絵を描くということ

 僕にとって、「絵を描くこと」は呼吸と同じだ。


 するのが当たり前だし、しなければ苦しい。


 「絵を描くことが好きか」と問われて、「はい」と即答できなかったのは、きっとそのせいだ。


 呼吸するのが大好き! という人は少ないだろう。


 僕にとって「描くこと」は、好きでも嫌いでもなく、ただそこに在るだけの、当たり前の存在なのだ。

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倉田のエッセイ集 @komame-kurata

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