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現代魔法一覧

目次

【第一項：現代魔法】

～以下、現代魔法一覧～

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【第一項：現代魔法】

概要：一般的にトポスの文明混迷期に勃発した聖戦の中で発展した魔法。戦術の多様化により、古代魔法のような長い詠唱文と高い威力の魔法ではなく、短い詠唱文と十分な殺傷能力を持つ魔法が発展した。

しかし、魔獣やキメラとの戦闘や、戦術によっては長文詠唱と高威力魔法にも高い需要があった為、古代魔法の長文詠唱・高威力の流れを汲む高位魔法と、対人戦闘に長けた殺傷性のある短文詠唱魔法の低位魔法に分かれた。

～低位魔法～

【三得の魔法（アコルプス）】

詠唱文：『契約せよ、私は汝の英名を唱える——ダンダリア、どうか勝利の恩寵を——【三得の魔法（アコルプス）】』

【七条の雷火（セプトフヴル）】

詠唱文：『地這う七つの厳（いか）つ霊（れい）——【七条の雷火（セプトフヴル）】』

【禍つ樹氷（ヒエラムス）】

詠唱文：『日へ伸びる蒼氷の枝——【禍つ樹氷（ヒエラムス）】』

【霏々の雀（グラッセル）】

詠唱文：『喚き散らす曇天の氷翼（ひょうよく）——【霏々の雀（グラッセル）】』

～高位魔法～

【最南に至る大寒の夜（アグナス・インヴェルノ）】

詠唱文：『吹き荒べ、散り落ちよ、不香（ふきょう）の華は常（とことわ）に潰えない。汝、氷々（ひひ）の王冠を戴く黒血（こっけつ）の氷継（ひつ）ぎ、北邦（ほっぽう）より来たる厳冬の魔王。最悪を謳う其の名より、墓碑の細氷を打ち砕け——【最南に至る大寒の夜（アグナス・インヴェルノ）】』

【火を拝む二元の戦王（アグニス・アータラーナ）】

詠唱文：『相克せよ、火を拝み廻れ、我が前に悪は栄えない。汝、三つ首の大悪を討つ聖火の落とし子、世へと普遍たる人理の祖。二元を分かつ権能を以ち、蛇の内腹で燃え盛れ——【火を拝む二元の戦王（アグニス・アータラーナ）】』

【来たる底の無い虚より（アグヌス・ロッドヴァーノン）】

詠唱文：『深淵の怪物、深淵を覗く目、狂気はその手を離さない。汝、是非で惑う狭間の論者、境界を踏みつける神光の殺し手。怪物を討つ哲人の口は、正統の御手にて塞がれる——【来たる底の無い虚より（アグヌス・ロッドヴァーノン）】』

【一滴の涙と一国の滅び（アグネス・カーメイラ）】

詠唱文：『満ちよ泥血、落ちよ災禍の一滴、涙は繁栄を許さない。汝、魔なる獣の悲痛なる叫び、無常なる激情、一国を嘲る赤い声。其の名は勝利、其の名は勇敢、蛮勇と恐怖を履き違える者……全ての勇者は、あれに挑み尽き果てよ——【一滴の涙と一国の滅び（アグネス・カーメイラ）】』

【人界を荒ぶ退廃の風（アグノス・ドートモリア）】

詠唱文：『第四の騎士、死を運ぶ青褪めた馬、去りし嘶きの後に青は無い。汝、色の無い魂を愛する者、病魔と野獣を運ぶ退廃の風。いざ左手を振るえ、子羊の使者……刈られた首数こそ救いの標——【人界を荒ぶ退廃の風（アグノス・ドートモリア）】』

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※以下のURLが本編になります。

https://kakuyomu.jp/works/16817330665644936498