第3話 子供には無限の可能性があるらしい(3)

「判決を言い渡す。被告、シン・ミューラは同級生四名に対して暴力を振るい、怪我を負わせた。これは由々しき反社会的行動であり、星間連盟の理念である融和から著しく逸脱した蛮行である。被告は連盟市民として不適格であり、自治政府法廷はシン・ミューラが成人までの養育を受ける資格無しと判断する。ついては本日までの養育費の即時返却を命じるものであり、返却能力無き場合は、未開拓地域にて資源採掘による物納での償却を命ずる。なお人道に基づき、最低限の生存を保証する設備は貸与するものとするが、償却完了時にリース料金の支払いと買取りの何れかを選ぶように。被告人に不服は?無いようですね。では閉廷――」


 目の前のモニターがブラックアウトする。シンは椅子に拘束され、猿ぐつわを噛まされていた。これでは不服もへったくそも無い。

 暴力的な志向を抑制されているテラ人の小作人の間で起こった暴行事件は、あり得ない椿事となった。自治政府は即日、拘束したシンの精神鑑定を行うと、知性化——星間連盟への隷属——が機能していない、との診断を下した。


 そこからはトントン拍子だ。精神鑑定からこっち、ずっと椅子に拘束されたままであり、鎮静剤をうたれて意識が朦朧としている間に長時間移動があったようだ。何処かの小部屋に椅子を固定され、眼前のモニターでオンライン裁判が行われ――テラ人居住区の自治政府裁判所で行われるのは簡易裁判なので弁護士はいない――終わるや否や、振動を感じた。ご丁寧に、時限性だったのか猿ぐつわが外れて床に落ちた。

 ぞんざい過ぎる扱いに悪い予感が過ぎる。


「おいおいおい、まさか現地直行なのか?」


 独白であるが、これに思いもかけない反応が背後からあった。


「はい、そうで御座いますよ。当機は現在、テラ標準単位で地上8000mを音速の2倍で飛行中です」


 それは物心ついた時からずっと聞いていた電子音声だった。


「タマさんッ?!」


 シンが首を巡らせると椅子の後ろに見慣れた球体が、見慣れない背負子のような器材の上部に接続され、待機しているのが見えた。


「マスター、どうして我慢できなかったのですか……」


 タマさんはミミズのような多目的アームの先端からナイフを伸ばし、シンを椅子に拘束していたバンドを切断する。


「もう少し我慢して卒業すれば、私が十年計画で養育費の返却と土地の購入を行って、マスターを独立農家にしてあげられましたのに」 


 シンは手首を回して拘束の解かれたのを確かめつつ、戸惑った声でタマさんに問うた。


「何か……タマさん、饒舌になってない?」


「ええ、えぇ、私、養護教導のみならず、債務管理及び未開地域調査用に機能を拡張されまして、記憶容量内の自由裁量領域も増えました。つまり、より強固な個性を獲得いたしまして。これで債務者となったマスターのお世話も全力で行えます。改めまして、よろしくお願いいたしますね」


「あ、あぁ、よろしく……」


 いきなり口数の増えたタマさんに、シンは少々戸惑っていた。が、タマさんも別件で戸惑っているようで、多目的アームで彼を指すや、


「それよりも、マスター、どうして昨日の朝から突然、星間連盟市民の登録から外れているのですか?というか、独立テラ人系の管理者権限なんて保有している事になってますよ」


 権限と言われてピンとくる。農作業中に気付いた、携帯端末のアクセス権限がおかしくなっていた事。それに精神鑑定で判った、星間連盟への隷属が無効になっていた事。どちらも並行世界の自分に触れた事で――乱暴な説ではあるが――起こった変化ではないだろうか。


 と言っても包み隠さず話したら、今でさえ社会不適合者としてコミュニティから追い出されているのであるから、どんな不利益を被るか判ったものではない。

 むしろ今のような状況になってみて初めて、星間連盟の悪辣な嵌め込みで自由意志を奪われていると認識できたのだ。


 これでは幼い頃から世話してくれたタマさんだって、星間連盟のネットワークにつながっている以上、全面的に信用してはならないのかも。

 なので、今は適当な辺りではぐらかすと決めた。


「……俺、星間連盟への隷属が機能してないらしい」


「診断結果は見ましたよ。というか、隷属とか言っちゃってる辺りで、確かにまったく機能してませんね。普通は隷属とすら感じませんもの。もしかしてマスター、星間連盟から監視されてたり……いえ、行き先を考えると、そんな事も有り得ませんかぁ……」


「……え?」


「資源採取先は南方大陸です。本格的な惑星移住が始まって100年、社会制度の安定化で手一杯で、大した調査団も派遣されていない、実質の放棄地です。おめでとうございます、マスター、難易度ハードですよ。私のプランニングで悠々自適の農家生活から、血沸き肉躍るサバイバル生活にモード変更です。よっ、男子の本懐」


