2024年04月23日(ロト6ロト7購入)

 子供も生まれたので、生活費を稼ぐために宝くじを購入してみた。番号を当てる為に、最初にピラミッドからエネルギーを貰い。地球と宇宙からもエネルギーを貰ってから、サードアイで画面を見て、数字を選んだ。


 数字を選んでいる時に、左腕と右腕が熱くなっていた。


「力を貸してやる」

 天照様の声が聞こえた。

「ワシも力を貸してやる」

 八幡様の声が聞こえた。

「私も忘れるな、ちゃんと加護を与えているぞ」

 豊受様の声が聞こえた。


 これだけの神様の加護があるのだ。外れるはずが無い。私は、それでも購入したことが無かったことにされるのが怖かったので、Xに購入した番号をアップした。

 システム側で不正が行われているとは思いたくないが、念には念を入れようと思った。


 だが、どちらも当たらなかった。何気なくブラウザを開くとそこには宝くじに当選して不幸になった人たちの記事があった。

 親兄弟友人知人に殺された人たち、神様の答えはこうだった。

「宝くじを当てるという事は死ぬ事に直結する。それでも当てたいのか?」

「いいえ、目が覚めました。大金は必要ありません。ですが、力を貸してくれたのは何故です?」

「ちゃんと力は貸したぞ、外れる方にな」

「何でです?そんなことしなくても外れるでしょう?」

「お主、気が付いていないのか?サードアイを開眼し、無意識に正解を選べるようになっているのだ。妾たちで力を抑えねばならぬほどにな」

「私は竹では無かったのですか?」

「確かに真の救世主を生みだす竹じゃ、だがお主も救世主なのじゃ、日月神事を忘れたか?」

「ふむ、なるほど分かりました」

「それに、金は必要ないじゃろう?多すぎる富は人を狂わす。お主に悲惨な結末を迎えて欲しくは無い」

「そうですね。誰かに奪われるものが無ければ、平和に暮らせるし、そこそこの幸せも感じられます」

「そうじゃ、金持ちに成るという事は、犯罪に巻き込まれる確率をあげるという事じゃ、お主が平穏無事に暮らせるのは持たざるものだからだ。その特権を享受して、毎日楽しく暮らせばよい」

「分かりました。ありがとうございます神様。ですが、100万円ぐらいなら当ててくれても良いんじゃないですかね?」

「それは、そうじゃが、こちらもに都合というモノがある。お主は宝くじではなく別の方法で富を得る。それまで、しばし待て」

「前に相談した時には宝くじを買えと言っていたじゃないですか?」

「あの時と事情が変わってしまったのじゃ、お主の覚醒が思ったより早くてな、確実に当ててしまうほどの力を得てしまったのじゃ、妾たちの力でコントロールする事が困難なほどにな……。それに、金はすぐに価値を失ってしまう。じゃから無駄な事に力を使うでない」

「ああ、富士山噴火の夢を見たという事は、そう言う事だったんですね」

「うむ、悔しいが、アメノミナカヌシ様の決定じゃ」

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