第16話 小説投稿サイトのビジネスモデル

 皆様、こんにちは。


『毎日、何かを書く』。


 書くには書いています。

 まずは5月7日締め切りのビーズログ小説大賞。

 折り返し地点の5万字を超えたので、あと一息。

 とはいえ、できた原稿はかなり手を入れるので……。

 公開できるまでにはまだ時間がかかります(涙)


 あ、創作ネタ以外の、日常を綴るエッセイを始めました。


☆世界の片隅で今日も生きてます

https://kakuyomu.jp/works/16818093075307847063


 第1話はヤギの話でしたが、次は食べ物の話にしようかと思っています。

 気軽に読める話なので、よろしければ遊びにいらしてください♡



 さて、ここからが本題です。

 小説投稿サイトのビジネスモデル、どんな仕組みなんだろう、と考えたことはありますか?


 カクヨムなら、カドカワのホームページから、事業紹介→電子書籍・電子プラットフォーム というところに、カクヨムが載っています。


 1度読んでみると面白いと思います。

 そこで気になるワードがあるのです。


 それは、『UGC(User Generated Content)発の著者の発掘』。 (カドカワホームページより)


 UGCとは『ユーザー育成コンテンツ』、つまり企業ではなく、一般ユーザーによって作られたコンテンツを指します。


 つまり、カクヨムに投稿している私達の作品が、このUGCなのです。


 企業がUGCを使うメリットには、思いがけない企画やアイデアを得られること、拡散性が高いこと(ユーザー共有プラットフォームに投稿されているためと思われます)などが挙げられます。


 紙の本が売れなくなったと言われてずいぶん経ちます。

 もしかして、企業の方も、どんな本が売れるのか、予想が難しくなってきたのでしょうか。


 UGCを使えば、そこでトレンドになっている作品、人気になっている作品がわかります。


 その作品を例えば書籍化などにすれば、思いきり外すことなく、安全かつ効率がいいのでは、と思いました。


 この『小説投稿サイトのビジネスモデル』がよくわかるのが、アルファポリスです。

 アルファポリスのサイトから、会社情報→事業紹介 を見てください。

 そのものズバリで、『ビジネスモデル』が書かれています。


 つまり

①投稿小説サイト内から、『ユーザー評価を参考に』出版化のコンテンツを見つける

②編集部で書籍化、作者は改稿etc

③書籍として出版

 という流れがあるのです。


 小説投稿サイトというプラットフォームは、多くの作品を無料で揃えることにより、読者を引き付けます。


 お金を払わなくても、多彩な作品が楽しめる。

 はい、私も楽しんでいます!


 そして、リワードやサポーター制度で、書き手には、書き続けてもらうための(ご褒美)システムを作っています。


 * * *


 突然ですが、プロとアマの違いって、何だと思いますか?

 私は、『お金』だと思っています。

 お金をもらったら、プロ。学歴も資格も関係ありません。


 小説投稿サイトは、無料で使えるけれど、企業がビジネスで作っている以上は、どこかにお金を払ってもらう仕組みがあります。


 カクヨムでは、ネクストが始まりました。

 ネクストは読書サブスクリプションシステムです。


 カクヨムの小説が有料になるには、書籍になるか、ネクスト作品になるか。


 では、売れる作品、って、どんなものなのでしょう……?


 カクヨムには、本当にたくさんの『いい作品』があります。

 でも、それらの『いい作品』が書籍化しているとは限らない。


 では、『読まれる作品』はどうでしょう?

 WEB上で『読まれる作品』は、書籍になっても、同じように読まれるでしょうか?



 自分の作品を発表したい。読んでもらいたい。

 そんな想いもあれば、


 どんどん読まれて、ランキング上位に入りたい。

 コンテストで入賞して、書籍化を目指したい。

 そんな想いもあるでしょう。


 小説がサブスクになって、紙の書籍だけではなくなって。

 どこで『プロ』『アマ』という境も曖昧になっている。


 ランキングで競うことで、生まれる切磋琢磨も、確かにある。

 これから、紙の『本』がどうなるのかも、わかりません。


 たくさんの、疑問が浮かんでくるのです。


 ここで書ける答えを私は持っていません。

 今言えるのは、結局は自分達に戻ってくるだろう、ということ。

 私達1人1人に。


 小説投稿サイトで書いている人、1人1人、私達の中から、新しいトレンドが生まれ、新しいヒット作品が生まれ、まだわからない未来の『何か』が生まれる。


 時には、自分が使っているプラットフォームについて考えて、自分の目標や、使い方、自分のスタンスを考えるのは、きっと作品作りに役立つと思ったのでした。

 そして悩んで、いい作品作りに活かされる。


 少なくとも、魅力的な作品が多く生まれることで、良い循環が生まれるのは確かです。


 お互い、頑張りましょうね♡




 ☆☆☆ここまで読んでくださって、ありがとうございました!☆☆☆

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る