第2話 月子先輩のこと

 竹部たけべ月子つきこ先輩は落ち着いているが愉快な、人格者の先輩である。

 ご趣味はゲームだそうで、作り込みがすごい暗殺者のゲームからモンスターをハントするあのゲーム、馴染みのJRPGなどを切り口に、あれこれ通じる経験をお持ちである。

 作風は多様で、恋愛を一つの軸にしつつもさまざまな作品を書かれる印象がある。

 文学も読みこなせばライトな語り口でも差し支えなくめくり、接し方は優しく、人柄はお茶目かつ温厚というお方だと思っている。


 そんな月子先輩にまつわって、小説ではなくエッセイのレビューを書いた。

 カクヨムコン参加作品だからというのもあったけれど、個人的に新しい側面を拝見した思いがあったのも一因。


 「生きるって時間がかかる。でも、だからきっと、心に残る。」

 https://kakuyomu.jp/works/16817330668105629734/reviews/16817330669444265828

(スローライフは延々と。 へのレビュー)


 人が人なら「大量の時間を大変なあれこれに費やした経験」とだけ記して終わろう出来事を(※1)、己をはぐくむ、得がたい光る日々として経験し、かつ伝わる形に仕立てられる方だと知ってほしい。

 興味が湧かれたなら、小説は一〇〇〇字しかないこちらからまずはどうぞ。


 「迷子の風船」

 https://kakuyomu.jp/works/16817330650636230621


※1:これを思ったのは伊草だ。利器に囲まれなければ生きられない貧弱生物は言い草まで貧しい。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る