3月31日 大事な話

 みなさま、こんばんは。

 生きています、宮草です。


 もう3月も終わりですね。ここまで読んでくださったみなさま、ありがとうございます。


 そろそろみなさんに、をしなければいけないですね。


 「この日記、被災と関係なくない?」問題です……!


 1月1日に震災があってから、3ヶ月が経ちました。ライフラインが回復し、我が家も幸いに住むことができるので、ずいぶん落ち着きましたね。まぁ、壊れたところは、壊れたままだけどね。町並みもそんなに変わってないけどね。


 というわけで、3月辺りから、わりとただの日記になりつつあります。「焚き火したーイェーイ!」、「動物撮ったーイェーイ!」、「死骸見つけたーイェーイ!」。ただの宮草の日記ですね。


 ……なんか、えっ、みんな、大丈夫? 前から宮草を知っている人なら理解しているかもしれないけど、他の人、大丈夫? タイトルにつられてやってきた人とか、本当に大丈夫??


「能登半島地震で被災した方のリアルなエッセイか。きっと震災を経験したからこそ書けるものがあるのだろう。現場の声を読んで、自分もなにか応援できることを探したいものだ」


 ――「イェーイ」3月まで読んで「イェーイ」――


「俺はいったい何を読まされているんだ……?」


 こうなってません?


 なんか、いただいたレビューを見返すと、みなさん真面目に書いてくださって、申し訳ないなって思うようになりました。だいたいのレビューが1月頃に投稿されたものなので。あの頃は、ちゃんと被災日記していたので。


 でも、そろそろタイトル詐欺になってきたかなーって思うんですよね。タイトル変えたほうがいいかなーって。たまに地震のことも話すので、どうしようかなーって。


「この作品は、震災によって人生を狂わされた一人の人間の一年を描く、ノンフィクションドキュメンタリー、である」


 いちおうそういうコンセプトはあるんですよ。結局ただの日記なんですけどね。


 というわけでみなさん、どうか無理はなさらずに。「思ってたんと違う」ってなってきたら、別れ時ですね。ただの日記は、読まれても読まれなくても書いていくので、どうかお気になさらずに。


 もう読まないからフォロー外しても良いですし、暇な日だけ読むとか、気になったエピソードだけ読むとかでもOKですので。あと私、コメント以外の通知は切っているので。応援もフォローも気づかないので、お気になさらず。


 ……とまぁ、丁重に注意喚起をして、読むな読むなアピールをして、ちょっと気持ちをスッキリさせたかったです。


 まぁ、これで、被災者とか被災地とか関係なく、が書けるというわけですね?


「被災前は、小説とバードウォッチングが趣味のおとなしい子だったのに、震災があってから、盗撮トレイルカメラ窃盗松ぼっくり拾い放火焚き火と、悪の道へ突き進んでしまって……」


 『震災によって人生を狂わされた一人の人間の一年を描く、ノンフィクションドキュメンタリー』。4月からも楽しめる方は、ぜひ、お楽しみに!

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