第5話 走ることの習慣化のために

一歩を踏み出せたなら習慣化のためにウォッチで記録された数値を眺めてみよう。私の場合はこんな感じだ。


・2023年1月には40㎞も走れたのか

・VO2Maxの値が始めたときに38だったのが、1月末には39になり、1上がっている!

・2月末にはなんと41になり、平均より上になった!

・1キロ6分を切るペースでも少し走れるようになった!

・2月には74㎞も走れた!

・3月のVO2Maxは43になり、平均より上になった!

・7月にはVO2Maxが54になり、ウォッチ上は素晴らしいという表記がされるようになった!(38だと普通)


1月、2月と大きな進歩が数字になって見られた。RPGでいうレベルアップのような体験を自分の体でできるとは思わず、ランニングすることに対する抵抗はなくなっていった。しかもこの歳(当時42歳)になっても、やるほどに進歩が見られたのである。


そして、走るときに何をするか、も重要だ。私は最初、音楽を聴きながら走っていた。だが、とあるときにAudibleを聴きながら走る人もいるというブログを読み、そこからはAudibleに切り替えている。


最初は30分程度走るだけなので、集中も続いたというものだが、現在は短くても60分、長いと2時間超という時間を走り続ける。長時間走り続けると何が問題になるかというと脚が重くなるということももちろんがあるが、集中が続かなくなるのである。ある程度ランニングフォームは意識しているが、慣れてくるとほぼ無意識に足は前に出る。すると、結構暇なのだ。その時間で本を読める。これは素晴らしいものと出会ったと思った。ぜひともこれもランニングを習慣化させるためにおススメしておきたいものである。


次に履いてみたいシューズを眺める。もちろんお金の制約はあるが、一回買えば、最低でも500㎞ぐらいは履き続けられる。私も昨年合計2,000㎞ぐらい走ることになったが(自分でも驚き)、結局履きつぶしたシューズはなかった。というぐらいシューズを買って履き分けている。


走ってみたいシューズがある。これはすごいモチベーションになる。今日はあのシューズでこんな風に走ってみよう。今日はスピード出したいからあのシューズがいいかな。ここまで考え出すと完全にランニング沼にハマっているが。


ランニング用のウェアやアイテムも重要な要素だ。走るのが習慣化されてくると、スマホを持ちながら走ると揺れるのが気になってくる。揺れないように走るにはどうしたらいいか、ぴったりと腰に巻くようなポーチを買うのがメジャーな方法だが、私のおススメは、マルチポケットパンツ(ミズノやノースフェイスなどに代表される)を買うことである。


このマルチポケットパンツには腰に360度メッシュのようなポケットがついており、携帯電話も鍵も、イヤホンケースも、マラソン用の補給食も全部入るのである。これはめちゃくちゃ便利で愛用している。


こんな風にランニングシューズやウェアを買ってしまえば、これだけ投資をしたのだから…と余計にランニングから抜けにくくなることになる。私の場合は抜けるという考えを持ったことはないが、やはり色んなアイテムを持っていることがモチベーションに繋がるのは間違いないと思う。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る