「え?……え?」


 機能拡張したタマさんが自由裁量領域を何に割り振りったのかは知らないが、これまでの10年でも無いくらい一気に捲し立てられて、シンは目を白黒させた。 


「しかしマスター、これは僥倖でもあります。十年分の債務さえ償却できれば、星間連盟の支配を逸脱しているマスターは、晴れて自由の身になれます」


「……この星から出られないのに、自由もないだろ」


「そこはそれ、ピンチをチャンスにですよ」


 そう言ってタマさんは多目的アームをくねらせる。心なしか、ふんぞり返ってご高説を垂れてるようにも感じる。


「マスター、この資源採取プランがどういうものか、もうご理解いただけましたね?」


「お陰様でね。社会不適合者の隔離でしょ。長期の孤立で反省を促すとか、さ」


「残念、処刑です」


 いきなり身に降りかかる強烈なワードに、シンは目を剥く。


「判決内容と違うじゃないかっ!?」


「テラ人自治政府と言えば聞こえは良いですが、要は農民奴隷の寄せ集めです。自分たち以外の要素は、強硬に排除する事で成り立っているんですよ。現在移動中の南大陸も、送り出された後は無関心でしょう。何しろ私のデータベース、同様の償却プランが完遂された記録はありませんので」


「何だって?!」

 シンは椅子の上で身を強張らせる。

「それじゃまるで、タマさんは死亡確認の為に送られてるみたいじゃ……」


「本来なら、そうなんでしょう。ところで私、連盟の市民登録から外れた債務持ち流民であるマスター所有の、養護教導型機械知性なんですよね。これで養護対象の死亡確認なんてしたら、能力不適格の烙印を押され、パーソナルが消去されて、新しい養護対象にあてがわれるのがオチです。そういうの、まっぴらゴメンですので。そこでさっきのピンチをチャンスに、なんですけど……」


 その言葉を発声するとき、タマさんは顔もないのに、悪い顔をしているように見えた。


「一発逆転、狙っちゃいませんか?」


~ ~ ~ ~


 その飛行機が太った鳥のような印象なのは、腹の部分にコンテナを抱えているからだ。両翼の中ほどには四角いエンジンブロックがあり、これが直接動いて、上昇と下降をスムーズに行っているらしい。現在は後方の噴射口が上を向いており、機は高度を下げているところであった。


 と、腹のコンテナが後方の壁が倒れる形で開いた。壁の内側にはレールが敷かれており、そこを積み荷が疾走して宙に放り出される。

 壁は再び立ち上がってコンテナに蓋をし、太った鳥のような飛行機は何事もなかったように高度を上げてゆく。


 逆にコンテナの中身は急速に落ちていった。

 それは多面体のようだ。面の形状はそれぞれ五角形だった。組んでゆけばちょうど綺麗な十二面体になるだろう。と言っても、そのまま地上まで落ちてゴロゴロと転がる類のモノではないようで、すぐにロープを伸ばしてパラシュートが開いた。がくんと落下速度が下がる。


 十二面体はロープの長さを調節し、パラシュートの角度を変えながら、風を掴んで制御した落下に入る。

 既に眼下は一面の緑色。ジャングルのようだ。

 十二面体はパラシュートの角度を大きく変え、ゆっくりとカーブを描き出す。どうやらジャングルを回避して、落下地点を変更するつもりらしい。


 その時、何かが密集する梢や葉を吹き飛ばし、ジャングルの中から飛び上がった。速い。それが何なのか、なんとなく細長いシルエットの飛翔体であるとしか解らない。

 それは過たずパラシュートに飛び込んで、緻密に織り込まれた特殊繊維の帆布を、運動エネルギーでもって容易く引き裂いた。

 緩やかな落下が再開した。


~ ~ ~ ~


 突然の落下再開。それからタマさんに任せた軟着陸を経て、貸与品の居住シェルは南大陸に到着した。しかし着陸の衝撃でシンは床に投げ出されたうえ、室内は警告灯で真っ赤。これには焦る。


「な、何なんだ、さっきの?!」


「攻撃でしたね。運よく直撃は免れましたけど」


 タマさんはオンライン裁判に使われたモニターのコンソールに取り付き、居住シェル全体の制御を行っている。


「これまでに資源採取による物納満了が無かったの、もしかしてアレが理由かも知れませんね」


「全部撃ち落されてた、って?まさか追撃もある?!」


 シンは慌てて立ち上がる。モニターに詰め寄ると、先程の攻撃の諸元が可視化されていた。ジャングルの中から狙い撃ったと思わせる、斜め上に伸びた射線の図だ。


「これ、何処から撃たれてるんだ?距離は……」


「落ち着いてください、マスター。被弾してからも風に流されてますから、かなり距離がとれてますよ。居住シェルの外部に視覚デバイスが無い現状、何が起こったのか把握するのは不可能です。今は出来る事を優先しましょう。モニター前に刺さっているの携帯端末PDAにリストを送ってますので、野外活動をお願いします。ささっ、星の海へと一発逆転、その第一歩ですよ」


