第2話悪魔の儀式

我々、現実超常ドキュメンタリー特派員のメールボックスに投函された白い封筒。椿が中を見ると二枚の便箋とフロッピーディスクが入っていた。

椿は便箋を読み始めた。

「突然の投稿、失礼致します。私は特別な立場故に身分を証すことができないということを、先に謝罪しておきます。

今回の投稿は『悪魔の儀式』とSNSで呼ばれているものです、その儀式は自らの心を生贄とすることで偉大なる悪魔との絶対契約を交し、人知を超えた力を得ることができるのです。儀式ではルシファーを絶対的な尊重者とし、儀式の主催者とそれに従う従者は皆、ルシファーを救世主と崇めています。この世の中に不満を持ち苦しむ者を一人でも多く救うべく、私は陰ながら活動しています。」

そして椿は二枚目を読み始めた。

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