揺れが激しくて悩んだりすることが多いのにそれを外に出すのがうまくできない年齢だよね、ということでこんな感じになりました。
「2人だけの秘密」は大事ですよね……!
しかも自分を理解してくれそうな相手との秘密だと、特に。
実は「GL」タグをつけてもっと百合百合しいお話にするつもりだったんですが、1万文字以内という制限があったのでそれをカットしたんです。
その結果として、まとまった話にできたようですw
いいお話とのお言葉、とてもうれしいです。
ありがとうございました!