第6詩「沈んで 浮いて」こころの詩
沈んで 浮いて 沈んで 浮いて
赤ちゃんだった頃 みんなきれいな水のナカにいた
そしてキレイで透明なこころが産まれた
純粋過ぎて壊れてしまいそうな
それは生きるためにだんだん色を付けていった
はるかな記憶 今では最初はどんな色だったか
覚えていないけれど…
沈んで 浮いて 沈んで 浮いて
たのしい うれしい きれい
そんな感情がたくさんあればいいのに
クルシイ ツライ イタイ ココロが痛い
前に進むたび一歩 一歩進んでぶつかるたびに
こころはきれいではいられなくなる
強くなるってそういうこと?
信じるってなんなの?
(そんなキレイじゃなくてもイイじゃない)
沈んで 浮いて 沈んで 浮いて
これからの旅路 どうなるか分からないけど
私はせめてグレーでいられたらいい
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