運営開始前日
可変高速機動隊運営開始前日の日
事前の採用試験で何名かの採用と配置が決まり其々が其処へと行く中、
オペレータールーム
4人は配置される筈の新人オペレーターの中で1人自身の緊張し過ぎた事故紹介をした。
「はははっ!ばじめ増して!わわっ!私は本日づげでがべんごうぞくきききっ!ぎどうたいに入りままました!かかっかみくらかのんと申します」
「…?ここに配備される筈のオペレーターは4人の筈では?」
「…は…はい?」
「貴女はここでは無く別の所、輸送班よ」
男性のオペレーター長が新人オペレーターの1人に案内する様に指示をだした、
輸送班
「はははっ!ばじめ増して!わわっ!私は本日づげでがべんごうぞくきききっ!ぎどうたいに入りままました!かかっかみくらかのんと申します」
「君だね、神倉君、実は私も何だよ。…君は車やバイク、大型特殊免許の他にもFRのチーム入ろうとして不合格に遭ったんだよな?」
「は…はい、そ…其れしか民間で
「あのチームは女子や浪人生では一律に点を下げられて不合格されるんだ」
「…そんな酷い事を」
「ま…年齢詐称よりはましだ」
年齢詐称の訳はこう、
ゴーカートのレース大会で優勝した少年が居たがF1の試験では不合格、
その後自殺した。
その事であるチームの監督は不服だった、まるで此方なら仲間に想ったらしい、
其れから数日後。
あるFRチームのメンバーの1人の内部告発で、
5回も優勝して4度チャンピオンを防衛した『最強のレーサー』は無免許、年齢詐称と判明、
後にはFRの操縦を外部からの遠隔操作、詰まりドローンとして運用される事も遭った。
「そんな事寄りも早速仕事だ」
「どどど、どんな仕事を!」
「『M-42』の受けとりだ、何度か打診したが難癖つけてな」
「無理矢理ですか?」
「そうでもしなきゃやってられないんだ!」
そう言うと男性はオペレーターに電話した、
「『M-42』の…は何?まだだと!最後通告だと思え!」
電話を切った、
「…あ…あの」
「行くぞ!掻っ攫って行くぞ」
数時間後。
企業の工場の検問所前
「一寸困ります!『M-42』はまだ必要最低限すらも」
受け付けの返事に対して輸送班長は
「悪い奴らは待ってくれないんだぞ!良いから大人しく…」
敷地の向こうから専用の輸送車が走って来たが…
だがその速度が可笑しい、まるで殻を自ら壊すかの様に。
輸送車は柵を破壊して多くあ愕然とする中かのんは柵を体当たりで破壊した輸送車が一瞬止まった隙を狙って後輪カウル前に
飛びついてしがみついて攀じ登ろうとした、
「オペレーターへ!!此方輸送班!たった今盗難に遭った!繰り返す盗難に遭った!出撃を求む!」
『此方オペレーター、了解』
オペレーター室
「一寸どうするの?まだM-42がウチに来て無いのに返事して」
「仕方無いでしょ、此れしか無いのよ」
「なら隊員を直接取りに行って来い!」
オペレーター長はそう指示をだした、
輸送車にしがみついたかのんは振り落とされ無い用にしつつも後部全体を覆うカバーの下に滑り込んだ。
持ち逃げされる輸送車を1台の自動車が追い掛けたが、振り切られるのも時間の問題だった、
輸送車
「…ううっ1体今日は何て」
カバーの下には見たこと無い車体が見えた。
車のドアに手を掛けたら鍵が掛かって無いのか簡単に開いた、
「…車よね?コレ?」
かのんは迷う事無く中に入った、
運転席に何かが光った、
かのんは一度は迷いながらも光る部分に触れた、
オペレーター室
「M-42、ロビンフッド1号機コールボタンに誰が触れた様です」
「呼びかけに応えてやれ!」
「応答に応じたM-42応答せよ、応答に応じたM-42応答せよ!」
『此方M-42かのんです!すいません今どうなって?』
「そちらから外の様子は確認出来ませんでしょうか?」
『布で覆われて外の様子が…あ、今止まりました』
「変形を含む総ての許可の解除を」
「了解、落ち着いて下さいかのん…」
工事の行われて無い工事現場の塀の中、