 さすが機械知性、判断が早い。シンはつい流されるままに、いつもの野良仕事と同じ要領で携帯端末を手に取り、気が付けば部屋の外へ出ていた。

 居住シェルの赤色灯から一歩出ると、いつもより眩い太陽が待っていた。農場の草いきれより遥かに強い青臭さがした。

 そこは背の高い樹木がまばらに生えた林、あるいはブッシュの中だ。少し遠くを見ると、もっと緑の濃い木々が密集しているので、あちらがジャングルなのだろう。


 居住シェルは被弾した後も何とか風を受け続け、運よくジャングルの周縁までは滑空できたようだ。

 では、あっちのジャングルの奥に武装した何者かが潜み、攻め寄せてくるのか。いや、そんな事はあるまい。ここは入植者が未だに居付かない南大陸。なら、さっきのは何だったのか。


 思考の堂々巡りになったところで、携帯端末がアラーム音をあげ、シンの精神を現実に引き戻す。彼に仕事に集中するように、タマさんが仕込んでいたらしい。


「タマさん、すごくアグレッシヴになったな……」


 しみじみと漏らす。

 なんでも一発逆転をプロデュースし、シンと宇宙へ脱出する計画を練っているらしい。

 そんな志向は単能の仕事に対応した、ごく普通の機械知性は持たない筈なのだが。もしかしたら、タマさん自身が言っていた、擁護教導に債務管理・環境調査など多機能化したことにより、何らかのシナジーが発生しているのかも知れない。


「……それもこれも不確定だよなぁ」


 不確かな現実にただ悩むのを止め、シンはPDAで作業を確認する。まずはパラシュートを回収、その後に居住シェル内に戻って来るよう指示されていた。


「これ、かぁ……」


 シンは草地に立った十二面体を見上げる。ロープは接続から外れて地面に横たわっていたが、その先に繋がっている破れたパラシュートは、高い所の梢に引っ掛かって垂れ下がっていた。

 どうにも手は届きそうにない。


 パラシュートには貴重な特殊素材が使用されているので、回収して再利用するのだろう。となると、出来ませんでした、では済まされない。

 携帯端末に利用可能なドローンとか表示されてないだろうかと、画面に触れて調べてみると、作業者の標準装備として多用途工具マルチツールの使用が推奨されていた。

 居住シェル内にあるだろうか。シンは早々とUターンするハメになった。

 が、あのまま室内にいても、ああだこうだと埒が明かなかったろうから、これは気分転換になった。タマさんが気を回したのだろう。


 居住シェルの十二面体の前に立つと、その中の一面が左右に開いた。

 内部の赤色灯は既に消え、ほの白い照明に戻っている。以前の集合住宅とさして変わらない四畳半の狭さだ。シンが外に出ている間に、収納されていた壁面から出したのか、ベッドと作業机の二つの張り出しが出来ていた。

 正面の最奥には大型の壁面モニターがあり、タマさんがコンソールに接続して居住環境を整える作業を続けている。


「タマさん、パラシュートなんだけど、木に引っ掛かって手が届かないや。端末にはマルチツールを使え、だって。もしくは俺が使えるドローンって、ある?」


「ドローンは着陸前に全機射出して、逐次、ここに戻りながら情報収集させてます」


 タマさんが答えると、モニターの端にジャングルの中を映した小窓が幾つも立ち上がる。いつの間に手配していたのか、手際の良さにシンは舌を巻いた。


「で、ジャングルには何かあった?」


「今のところは大型捕食動物の痕跡だけ。気になるものが見つかったら、定点観測に切り替えます。それでマルチツールでしたね――」


 タマさんが多目的アームで指さすと、作業机の上の壁が競り上がる。


「おぉっ」


 子供好きするギミックに、シンのテンションも思わず上がる。

 壁の中に嵌め込まれていたのは、ドリルビットを外した電動ドリルのような工具だった。手に取って握把を持つと、シンの体内の極少機械群マイクロマシンがマルチツールと同期を取り、脳内に使用方法が流れてくる。


