第53詩「修羅の闇」恋愛詩

 闇と炎 永遠 光あらば必ず闇もある

 闇は光を受け、より色濃くなってゆく

 修羅しゅらの果てに待つものは破滅の道か…


 漆黒の闇 深い、寂しい永遠に続くと思っていた孤独

 ふと、星明かり僕は気づいた

 一人ぼっちの闇、僕を照らした光、それは君だった

 しかし、君は天上の神子みこ いくら手を伸ばしても届かない


 紅蓮ぐれんの炎が燃え上がり、闇が一層濃くなってゆく

 君が欲しい! 運命に抗う事になっても


 君が欲しい! 神を敵に回しても

 君が欲しい! たとえ、大切な君を悲しませたとしても


 野望、欲望、渇望かつぼうおのれを支配していく甘美な瞬間

 いっそ、君を深い闇の底へ連れ去ってしまおうか


 闇と炎、永遠 光あらば必ず闇もある

 闇は光を受け、より色濃くなってゆく

 君が最後の希望、光よ 修羅を救いたまえ 



 。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


 創作恋愛詩、ダークな感じ。神子を想う闇がある者のイメージです。

 始めの頃の詩です。


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