第6話 人がいるところに勿論いる
学校、病院、体育館、図書館、映画館、その他にも人がたくさんいるところには
もれなく幽霊もいる。実体験だが。
危害を加えようとしてくる幽霊もいれば
その場所にいるのが楽しいのかこちらの存在を気にしない幽霊もいる。
性格なのだなと思ってしまうのはそれ。
だが、一番困るのは
人が大勢集まる所で幽霊も集まるとなると
話し声が多数聞こえて脳がキャパオーバーになる。
これは小学校高学年で分かったことなのだが
両親が人の多い場所に連れて行くと20分も足らずに
「気持ち悪い、帰りたい。」
と半べそかいていたとか。
決まって母が人の少ない場所(休憩所とか)に連れて行ってくれて
「どうして気持ち悪いの?」
と聞かれた時に同じ答えを言っていたとか。
「人の話し声と幽霊の話し声が混ざるの!人の話に幽霊が勝手に入ったり、意味分からない発狂とかしていたり…、そんなの聞いてたら気持ち悪くなるよ。」
とのことだ。
じゃあ、テーマパークはどうかと聞かれたこともある。
勿論幽霊もいるが、最初にあげた場所ほど危害加える幽霊が少ないので
こまめに休憩すれば楽しめはする。
今でも人が大勢集まるところには緊張する。
1人のときはイヤホンなどをして対策をすることも覚えた。
これはどうしようもないことなのかな、と諦めている。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます