2024.06.07(金)

2024.06.07(金)


 日が替るとすぐに彼女と一緒に青山さんの「ぼくらの国会」の最新動画〈【ぼくらの国会・第745回】ニュースの尻尾「政府の報告書拒絶 河野大臣の再エネ資料中国ロゴ」〉の回を視聴する。


 内容は、


〈「ニュースの尻尾」704回目は、河野大臣の再エネ・タスクフォースの資料に中国国営電力会社のロゴが入っていた問題に対する政府の調査報告書に対し、自由民主党の「経済産業部会」と「経済安全保障本部」が再調査を要請し、拒絶したことについて、令和6年6月4日に自由民主党本部で行われた「経済産業部会・経済安全保障本部 合同会議」の様子と共にお話ししております。〉


 というもの。私的な研究会の提言と行政組織の提言とを同列に扱うことのおかしさを指摘された。今回の河野大臣まわりの事案。海外の息のかかった内容をそのまま提出することがどれほどでたらめなのか、それも意識しないままに政治を司られると有権者としてはどう捉えていいのかわからなくなる。日本の国益を考えて政策立案する人こそが政治家として立ってほしい。


 青山さんのあと、Georgeさんの料理動画を視聴する。和食の〈親子丼〉回。掃除した鶏もも肉に塩と七味をかけて、10分寝かせてからソテー。両面焼き色を付けたあと、一口大にカット。タマネギを炒めてから、先にしょうゆを加え、あと追いで、みりんと酒、チキンコンソメを加える。鶏肉を戻し入れ、溶き卵は三回に分けて入れる。卵は完全には切らなくていい。

 かなり美味しそうだった。色も濃くてしっかり味がついているっぽいし。今度真似をして作ってみたいと思った。彼女も食べてみたいとのことなので、いつか振舞える日が来るといいなと。


 それから、〈筒井のちゃんねる〉さんの、〈31歳がそばを食べる〉動画を視聴する。駅ナカ、あるいは駅前の立ち食いそば屋さんとか、ときおり無性に入りたくなることがある。若かりし頃――東京に住んでいたときは、仕事終わりによく24時間営業の立ち食いそば屋さんで二百数十円のそばにかき揚げなど載せて食べるのを日課にしていたなと。

 懐かしい、また食べたい、となった。


 それから、彼女となにかの話の弾みで、ウルフルズの『暴れだす』が聴きたくなり、未視聴の彼女にYouTubeの公式動画を紹介して一緒に視聴した。ウルフルズの歌の中でもかなり好きな曲。彼女もいい音楽だねといってくれたのでよかった。聴きながら、今年のEurovisionのドイツ代表の曲で歌われていた心理に近いものを感じた。

「暴れだす」と「走り続ける」。


 それからはBGMにNatalie Imbrugliaの「Firebird」を流しながら、津野海太郎『読書と日本人』(岩波新書)を読む。

 戦国時代が終わり、江戸期を迎え、やがて幕末、明治と、人と本との関わりが語られる。慈円の『愚管抄』や蓮如上人の『御文(おふみ)』、そして二葉亭四迷『あひびき』などを引き合いに出しながら、その時代その時代に読み手がどのように変化していったかが示される。いわゆる〈かたい本〉を求める層と、〈やわらかい本〉を求める層、時代によって、何がかたくて何がやわらかいかその中身も異なる。識字率の問題から、社会のどういった層が読者のボリュームゾーンであったかなど、たくさんの魅力あふれる考証・考察が提出された。

 とにかくこの時間は「Ⅰ 日本人の読書少史」を読み終える。

 つぎの「Ⅱ 読書の黄金時代」は、二十世紀からのことが対象になる。こちらも楽しみだ。


 新書を読む中、聴いていたアルバムが終わったので、引き続き、Enyaの「Shepherd Moon」を聴取する。彼女もYouTubeで同じ音楽を視聴した。


 わたしが新書を読む間、彼女は星新一さんの『午後の恐竜』(新潮文庫)を読んでいた。一篇一篇異なる反応を見せてくれて、読書を楽しんでいるのがわかり、こちらも嬉しくなった。


 ときおり見ていたXのトレンドに、本日(6月7日)は、『ジョジョの奇妙な冒険』の作者である荒木飛呂彦さんの64歳の誕生日であることがあがっていた。荒木先生、いくつになられても見た目がほとんど変化されないのがすごい。トレンドに重ねて「不老不死」というワードがあったりして、ふだん〈ローダン・シリーズ〉で細胞活性装置保持者が数千年生きつづけている世界線を見ているから、そのイメージが重なって不思議な気分になった。


