2024年04月24日(髪の毛と神の気)

 仏教では、髪を剃る。それは、神の声を聞かないためだ。仏教の悟りとは、神は居ない。自分が世界を創っている。だから、そこには何もない。釈迦の時代、バラモンたちは自分たちが神に選ばれた人間だと言って、多くの人間を虐げ、贅沢の限りを尽くしていた。

 釈迦にとって神とは弱者を救わない存在だった。だから、神の声を聞かないように髪を剃った。


 髪とは神と対話する為のアンテナの様なものだ。長いほど神と交信しやすくなる。なので、昔から女性は髪を伸ばしている。特に巫女とされる女性の肖像画は髪が長い。


 また、精霊を崇めるインディアンも髪を伸ばしている。


 武士は髷を結っているが、戦に行くときには切ってから行く。神の声は慈悲の声、戦で人を殺す時には邪魔になる為、切り捨てて行ったのだ。


 キリストの肖像画も髪の毛を伸ばしている絵が多いのも髪の毛が神と交信するために重要なモノだと示唆している。


 神様の声(気持ち)を聞きたいのなら、伸ばしてみると良い。

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