盗んだ輸送車に乗った男達は不敵な笑みを浮かべながら言った、
「ここで分解すりゃ証拠ものこらねぇなあ?」
「だが最後に第二期AFを拝めようぜ」
すると、
輸送車の荷台のワイヤーが次々と千切れてカバーが捲れた、
「誰だ!折角の獲物に乗ってる奴は!」
「知りませんよ無人の筈では?」
カバーが剥がれて姿を見せたキャンピングカーだったモノがコンテナ上部が開き車の側面に移動して腕と成ってコンテナのシャーシが車の真下に滑り込んで下半身と成って運転席がカバーパネルで塞がれたと同時にロボットの頭が手で来た。
「ええっと、へへっ!変形は出来た!…えっと次は?」
『背部にショットガンが有る筈ですソレなら威嚇位は』
「分かった」
M-42ロビンフッドの背部に有るショットガンに手をかけて取り出した、
『ううう動くくなぁ!うう動くと打つぞ!』
かのんは緊張を含んだ声を出しながら警告した、
「どうせ弾何か入ってる訳がねえ!やっちまえ!」
数分後
M-42ロビンフッドを取り押さえ様とした、RX-4四機はM-42前腕部外側の電磁トンファーに依って返り討ちに遭い指示役の男2人は車に乗って逃走、
だが右折した車と正面衝突、
運転した1人は死亡してもう一人は車から降りて逃走して、近くに車が通り掛かって。
慣れない当たり屋の真似をして身体を失うのも無理は無かった。
その後、
M-42を盗んだと思われる目的が第二期AFだったり可変戦車と想われたからだろう。
プラネタリウム財団代表執務室
ドアのノック音がした後ドアが開くと同時に、
「しししし!失礼ししします!わわ私はかか神倉かのんともも申します」
「…そう貴女が神倉かのんなの」
「わ私何か御用でも代表様」
「私の名は章万羅星よ改めてプラネタリウム財団にようこそ、神倉かのんさん」
「は…はいっ!」
「昨日の輸送車盗難の際、神倉さんは最後まで阻止してくれた事は感謝はするが…可変高速機動隊は出動前に『
詰まりは一歩間違ったら神倉さんは殺人犯に成りかねないの。
突然の事も遭ったとは言えコックピットを狙わずにAF数機を沈黙するとは神倉さんは昔何が遭ったの?」
「…私の家は西暦から宇宙世紀に以降する過程に何かとても名誉な事をした名家の産まれで、子供の頃は良く解らなかったのですが『名家の1人娘』だけで特別扱いされてた見たいで。
中学でも虐めに遭わなかったのは其れが理由らしくて、
私は其れが気に要らなくて、
その後バイクに乗る為にその為の教習所にも通って…」
「それだけで無く車や大型トレーラーの免許の所持、だがFRの試験で不合格」
「…そうです」
神倉かのんと章万羅星は机を挟んで会話していたが。章万は椅子から立ち上がり神倉の元に歩み寄った、
身長160cmは有る神倉と比べると章万羅星は其れ以上の大きさと解る、
細身のモデルの用に整った体型に対して胸は片方だけでも顔に匹敵する大きさを持ち、腰は章万の首に等しい細さをしていた、
「貴女は私が立ち上げた『
「…実家で就職活動に失敗したら婿は用意してやるから結婚しろと言われて」
「…そう、神倉さんの勇気とその心意気を組んで私から1つ命令する、神倉かのん」
「は…はいっ!」
「貴女は翌日から所属は可変高速機動隊、可変特殊車両運用部隊『麒麟中隊』所属可変特殊車両M-42の予備機。
5番号車のドライバーと成って、総ての手続きは此方でやります」
「は…はいっ!善処します」
少しの沈黙の後。
「どうしたの?」
「…いえ代表はどうやったらそんなスタイルに成ったか多くの人達が疑問と妬みを抱えていまして」
「私は遺伝子操作で産まれた人間なの、私の両親が実行したの、その事も有って。私にも両親は居るけど本当かどうかが怪しいの」
飛んでも無い事実を知ったかのんは唖然としつつも、
「しししっ!失礼します!!」
かのんは部屋を後にした。
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