18.ご主人様にはリンが居ないとダメなのです

 その後は音が凄かったから色んな職員がやって来て事情を説明してだけど、何故か猛獣使いがって言った瞬間皆んなが納得して帰るのはおかしいんだけどな、その後は部屋が使えないから部屋を移して話をすると言われて部屋を移ることになったけど、帰りたいのにな、そうだ魔石は大丈夫だったかな硬そうだけどリンの魔法で粉々になってないかな。


「でだ、どうしたら部屋が壊滅する事になるんだ」


「それは貴方がちゃんと職員の教育が出来てないから、突然剣で斬ってくる状態になって部屋が壊れるんですよ」


「いったいどうしたら剣で斬ることになる」


「簡単に言うと、持ってた魔石を売ろうと出したら、俺に攻撃が当たらないって話になって、大体の攻撃は防げると言ったら突然剣で斬りかかられました」


「間違いないのか」


「間違いありません、言ってことが本当か確かめる必要がありそうだったので確かめた次第ですこれも専属として担当の冒険者の力を知っておくべきと思ったからです」


「もっともらしい事言ってるけどご主人様を危険に晒したのは間違いないなのですよ」


「リン、落ち着いてねここまで壊したら後々どんな罰則がくるか分からないからさ」


 リンが暴走して魔法を使わない様にさせつつ話を進めないと帰れないな。


「ひとまず状況は分かった、こっちの方に原因があるいさみたいだし部屋の破壊の罰則は無しだ」


「そらなら、もう帰って良いですか」


「まて、救助した時の魔物の数とかをまだ聞いてない」


「数と言われても数えてないので具体的な数は分からないですよ、只かなりの数の群れでいた事くらいしか」


「そうか、普段は道にまで大量の魔物が来る事は滅多に無いんだがな、猛獣使いそれなりに実寮が有るのは分かったから道や町の周りの魔物の駆除や調査を依頼する事になるかもだから覚悟しておけよ」


「皆忘れてますけど本業は料理人ですからね忘れないで下さいね」


「もう良いですかね、いつまたリンが暴れて壊すんじゃないかと心配なので行っていいですか」


「あぁ構わない、ただし今後は定期的にギルドには来るように、忘れるなよ」


「はい、覚えてたらちゃんと来ますので」


「来なかったら罰則だからな」


「すみませんちゃんと来ます」


 怖いのでちゃんと来るようにはしようと思うけど、リンがまだ警戒してるので急いで出ようそうしないと別の問題が起きそうだ。


「おい、お前ら待てよこのギルドに来て調子にのってるらしいな俺が教育してやるよ」


「いや調子になんてのってないのでどいてください」


 どうしてトラブルが向から配達されてくるのかな、注文した覚えは無いのにね。


「ふざけた事言ってるじゃない、先輩の話くらい聞けよ」


「ほんとに今はつごうが悪いんですよ、今制御出来るのかもわからないのでやめてください」


「うるせーんだよ」

 そう言いながら殴ろうとしてるから、反応しっちゃてるよやめてこれ以上リンを刺激しないで。


「もう、遅いから見に来てみればまたですか、好きですね変な人に絡まれるの」


 そう言って笑いながら後ろから凄い一撃で意識奪ってるけど、何も後遺症残らないのかな。


「毎回見てるけどこの攻撃で後遺症残らないの」


「そこはスキル使いながら入れてるので衝撃は残りますけど怪我とか無いですよ、むしろ前より体の調子は良くなると思いますよ」


「ちゃんと考えてやってたんだね、ありがとね来てくれなかったら輪を抑えられてたか分からなかったよ」


 わけの分からない因縁をつけてきた奴は倒れて動かないし放置で良いかな。


「それじゃ、二人共行こうか」


「ご主人様、まだモヤモヤが残ってますよ」


「そう言ってもな相手は意識ないしな、それじゃ倒れてるそいつの髪の毛焼いておけばスッキリするでしょ、そしたら相手も今後関わろうとしないだろうからそれで済ましておいて」


