第5話 違法労働ぶっちぎり会社

これも大学の頃に見た夢です。



◇◆◇◆◇◆



私はとある工場で働いてました。

そこはどうやらプラスチック製品を作る会社のようで、複数のベルトコンベアを挟んで何人もの男女が作業台に立っていました。

よく見ると黄色いペットボトルの様なものが作業台の穴からニューンと出てきて、それをベルトコンベアに乗せるといったレーン作業でした。

私はそれをパイプ椅子に座ってみているという感じでした。

試しに私の役職を見てみると…


$¥¥+#”♡(←全く読めない字)主任


俺…主任なの…?

てか穴からニューンと出てくるペットボトルみたいな物をコンベアに乗せるだけに主任なんかいるの?w

と思ったら奥の方でバリバリバリバリ!!!!と何かを砕く音が聞こえてきました。

不審に思ってそこをみたら…


コンベアで運ばれてきたペットボトル達が見事に粉砕機によって粉砕されてますw


いやいやいや、出荷しないんかいwwww


この会社潰れない!?と思いましたが壁には【10年連続ホワイト企業認定証】の文字が。

恐らく、自社製品をその場で砕いて、その砕いたペレット(プラスチックを砕いたチップのようなもの)を再融解して再びペットボトルの形に成形するという作業のようです。

自社で作ってそれを自社で砕く会社のどこがホワイトなんだと思う始末。


少し経ってパイプ椅子に腰掛けてましたが突如”ジリリリリリリリ!!!!”とうるさい音が聞こえてきました。

それを聞いた従業員達がその場を後にして後ろにあったドアの向こうへと消えていき、すぐに戻ってきました。

恐らく休憩なのでしょう。

ですが1人モタモタしていたせいか、遅れてしまい、見事に置いてかれるハメに…

それでもその子はめげずに再びレーンへと戻り、仕事を再開します。

…まぁその子も仕事を頑張るのはいいんですけど…


容姿、身長共に小学生なのですが…?


おいここの会社、幼児に何やらせとんじゃ。

バリバリ違法労働させてんじゃねぇか。

ここの担当責任者誰だよ。

…あ、俺でしたw

ですがその子の勤務状況を周りと見比べたのですが…


作業が異様に早いw


その前にいるおじさんの速度は2秒に1つのペットボトルをベルトコンベアに置くのに対し、その子は1秒に1つのペットボトルを置いているという…


え、この子熟練者なの?


中にはペットボトルに傷があったが廃棄しなきゃいけない程の程度なのかが分からないのか、その子に聞きに来ている人もいる始末…w

その子はコクンと頷くとその人は元の位置に戻り、作業に戻ります。

その子もその子で作業を再開します。

いや傷あるなし関係無く全部砕かれるんだけどなぁ…と思いながらその様子を見てました。

そこで目が覚め大学に行く中、電車内で私はスマホで「8歳 労働」と調べました。

当然15歳未満の児童は労働は禁止されてましたw




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それにしても本当によく分からない夢を見る…

またお越し下さいm(_ _)m

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