第98話
猫を話に入れたいと思ったけど・・・無理っす!!
猫忍出すか?・・・え?何の脈略の無く忍者猫・・・
え~98話でも猫忍は出て来ません!!
猫スキーの作者の独断と偏見で猫の日記念で1話多めにUP!!
読者の皆様!お猫様に感謝するように!!
調子乗りました・・・暇つぶしの糧にどうぞ~
◇~~~~~~◇
近衛もんが俺に依頼に来ました・・・
なんか嫌な予感しかしませんが・・・
「のう、四位蔵人」
「近衛殿下・・・官位を持ち出して何ですか?」
マジでこれって無理難題を言いそうな気がして来たけど・・・あ!自分でフラグ立ててる?・・・いや、変わらんか~叩き折ったり、「だが断る!!」を使う勇気は無いよ~
「頼みがあるでおじゃる・・・」
「た、頼みですか?」
あ~やっぱり来たぞ・・・
何が来るかと待ち構えるしかない。
「そう!実はの~そちに三好の動きを大樹に伝えることと三好家に近衛の者を殺さぬように依頼して欲しいのでおじゃる」
「え?・・・」
「四位蔵人にしか頼めぬ事でおじゃる・・・」
あ~何か徳川ミッションがサブミッションに移ったよ・・・
前世のゲームでも連動イベントとかあったな~とか現実逃避してしまいそうだ。
「お聞きしたいのですが」
「何でおじゃる?」
「将軍様に三好襲撃をお伝えするだけでいいのですか?」
「そうでおじゃる!ただし、幕臣にバレると都合が悪いでおじゃるが・・・」
うは~高難易度ミッションだよ!!
まぁゲームでもそう言う物だよね~追加のサブミッションって高難易度で成功報酬が良い!!・・・いやいや・・・この場合の成功報酬って「徳川」の苗字を貰うってやつ?・・・
「それは将軍様にのみに伝えろと?」
「そうでおじゃる・・・無理なら出来るだけ穏便に・・・」
マジか~!!何その高難易度っぷり・・・でもな~近衛殿下のお願いを無下にするのは怖いしな~・・・
後は近衛家の者って何だ?
「近衛殿下」
「何でおじゃる?」
「近衛家の者を殺さぬようにとはどういうことです?」
聞けば近衛殿下の叔母が将軍様の母で近衛殿下の妹が将軍様の奥さん・・・ややこしいわ!!
あ~一応は霜台爺さんに頼んでみよう。
襲撃犯側の人間なら何とかしてくれる?
無理なら他に手を考えるか~
場合によっては襲撃犯に紛れて保護だな・・・
「近衛家の者と言うのはそのお二人を三好家が殺さずに保護すればいいのですね?」
「出来るでおじゃるか?」
「う~ん、霜台爺・・・松永久秀殿に願ってみますが・・・」
「若しもの時は諦めるでおじゃる・・・」
「はい・・・申し訳ない事ですが・・・」
「よいよい、無理を承知でお願いしているでおじゃる・・・」
近衛殿下はお願い事を言うと帰られたが、さてどうしたものか・・・
先ずは近衛家のお二人は霜台爺さん任せとなるがこればかりは仕方ない。
手紙を書くにしても、秘かに渡したいがどうしたものか・・・
それに将軍様にも秘かに襲撃を伝える?・・・こちらは高難易度過ぎていい案が思い浮かばん・・・
数日考えたがいい案が思い付かない・・・そんな時に天の助けの様にある人物たちがやって来た!!
「丸目様」
「あ~長さんとでも呼んでください」
「いえいえ!そう言った訳にはいきませぬ!!我らの雇い主なのですからせめて
「様と言うほど偉くも・・・」
「何を言われております!!官位を持たれるお方ではございませんか!!」
「ア~ソウデスネ~・・・」
押しの強い?人物が代表者だ。
「主様と呼ぶのが最低限と思いますが如何に?」
「お、お好きな様にお呼びください・・・」
藤林一門の先行部隊数名がやって来ました!!