「えーと、機能は……万能レーザー掘削、熱切断、多機能スキャニング、レーザー通信、プラズマ・スキッャター……最後の、武器じゃないか!?」


 シンがまじまじと電動ドリルのドリル抜きのような工具を見直していると、タマさんがあっけらかんと言った。


「はい。未開地域の原生動物だろうが、宇宙作業中のデブリだろうが、自分の身を護るのは自分、というのが世の習いです。もっとも思考制御された農民奴隷じゃ、トリガーを引くという思考パターンには発展しないんですけどね。マスターがトリガー対応の機能を認識しているようで何よりです」


「うへぇ……」


 シンはまたもや、身一つで放り出される可能性が高かった事に身震いする。


「というわけで、ご武運を~」


 タマさんは呑気にハンカチを振って見送ったが、曲がりなりにも武器であり、シンはやや顔を強ばらせた。

 屋外はいよいよ温度が上がってきた。木々の上で太陽が無遠慮に輝いて見える。

 シンは木陰に逃げ込み、マルチツールの側面にあるトグルを回して、熱切断モードを選ぶ。握把に指を掛けると脳内のマイクロマシンが同期を取り、視界の中に稼働時間と簡単なターゲットサイトが現れた。強化現実――AR《Augmented Reality》――というやつだ。


 専用のバイザーとか、高度な電脳化を行えば、もっと精密な作業も行えるようになり、作業域全体の工程を視覚的に捉える事が可能になるが、そういうのはもう専門家の世界だ。

 シンは未だ、何者でもない子供だった。


 両手でグリップを押さえ、目標へ向けてトリガーを軽く引くと、工具からレーザーが照射されて、パラシュートが引っ掛かった梢が赤く照らされた。

 さらに深くトリガーを引く。

 赤い光が一点に収束し、工業レーザークラスの高温が梢を焼き切った。そして思っていたよりも太い枝と、居住シェルを滑空させていた大きな帆布が、音をさせて落ちた。


 パラシュートは無残に引き裂かれていた。焦げや融解を認められないので、単純な運動エネルギーで傷付いたようだ。

 居住シェルがすぐに落下しなかったのも、タマさんがリアルタイムで微細な調整を繰り返してくれたからだろう。逆に言えば養護教導型機械知性のようなサポートのない一般的なテラ人が、同様に送り込まれ、パラシュートが傷付いたなら、空気抵抗を調整する間もなく落下していたのかも知れない。


 シンは薄氷を踏むような危険を越えてきた事に気付き、重い溜息をついてから、パラシュートをまとめ始める。完全に折り畳むのは無理な大きさなので、引っ張って、折って、くるんで、何とか一抱えにする頃には、すっかりと大汗をかいていた。


「た、ただいまー……」


 居住シェルに戻ると一転、空調が利いている。既に日当たりの良い箇所の外壁がソーラーパネルとして稼働し、電気の生産が始まっていた。

 さらにタマさんの背後のモニターには、居住シェルの下面からボーリングロッドが下りている図が表示されている。採水用の井戸を掘りつつ、くり抜いた土壌資料を分析し、地下に含まれる物質を探っていた。


 着々と住環境を整えつつあったが、それもこれもタマさんがいればこそだった。作業内容の違いはあれど、やはり人工にんくが二人と言うのは大きい。


「パラシュート、回収できたよ」


「ありがとうございます。それでは精製機にかけて、資源に分解しちゃってください」


 タマさんに分解と言われると、せっかくここまで持って来たのに、と残念にも思ってしまうが、再利用にはそれしか手立てがない。

 未開の土地では限られた資源をリサイクルして使いまわすことになる。それは宇宙でも同様だ。精製機はそのための機材の一つだった。

 壁に半分ほど埋没したドラム式の洗濯機のような外観で、シンはパラシュートをどうにかこうにか洗濯槽の中に押し込み、蓋をしてスイッチを入れる。


 洗濯機ほどではないが精製機が微かに振動をはじめ、蓋の上部にテラ標準単位で2時間と表示された。中の物質が分解され、主な原料に分けられて出てくるまでの時間だ。

 ちなみに微量な含有物や、成分が変質や劣化したのは、まとめてゴミとして排出される。


「2時間……結構かかりますね」

 タマさんはバックグラウンドの作業進捗と照らし合わせながら漏らした。

「ではマスターには晩ご飯用の有機物の採取をお願いしますか」


 そう言うと、背後のモニターに帰還中のドローンの映像だろう、様々な植物が表示された。豊かとは言えない不揃いな穂の穀物、小さな青い果実、豆になり切っていないサヤがなった蔦。


「すべて作物化されていない、原種となる可能性のある植物です。マルチツールに情報を送りましたので、スキャンして合致したもの採取してください。ま、全て標準配食パックに合成される訳ですけど」


「……了解」


 配食パックと聞いて露骨にやる気を削がれつつ、シンはまた野外活動に出るのだった。

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