第7詩「星空の守り人と少女」恋愛詩

 星空の守り人は

 乳白色のマント着て

 五百年のむかしから

 旅をしているという

 

 かなしみにくれる人には

 もう一度わらえるよに

 涙にほほぬらす人には

 気持ちよく泣けるよに

 こころよせて ほほよせて


 星空の守り人は

 ひとのこころによりそって

 オカリナをやさしく吹くという

 見えないものを見る

 わたしはあなたのゆるがない

 瞳にひかれていった


 ながかった冬の雪どけ……

 守り人と少女の出会い

 ひかりが地上にふりそそぐ

 私はここにいるよ

 

 やっと君にめぐりあえた

 まもりたいもの まもってきた意味が

 ようやくわかった

 これからふたりで守ってゆこう



 ・・・・・・・・・・・・・・・・・

 ファンタジー詩です。

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