4月7日 笑う目薬

 みなさま、こんばんは。

 生きています、宮草です。


「う~ん、最近、目がしばしばするよ……。疲れてるのかな……。花粉かな……」


 というわけで、目薬を買ってきました。さっそく点眼してみましょう。


 目薬なんて、使うの久し振りです。私、座ったままだとさせないので、仰向けに寝転がってさします。


 まずは、右目を……。


「あっ……? えっ……? うぉ……?」


 忘れてた! 私、目薬さすの超下手だったんだ!?


 子どもの頃は、目薬苦手だったんですよ。とにかく目になにかが入るのが、すごく嫌だった。幸い、目の病気にかかることもほとんどなく、目薬もあんまり使わずに過ごしてきました。


 で、久し振りに目薬をさそうとすると、全然できない。


 目、開けなきゃ。あっ、目の前に目薬の先端が。怖い。目、つぶる。でも開けなきゃ。目薬さすよ。あっ、手に力を入れたら、液が落ちてくる。怖い。目、つぶる。なんか変なところに落ちた。


 目薬、一人で上手くさせないんですよね……。結局、目を閉じたまま、まぶたの縁に液を垂らして、まばたきしながら目に染みこませるって方法になっちゃいます。汚れなんかが入るから、あんまり良くないっていいますけどね。


 そして、低刺激の目薬を選んだのですが、やっぱり目になにかが入るのは昔から苦手で……。


「フフフ、フハハハハ……!」


 身もだえる代わりに笑っていました。なぜオレは目薬ごときにこんな苦戦を強いられているのか。笑う成分でも入っているのだろうか(いません)。


 次は、左目を……ポチャン。


「ヘヘヘ、ウヘヘヘヘ……!」


「さっきからなに笑っているのよ。気持ち悪い」


 隣の部屋にいた家の者に怒られました。笑わなければやってられないのです。


 みなさん、目薬を上手くさせる方法がありましたら、教えてください。






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