今、話しているのは藤林保豊さん所のお嬢さんで名前を「
「
そして、従妹の「
「だって~お銀!」
「主様も「好きに呼んでよい」とのことですからそこまでに致しましょう」
他数名の藤林忍軍が助っ人でやって来ました!!
これは若しかして!・・・ミッションの為の助っ人要員ですね!!
ゲームでもあるよね~難易度ミッション時のお助けキャラ!!
早速使わないとと思い、霜台爺さんに先ずは手紙で依頼することから始めた。
しかし、秘密裏に手紙を渡す!!
「主様!早速の任務嬉しい~♡」
お金さんのお色気たっぷりのそのお言葉で弟子たちからの冷気が室内に漂う。
あれ~戦国時代にクーラーあったかな?
少し冷え過ぎるが・・・チラリと美羽たちの方を見ると凄い殺気が飛び交っている。
俺には藪を突く勇気はない・・・
「ああ・・・お金さんたのむ・・・」
「いやですわ~主様~♡お金とお呼びくださいな~♡」
「いや、しかし・・・」
「お♡こ♡ん♡」
あ~クーラーのリモコンが勝手に温度を下げたようです・・・
「長師匠~」
いやいや!俺何も悪いことしていないよね?
美羽が頬を膨らましてジッと見詰めて来る。
真里が寂しそうに此方を見詰める。
莉里が何だか面白そうにニタニタしている。
「長師匠!」
「おう!春麗如何した?」
「霜台様の所行くなら面識ある者居ないと不味くない?」
「おう・・・そうだな・・・」
「私も着いて行くよ!そして、このお色気お化けより忍術を盗み取る!!」
何やらお使いミッションは春麗とお金の二人で行うようだ。
「主様!私にも何か御座いませんか?」
お銀さんがそう聞いて来るが・・・そうだな~将軍様の寝所にでも潜入して伝えるか?
ふと思ったが忍者居るなら出来そうな気がして来た!!
「お銀さんにはもう一方の方の手伝いを頼む」
「お銀とお呼びください!」
「お、おう・・・」
此方も実に情熱的?手を掴んで胸元に・・・
「長師匠~鼻の下が伸びてる~~!」
美羽に物言いを付けられました・・・
さて、ミッションは何とかなりそうです!!
〇~~~~~~〇
この段階で忍者の助っ人!!
お色気くノ一のお金と積極的くノ一のお銀が参入!!
お銀さんは、勿論、水戸黄門のお銀さんリスペクトです!!
決してパクってないよ~キャラ色が違うし!!
主人公の女性事情も変わって来る?と思われます。
前も言いましたが藤林家は忍術界のスーパーエリートです!!
他にも数名の者が今回は随伴していますが、メインは藤林家の一族の2人の女性が今回はメインとなります。
後々は忍者のキャラ増えるかも?
さて、松永久秀へ手紙を届ける事となっておりますが、久秀は義輝殺害に強く反発した形跡が無いと言われていますが、殺害自体は容認していたのではないかともとも言われたいます。
なのに何故に将軍殺しの首謀者の様に言われるのかと言うと、それが不思議なのですが、その後の行動がまた鮮やかなので計画的に行ったのではないかと言う憶測で言われているようにも思えます。
事が起こると後の足利義昭を庇護しております。
この時は足利将軍家の家督相続者以外の子息として、慣例により仏門に入って、
通称の通り名としてこの時は一乗院覚慶と呼ばれていたのですが、義輝には他にも
覚慶の方は松永久秀に庇護されたのですが、将軍に据え傀儡として操ろうとしていたのではないか、とも言われております。
しかし、この年(1565年)は松永久秀にとっては更に途轍もない変化の年となりました。
既に起こったこととしては三好長慶の死、将軍足利義輝の死と続きましたが、実の弟である松永
そして、三好三人衆と対立しこの事をもって三好家の内乱がONされたと言う方も居ます。
さて、松永久秀は今後どの様にして蔵人の依頼をどうクリアーしていくのか?
将軍足利義輝はこの世界線でも退場するのか?
中々の目の離せない展開となりそうです!!
次はどこから書こうか?・・・春麗・お金と久秀辺りが良さそうかな?
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