第94話

★400オーバー!!感謝です!!

PVももう直ぐ200Kですね~

これはもうお礼の1話を入れざるおえぬという事で、お楽しみください!!

暇つぶしの糧に是非ご利用を!!


◇~~~~~~◇


いや~坊さんやそれに協力する為に送り込まれたであろう僧兵に扮した武士?よく解らんが、兎に角、扇動してあおっていた指揮者の連中を撫で斬りして回って弟子たちの初陣を見事に飾りました!!

斬った人数は少ない割には戦果は大きいし敵側の兵士たちにトラウマ植え付けちゃった?知らんけど。

「お助け~」「もうしません」とか連呼してたし、多分、ナマハゲ位?のインパクトは与えたと思うぞ。

将来、三河ではナマハゲの代わりに「わるいごはいねが~」って天狗か鴉天狗が言いながら家々を回るかもしれんが、俺は知らん!!

弟子たちにも斬った後に周りの者たちに「神仏をかたる不届きな者を成敗した」「他に神仏を騙り世俗を騒がす愚か者は居るか?」的な事を言うようにと言っておいたけど、ただの僧侶より天狗の方が怖かったみたいだね~農民兵とかはそれ聞いたら速攻で蜘蛛の子散らしたように逃げ出して「オラたちは騙されただけです~」とか「もう嫌じゃ~何が浄土じゃ!!」とか言ってたぞ、「お前ら戻れ~」とか言って止めようとしてた先導者の僧侶やら何やらが逆に鍬とかで打ち据えられて狩られていたぞ、ウケる~

怪我人?・・・何それ?俺たちは怪我とかしないよ~だってさ~向こうは天狗だと思っているんだよ?怖くて攻撃もまばらだったよ。

10人以下の斬り込みで逃げ惑っていたよね~多分、あの様子だと再編するのも大変じゃないかな?今度は何叫んでも人集まらないかもね~天狗の祟りとあいつらの信仰心どっちが勝つかな?おっと!天狗を信じるのも信仰心か・・・まぁ、目に見た祟りか目に見えぬ地獄行きかどっちを信じるかだな。

そうそう、そう言えば、岡崎城に到着後は祝勝会の大宴会が行われたよ。

珍しい酒として出されたのは何と焼酎!!

最近、西より入って来た酒とか何とか。

多分、博多の焼酎かもね~麦の焼酎だしね。

結構良い値段するけど奮発してくれたようだね~会計さんに感謝!!

お湯割りとか人気で皆、カパカパ飲んでたぞ。

俺も梅干し入れて飲んだら旨いのなんの!!

梅干し入りのお湯割り焼酎とか前世以来で実に美味しかったよ。

それを真似して家さんたちもためしてド嵌りしてたよ。

宴会直ぐに家さんの紹介で服部はっとり半蔵はんぞう正成まさなりさんと知り合いになった!!

忍者ハットリくんとお知り合いに!ヤフーーー!!

俺と半蔵さんと春麗中心に忍者談義に花を咲かせたよ!!

この時代って武士とかは忍者を下に見ているけど、実は重要な存在だと思っているので「縁の下の力持ち」的な感じの言葉で忍者ヨイショしたら感動されたよ・・・まさか男泣きされるとは思わんかったぞ・・・

その時に、忍者の最も重要なのは情報を持って来ることと今回使った諜報戦である情報操作!!

この2つを熱く語ると感心して詳しく根掘り葉掘り聞かれたので家さんの所の忍者衆は忍者じゃなくスパイとか工作員とか言った感じを特化した集団になるかもね~

あ!そう言えば世界初の大規模諜報機関を徳川家康が作ったんだっけ?

あんまりにも盛り上がって酒の進むこと進むこと・・・

「情報を制する者は日ノ本を制す!!」とか叫んでいたと後ほど春麗に聞かされたが・・・覚えてないぞ・・・他に変な事語ってないよね?

何にしても忍者ハットリくんから凄く感謝されたようだと春麗談。

それから、家さんもその話を聞いて忍者への認識が変わった様で、将来的には人員を増やして何とかかんとか・・・まぁ頑張れよ!将来の天下人!!

SSR本多忠勝こと鍋ちゃん改め平八郎の八さんとも語らった!

相変らずの相性の良さで話は盛り上がり更に酒をガバガバと・・・

槍の事色々聞かれたようだけど、美羽が教えてくれたことによるとって・・・そうだよ!酒飲み過ぎて記憶にございません!!

何か俺が「最前線で戦ったのに体に傷無しとかかっこよくね?」的な事を八さんに言っていて、「それは・・・いい!!かっこいい!!」とか意気投合していたらしいけど覚えてないよ・・・何その矛盾!!

最前線行けば怪我する確率上がるからそんなもの無理に決まってるだろ!

