第54詩「おはようから始まる恋」恋愛詩

 寝ぼけまなこでブレザーの袖に腕通し

 今日もいつもの朝が来た トースト口にくわえ

「今日も一日頑張ろう」と自分、励ますのさ


 憂鬱な通学ラッシュも彼女がいれば天国さ

 セーラー服が眩しい彼女は僕の一目惚れ

 まだ、名前も知らないけれど 今日こそは声を掛けよう

「おはよう」から始まる恋も悪くない


 ドキドキ 胸の高鳴りが止まらない

 君のことを想うだけでむくむくと勇気が湧いてくる

 今日もお年寄りに席を譲った

 いじめられてた子を助けた


 それはきっと君のおかげ 君への恋のパワー

 僕はそっと、心の中で「ありがとう」と感謝する

 優しい気持ちにしてくれて ありがとうと


 セーラー服が眩しい彼女は僕の一目惚れ

 まだ、名前も知らないけれど 今日こそは声を掛けよう

「おはよう」から始まる恋も悪くない

 そしていつか きっと伝えるよ 君が好きだと

 それまでもう少しこの時を大切にしたい



 旧詩

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