第4話その頃の邪鬼と人ごっこの結末

side邪鬼

俺は邪鬼今オークと呼ばれる豚畜生と兄貴からの頼みで戦っている。

オークは見た目どおり遅いが図体の分威力は高い、1発でも当たれば邪鬼でなく幽鬼になってしまう。

とにかく逃げながら数で押すしかない。

「兄貴に頼まれたからにはやるしかないっす!」

オークはなりふり構わず槍を振り回しながら近づいてくる。

自身が持っているのは短刀1本

「無茶だけどやるしかないみたいっすね」

影移動で潜り一か八か最悪槍に当たってでも相手の足の健を切りにかかる。

「これでも食らうっす!」

【剣術】×【影移動】=【シャドウエッジ】

オークの足を切り裂きさらに槍までも切り裂いた。

「えっなんすかこれ俺こんな強よいんっすか?」

自身がやった現象に驚きを隠せない。

「そうだ兄貴探さないと」

そして工場内に向かって行く邪鬼であった



side大空 帝

あらすじ〜「さぁ人ごっこの始まりだ!」

現状はすごくまずい現在足焼かれて動けない、影移動で逃げようとも看破で見つかり鬼火をぶち込まれる。

正直詰んでいるどうしよう?

「逃げないのかい人間?楽しくないじゃないか」

「そうしたいところなんだが正直詰んでるんだよ」

「じゃあ丸焼きにしよう」

と言って両手に炎を灯した瞬間

【レベルが2に上がりました修羅スキル【一閃】を獲得、各ステータスが100上がります。及び各スキルのレベルが上がります】

「ナイスタイミング邪鬼!」

「どうしたんだい?いきなり叫んで。」

「勝利の女神が囁いたのさ俺いや、俺たちの勝ちだって!【一閃】」

「わかっているよ僕の【看破】でね!」

ジャンプでかわされる。

「ね?当たらないでしょ?」

「なぁ質問なんだがもしかしてその看破、一人にしか対象にできないんじゃないか?」

「え?なにこれ」

天邪鬼の腹から小刀が出ている。

「がふっっっ」

口から吐血する

「後ろがガラ空きっす」

「いや、まさか君が召喚師とはわからなかったよ、普通に剣術使ってたしでもよく見破ったね僕の看破の欠点を」

「いやただのまぐれ」

「ふふふ実に君は面白いねまさか覚醒したての人間に負けるなんてもっと君の不幸に染まる顔を見ていたかったよ」

「いやいや自分は今から始まるんですよ普通の人生が」

「ばかだねそんな訳もわからないジョブを授かって幸せになれるわけないじゃないか看破しよう君の人生は不幸と混沌に満たされるとじゃあね」

最悪の置きセリフを残し俺の初戦闘は終わった。

【ピーポーピーポー】

巡回のパトカーが周りを走っている。

「これやばいわ逃げないと」

「何がやばいんっすか」

「いいからとりあえずお前帰っとけまた呼び出すからお前がいるほうが危ない」

「そうなんっすか?了解っす」

邪鬼がカードになる帰ったらカードになるんかいそして逃げようとしたところ

【天邪鬼を討伐しましたレベルが3上昇します対象が格上のためエクストラボーナス看破をプレイヤーに鬼火はプレイヤーでは使用不可能ですので邪鬼に配布されます。加えてレベルアップに伴い体の再構築を行います24時間ほどスリーブモードへ移行します】

「おい!ちょっと待っっ!」

俺はこの一言も言えず意識を失った。

「ちょっと誰か来て!人が倒れてます!」

ぼんやりとそんな声を聞いた気がする。



5話へ続く!

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