「はいなのです」


 リンがしぶしぶといった感じで、髪の毛を根本から永久に生えてこないんじゃないかとおもうくらい徹底的に焼いてるけど、やばい事させたかもな、まァ相手が悪いから良いか。


「リン終わったか」


「はいなのです、満足しました」


 スッキリニコニコしてるからこれで問題無く帰れるな。


「何でこんなにも宴会してるみたいになってるのかな、待ってる間に」


 キャンピングカーのなかに入ってみれば色んな食べ物が置いてありそして散らかってて悲惨な状況になってるけどさどんな風に過ごしてたのかな。


「皆キャンピングカーから降りて車で教会まで戻れないから歩いて行くよ」


 教会に着いたらまたご飯の準備を頑張らないとな。


「あと、定期的に冒険者ギルドに行く事になってるからな、色々とやらないといけないことが増えたからな」


「またトラブル起こしにいくんですか」


「トラブルの予定は無いですから」


 ようやく心休まる教会が見えてきて安心するな。


「ご主人様教会が見えると何だか安心しますね」


 どうやらリンもおんなじ事を考えてたみたいだな。


「今日は、俺の勇者としての今日の勇姿を語ってやらないとな」


「あんたは、特に活躍してないでしょまた馬鹿にされるわよ」


 うん、勇者は相変わらずだ。


「リン着いたら食事の準備を手伝ってね」


「はいなのです、今日は気分が良いから頑張るなのですよ」


 ギルドでやるだけやってスッキリしてるみたいでテンションが高いみたいだな、


「失敗しないようによろしくね」


 教会に着いたら元気な子供達に迎えられ家族の一員に無ったみたいだ。


「今からきょうのご飯の準備するからご飯までげんきに遊んでてね」


「それじゃリン料理を始めようか、何だか今日は料理人らしくなかったから張り切って料理をしないとな」


「はいなのですよ、今ならどんな物でも作れそうです」


 底からは、リンがテンションが高くて暴走しかけてたから落ちつかせながら、料理を進めていき無事に完成したので最後にデザートの今日はフルーツの盛り合わせを作ってるけどフルーツを出す度にリンが味見と言って食べてるのでなかなか完成までいかないから大変だ。


「リンもう味見はしなくて良いでしょ、材料は無くならないけど時間が掛かると食事の時間までにまにあわないからさ」


「あと少しです、滅多にこんなにフルーツを食べる事なんて出来ないんですから」


「今度フルーツを沢山使ったケーキでも作るから今日はここまでにしておこう」


「約束ですよ忘れたりしたらご主人様とて容赦はしませんからね」


「分かってるよ」


 安易に約束しちゃったけど大丈夫だったかな、ひとまず忘れないようにだけはしておかないとな


「よし、今日のごはんも完成だな持って行こうかリン」


 みんなも慣れてきたので食事を配るのもスムーズに進むので苦労なく食餌が出来る準備型整ったので皆できょうも食事をたべていく。


「皆しっかり食べてあそこの勇者よりしっかりして有名になるんだぞ」


「ご主人様それはだめなのです目標が勇者なら簡単すぎてすぐに達成して終わりなのです、なので目標はご主人様よりにしないといけないなのです、良いですか皆さんご主人様より有名になる事を目標にしてくださいなのですよ」


「はい」


 皆でしっかりとした返事をしてくれてるけど勇者の時より反応が良いな、そんなに勇者簡単なのかここまで来ると逆に可哀想に思えてくるな。


「どうしたのですかご主人様微妙な表情してますが」


「何だか勇者が不憫だなって思ってさ」


「元からなのですよ、気にしなくて酔なのです」


 リンが断言したくらいで皆食餌が落ち着いたからデザートを出し始めたけど、リンがドンドン食べてたから考えてなかったけどフルーツ関係で違いとかあったかな問題なかな、まぁいまさらか。


