2024.2.23 抜粋 2019.2.23の日記から

2/23 夜 日記

 英文のリピーティングやリテンションをしたり、毎日適当に回し蹴りをしていたら勘が少し戻ったのを感じる。突くにも蹴るにも「最早思考は不要」をとっくに通り越していたのを、手探りで引っ張り上げてきたような要領だが、そうすると思考…脳の領域で処理するものが多いとリソースをそれだけ割くことになる。神経レベルにまで「引き上げ」直したから言えるが、神経レベルにまで「落とし込む」のが必要だという考えに至った。「わかる」と言う際、入口と言える段階の「分かる事が出来る」で満足しているが、もっと高次元の「わざわざ分かるまでもない程に深く分かっている」領域に達しなければならないのではないか。入口は単なる確認にすぎない。よく言う「人に教えられるようになって一人前」も似た解釈だろう。理を取り込んで実とし、その実を理に再還元するというのは、その先に相手(もしくは見つめ直す対象に据えた己)が居て、その者に「理から実への落とし込み」をさせる、いわば「再演」をしなければならないのだからより難しい。確認、学習、理解、実践、実用化、自在化、再演と、細分化すればキリが無い次元の階層を見せるんだろう。再演の先は体系化だろうか。とにかく、脳に依存してるようじゃまだまだ、神経だ神経。

 そういえば、ふと思い出したが小学生向参考書に「自由自在」というものがある。殆ど世話にはならなかったが、実に良い教材の名前だ。実用性は知らんが。



***



 偶然にも昨日の日記で触れた「メタ認知」と同じようなことをちょ~ど5年前に書いておりました。そしてこれまた偶然にも、この内容と似たことが書いてある本を今読んでいたり……しかし過去の日記は兎も角昨日のことと今の読書については恐らく、その心当たりは順に手繰り寄せたるようで実のところ逆行。つまり、そういう内容の本を読んで、それに影響されて昨日の日記が生まれたのでしょう。昨日のは半分寝ながら書いてたので、顕在化した意識が無いと、直近受けた影響がよく反映されておる。尤もらしく受け売りを切り売りすることだけが特技です。

 良い本なのですが、読み手の知能が足りてないからすごく時間がかかってしまう。これは感想にも難産しそうです。身の丈合わず良書悪食。

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