逃亡者強行侵入
世界の暦が『西暦』から『宇宙世紀』に以降した後の。入管管理に関して、
昔と違い国境は宇宙には及ばず宇宙は宇宙で別のルールが構築された時。
各国は入管の厳しさ、特に難民の受け入れ難易度を日本並みに引き上げた、反発を招いたが。
コレは嘗て存在した『宇宙に住む者達』に対する対抗措置の1つとして行われた、
その結果。
宇宙では大手を触れるかも知れないが、地球では別となる、
日本の南東の沿岸部
『こんな所にギャングの親玉がAFに乗って飛んで来るのか?』
『間違い有りません南東から大陸に向かい飛行中、識別信号は発してません』
『幾ら身柄引き渡し条約が無いとは言え。そんなに宇宙に逃げたく無いのか?』
『過酷過ぎるからな、おっと1つ忠告だ、新入りはフライトモジュールの取り付けの許可は出て無いぞ』
「いい加減新入り何て言うのを止めません?」
『麒麟中隊に入ったのは結成された翌日だろう?』
「其れはそうですけど…」
『無駄話しは其れまで、3km圏内に反応有り更に航行中』
『来たぞ!4機は装備準備』
フライトモジュールとは、
M-42ロビンフッドの立体機動能力を付与する為の装備で短時間の滑空から輸送機での降下等に威力を発揮するのだが。
之はアンカーキャノンと併用出来無い欠点が有る為か、作戦中は何方かに交換する必要が有る。
神倉かのんは装備訓練の際、
中々他の隊員の様に一発で接続は行かなかった為、止む無くフライトモジュールは4機分と予備1機しか無かった。
四機がフライトモジュールを装備して、高く飛んだ。
7本の光りの線が光ったり消えたりする、
小さな光りが3つ灯った後、
以下にもな外観をしたフォルクスイェーガーが煙を吹きながら大陸へと飛んだ、
かのんは警告を言いながら追い掛けたが。
空の彼方へと消えた、
何処かの有る場所
1つのテーブルに向かい合わせで、『アクアリム財団』代表と『プラネタリウム財団』代表が有る話しをしていた、
「君も解ってる筈だと思うけど入管の特に難民の受け入れの難易度を日本並みにしようと各国は決めている事は知ってるよな?」
「ええ、だからこそ宇宙開発は急務と言えるのだけども」
「だが各国は『反セシリア症候群』の存在がその宇宙開発に消極的に成って、ならば地球を『再テラフォーミング』すれば良いとしてその1段階の『SDGsシェアリング』を実行に移した、今はその過程期だと」
「『
「典型的な『コンコルド効果』って奴だ。しかも次の世代に美しい地球をとか言って其れをしない国はきっぱりと切り捨てる癖に?」
「形は違うけど中国の様な事に成るのに?」
新第一次世界大戦の時
軍事力ではアメリカを超えた中国だが宇宙に住む者達はそんな彼等の戦力差に対してAFの他にも中国が独自に建造したスペースコロニーを制圧、
この当時は皆独自開発が当たり前の時代な為かで有る。
その占領したスペースコロニーでコロニー落としを敢行、
中国宇宙軍は決死の抵抗を試みたが止められず各国に協力を打診したが、
今までの行いからそっぽを向かれた。
結果、
中国本土にコロニーが直撃、
東アジア一帯が壊滅したのは言うまでも無い。(コレには日本も少なからずの被害が出て81式の実戦配備が益々遅れたのも言うまでも無い)
『一方的な力に依る現状変更』
其れが飛んでも無い事を招いたのだ、
其れから各国は考えたのは、
共通の目標を行わない所は切り捨てる。
と、
「ソレだからこそ総てを1つに何だよ」
「其れでもなれない人達も居るのに」
「だからお互い宇宙開発が必要だからでは?」
「ただ私のは地球周辺のスペースコロニーの再開発をメインに対して貴方方は火星のスペースコロニー開発を計画しているとはね」
「彼処は地球寄りも重力が低い、将来的に火星産まれが現れても身体の差に問題が起きる、ソレと君と僕のやってる事は最終的な違いが起きる」
「ええそうでしょうね、最終的に新たな国家が出来るけども、私のは宇宙に住む者達の再誕、だけども貴方のは火星に国家を樹立」
この様な意味合いを言ったのはまだ宇宙に住む者達と地球に住む者達の定めたルールがまだ機能してたからだ、
その後2人はその場を後にした。
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