「デザートもしっかり食べてね」


 よしよし、今日も一日無事に終るな。


「ご主人様ケーキを忘れずに作って下さいね」


 まだやる事残ってた、約束忘れてなかった作らなかったら命は無いんだろうな、大変だけど頑張るか。


「ご主人様いつ作るなのですか」


「この後作るから待っててよ」


「約束なのですよ」


 怖いのでコレから寝る前に作っておかないといけないから、いそいで作りに移動しよう。


「ご主人様どこに行くなのですか」


「約束のケーキを作りに行く」


「それならついていくなのです」


 そう言って文字通り引っ付いてきたのでしょうがないので連れて行く事にしたけど、目が見二人も居るしそっちの分も用意しておかないとな大変だ。


「リンすぐには完成しないからな時間かかるのは分かってるか」


「分かってるなのです」


 ようやくキッチンに来たので、今回はフルーツが溢れるフルーツタルトのケーキだな、りんは引っ付いてるけどフルーツを出したら自然と離れるだろうからこのまま進めていくか。


「ご主人様まだフルーツを乗せて欲しいなのです」


「コレでもけっこう乗ってるぞ」


「さっき食べたコレが美味しかったから乗せてください」


 引っ付いたまま、材料として出したフルーツを取っては食べているリンの要求が止まらないけど大かな。


「ご主人様完成はまだなのですか」


「まだ少しかかるぞ、それにリンはフルーツを沢山食べただろ」


「ケーキは別腹です」


「ほら、これで少し冷やしたら完成だ」


「ありがとうなのです」


「なにか二人だけで楽しそそうな事してるわね」


 そう言ってロゼッタとベルがやって来たけど二人分も作ってあるし問題は無い。


「リンちゃんが引っ付いてるのを見たら楽しそうだから引っ付かないとね」


 二人まで引っ付いてきて流石に身動きがしづらいな。


「いつの間にか姿が見えないから何処に行ったのかと思ったらココでイチャイチャしてたのか」


「やっぱり、爆発させるしか無いですね」


「まって、爆発させても結界が発動してダメージが無いから、ギルドで問題を起こして精神的にダメージを与えないと効果がないよ」


 やめて、恐ろしい考えをしないでギルドで問題を起こしたら精神的にも社会的にもダメージをうけかねから。


「二人共こっちに来て作ったケーキあげるから、恐ろしい考えは止めてね」


 二人は何とか渋々だがケーキで何とかなりそうだ。


「予備で作ってた一口サイズのフルーツタルトと大きいサイズが有るから好きな方を選んでね」


「結構種類と数が有りますね」


「それはリンの要求で増えてきたからね大変だったよ」


「デも私達は感謝ですよ、おかげでケーキ貰えますかね」


 どうやらケーキのおかげで精神攻撃をするのはなくなったみたいだな、良かったな。


「リンちゃんが羨ましいですよ、自分の気持ちに素直に行動ができてるのを見てしまうと」


「確かに食べ物を食べる事に関しての要求は素直に何でも言うよな」


「いや、それとはまた違うですけど」


「リン急にふくれてどうしたんだ、ケーキなら沢山あるのは知ってるだろ、それとも別のが良かったか」


「もう、ご主人様はいいのです」


「これはこれで大変そうだねリンちゃん」



「そうなのです、分かっててわざとやってるじゃないと思ったけど違ったなのです、だから二人はもっと素直に行動するなのです」


「リン何の話しをしてるの」


「ご主人様には関係ない話しなのです」


 リンたち三人で何だか盛り上がって話してて除け者にされたのは悲しいな、自分で作ったケーキでも食べておくか。


「ロゼッタお姉ちゃんベルお姉ちゃんリンが怒って除け者にされちゃった」


「あれは、羽太弥が悪いわね、だれが見てもそう言うわよ」


 とうとう二人にまで、自分が悪いと言われてしまった、味方は居なかったようだ寂しい世界だな。



 とうやら、色々と話しをしてたけど終わったみたいでリンが近くまでやってきた。


「やっぱりご主人様にはリンがいないとダメなのです」

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