美羽も呆れて「そんな事可能なのですか?」と聞いて来たが今更引っ込みつかないので「為せば成る為さねば成らぬ何事も」と何処かで聞いた名言を言うと弟子たちに感心されたよ・・・誰かの名言をパクったけど知らぬ何処かの方スマン!!

俺が言ったら名言ではなく迷言かもしれんな・・・

(上杉鷹山ようざん、これより100年後位先の名君でその方の名言です。)

それからそれから。


「長恵殿!」

「忠次殿、如何されました?」

「実はお願いがありまして・・・」

「私で出来ることなら良いのですが、何ですか?」

「実は・・・」


忠次さん曰く、家さんの苗字を変えたいらしい。

「何に?」と普通は思うだろ?でもまぁ直ぐにピンとくるよね~

ズバリ!「徳川」に変えたい訳だ。

何故に「徳川」に苗字を変えたいかといえば、現在、家さんは三河統一を目指し幕府や朝廷に働きかけをして権威を利用しようとしているらしい。

その1つとして、「従五位下 三河守」の官位をお願いしているが、松平の家柄的に前例がないことから渋られているという。

そこで考えたのが戸籍ロンダリング!!

色々調べたら前例として遠い遠い松平の祖?の大元辺りに「得川とくがわ」さんが「従五位下 三河守」を任官されたとのことで、その傍流という事で、「徳川」を名乗りたいらしい。

松平家には京に強い伝手つても無いので協力して欲しいと・・・

あ~酔った勢いで安請け合いしてOKしちゃったらしい・・・近くで聞いてた莉里や真里が翌日教えてくれたけど、彼女たちは内容を覚えていただけで事の大きさを理解していなかったが・・・これって結構大変じゃないかな・・・

前例前例と前例に微妙に五月蠅い朝廷を納得させる為に苗字変更もそもそもの話として朝廷のお偉いさんに味方して貰えないと絵に描いた餅だよね~

丁度、京に帰るという事で軍資金含め色々渡されたが・・・これマジでヤバくね?

と、取り合えず困った時のドラ・・・山エもん(山科言継)に相談だ!!

山科様なら無理な物も何とかしてくれるはずだ!!


俺はここに少し長めに滞在予定だったけど、忠次さんのお願いあるし長居は出来そうにありません・・・仕方ないので1カ月の滞在でとんぼ返りの予定と思っていたら、尾張に信綱師匠がご滞在と言う噂が流れて来た。

おお!!丁度良いので師匠に顔を見せてから京に戻って挑戦者募集するぞ~!!


〇~~~~~~〇


うんちく肯定派の方多いようなので今日も元気にうんちく!うんちく!!

さて、忍者いいですね~戦国ものには必要不可欠!!

作中で語りましたが徳川家康が世界初の大規模諜報機関を立ち上げた人物として知られています。

世界初!!凄いですね~

諜報機関作ったって他にもいない?とか思うかもしれませんが、全く規模が違いますし、そもそもの統制等が桁違いで、最終的には忍者では無くて隠密と呼ばれるようになり三代将軍の家光の代には御側配下の「監察機構」、八代将軍の吉宗の代には御側御用取次配下の「御庭番」が機関として創設されたそうです。

マツケンさんの暴将に出て来る「御庭番」が実は暴将が採用したからあの作品でよく出て来ると言うのもあるのかもしれませんね~

他にも、「隠密廻り」と言う江戸市中の風説を調査する組織が存在していたそうです。

平和になると忍者の活躍場減ったので有効活用的にそう言った諜報特化の組織となって行ったようです。

さて、作中に登場した服部半蔵は最も凄いと言われた二代目半蔵さんとなりますが、実はこの方は武士です!!

忍者からジョブチェンジして武士です!!

そういう者は意外と多く、滝川一益とかが代表格となります。

後、北条の風魔小太郎も武将とした位置付けだったのではと言われます。

お抱えになると士族の身分を与えられるので、忍者仕事もしますが、基本は家臣ですので武士と言う位置付けとなる訳です。

忍者も色々な呼び方があった様で、風魔小太郎の風魔一族は夜討ち・攪乱が得意だった様でこの類の者たちを乱波らっぱと呼びました。

逆に隠密行動を得意とし情報を取って来る者たちを透波すっぱと呼びました。

しかし、忍者は両方を行いますので、乱波らっぱ透波すっぱも同じ忍者の意味で使うことも多かったようです。

地域的には関東より東では乱波らっぱ、甲斐より西では透波すっぱと呼ばれたとも言われますが、作者的には行動分別がしっくりきます。

時代により呼び名を色々と変え仕事内容も時代に合わせて変化した忍者!現代にも意外と名を変えて残っているかもしれませんね~知らんけど。


徳川ミッション発生!!

朝廷にお願いしに行きますが、さて、丁度時期的にあの大事件に巻き込まれるでしょう。

そして、次回は上泉信綱再登場します!!

尾張と上泉信綱と言えば有名な逸話が残っております。

さて、主人公がそこに関わるのかそれとも・・・

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