第8詩「陽炎~カゲロウ」こころの詩

 陽炎かげろう揺れる大都会 ゆらゆらゆらり揺らめく…

 人の心を映し出す陽炎 ただ一人

 凍える風が吹き荒れる 温もりはどこへいった?


 蹴落とし蹴落とされ この時代…弱者は虐げられる

 こんな世の中に誰がした?ああ、誰がした


 陽炎揺れる大都会 ゆらゆらゆらり揺らめく…

 人の心を映し出す陽炎 また一人

 バーボン片手に傾けりゃ あいつの顔が浮かんで消えた


 都会の荒波に消えていった 愛すべき友の顔が…

 沸々と湧き上がる感情を酒と共に飲み干した


 こんな狂った世の中で人は生き何を求めるのだろう?

 きっと護るべき存在が力くれるのさ

 救われない時代の人間達よ よく聴け


 人はそんなに弱くはない まもる者ある限り 愛す者ある限り

 冷え切った心を熱き魂が救いあげるのさ

 心を解き放て 今こそ解き放て無情の世間に底力みせてやれ



 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 強くなりたいと作った男性目線の詩。なかなか難しいですが…。

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