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第5話」への応援コメント


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    主人公の名が凡夫というのが、17世紀ドイツの小説『阿呆物語』の主人公ジンプリシチムスの名が大バカ者という意味だったことを、なんとなく思い起こさせます。
    読み返したら、第2話に名前について書かれていましたね。
    モンゴルなどで子どもに悪い意味の名前をつけて魔除けにするのと同じ発想か……と思えば、そう悪い名でもなさそうです。
    すでに凡夫にはあり得ない体験をしているわけで。

    作者からの返信

    鐘古さん、ごきげんよう。いかがお過ごしでしょうか。

    凡夫という名前には大した意味はなくて、「とあるモブ」程度に考えていただければと思います。憲法17条の「凡夫(ただびと)」と言ってもいいかもしれません……おっと、17つながりですね。

    (ところでドイツつながりでひょっとすると私がこの駄文をこさえている理由と僅かに関係があるかもしれない余談をしますと、)
    ドイツの大哲学者ハイデガーはその晩年、「いまの若いドイツの連中はドイツ語ではなくて、ドイツ語に聞こえる米語を話している」と嘆いたそうですね。

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