 その後、休憩に、〈エゾ鹿カルパス〉2個と、(常温/氷なし)ハイボールを一杯飲んでゆっくりする。

 彼女のおやつは〈ピュレグミ グレープ味〉。糖衣というか、ざらざらしたクエン酸がまぶされてるの、美味しいよねと思った。


 読書のやめどきがわからなくて、新書の「Ⅱ」の部に入る。

 

 その後、本式に朝ごはんにする。

 朝ごはんはカレーライスばかりではあれなので、今回はカレーうどんに切り替えた。(といってもやはりカレーであることは免れないのであった。)いつも食べている乾麺の讃岐うどんを規定時間茹で、作り置きのカレーは、だしと少し醤油を加えて伸ばし、カレーうどん用に仕立てる。ほかにきゅうりとサニーレタスのサラダを用意し、べったら漬けも添えた。

 彼女は菓子パンの〈ニューラウンディ〉。


 食後、買い物に備えて眠る。

 9時半、起床。10時買い物へ。


 二日連続の買い物。きょうはとにかく炭酸水を多めに購入した。ほかにお好み焼き用の豚バラ肉や、見切り品の缶チューハイをいくつか購入する。本絞りプレミアムの二種類が見切り価格になっていたのが謎だった。とりあえず500ml缶を2本ずつ購入した。


 そして文芸誌の発売日だったので、『新潮』と『群像』の7月号も購入する。また、おなじく恒例の新刊文庫コーナーのCheckで、カフカ『決定版カフカ短編集』(新潮文庫)と、塚本邦雄『連弾』(河出文庫)の二冊を購入した。


 帰宅後、お昼は総菜のネギ塩帆立のおつまみと、鰺の大葉フライを食す。

 アルコールを一緒に合わせ、休みのお昼を満喫する。

 彼女の方はカスタムピザと、きゅうりとかにかまのサラダ。


 食後、武田邦彦さんと須田慎一郎さんの〈虎ノ門ニュース〉金曜日の配信されてすぐの動画を視聴しながら、眠る。いつものようにあっという間に寝てしまって中身は何も頭に入っていなかった。(また聴き直さないと……)


 6時起床。(正確には6時15分くらい。実はちゃんと置ききれなかった。)

 その後、入浴。


 入浴後、『読書と日本人』のつづきを読む。

 二十世紀初期の読書は、「ひとりで読む」がポイントになり、ひいては大量生産される本を別々の場所で、「見知らぬ他人とともに読む」という同時代的な連帯感を抱くような構図になっていった。やがて本の中の知識は一部の人間の占有するものではなく、ひろく「民衆」に向けて開かれるものであるべきとされ、雑誌 ⇨ 円本 ⇨ 文庫 といった歴代の各種ヒット商品によって多くの人々がこれまでよりも手軽に、良い本を手にすることができるようになった。

 しかし時代が下がるにつれ、資本主義経済と合わせて、書肆のほうも利潤追求に向かうこととなり、大量生産・大量宣伝・大量販売へと向かい、やがて重厚長大な〈かたい本〉の読書から、軽薄短小な〈やわらかい本〉の読書へ流れが変わってゆく。また映画もあれば音楽もあり、テレビラジオといった娯楽に夢中になり、かつてに比べ、読書が持つ優位性は失われたように見受けられる。

〈おそ読み〉から〈早読み〉へ、そして〈早読み〉から〈多読〉へと読書人のスタイルが変遷してゆく時期を過ぎ、戦中、戦後しばらくは出版点数が激減して、蔵書は焼失したりもし、本を読みたくても読めない時期があった。

 占領が解けてしばらくして、出版業界は息を吹き返す。

 本はどんどん出されるが、売り上げは90年代後半に頭打ちになり、そこから減少傾向に入る。

 資本主義・利潤追求は行きつくところへ行きつき、21世紀には、短期間に爆発的に売れる本がいい本だ、ということになり、〈かたい本〉を長く書店の棚に置いて、ゆっくり時間をかけて売っていくというスタイルが通用しなくなってきた。

 電子書籍は過半数が漫画で占められ、活字本については、〈やわらかい本〉が主流となる。かつては〈かたい本〉がもてはやされ、〈やわらかい本〉が苦汁をなめていた。いまはそれが逆転した。

 しかし硬軟どちらもバランスよく配置され、読み手が自由に読む本を選択できるのが理想の形のように見える。いまは〈かたい本〉が受難のときである。これが今後、どうなっていくのか。

 著者はどれがよくてどれが悪いという言い方はしない。とにかく本は読まれなくなってきている。本を読む人間ができることは、なんなんだろうと思ってしまった。


 なにげなくブックオフで購入した新書だったけれど思いのほかしっかりした内容の本だった。じっくり読んだので読了までに結構な時間を費やした。でも読めてよかった。面白かった。


 読書後、二連休の二日目の夜として、彼女と二人、ゲームに興じることにする。昨日彼女と相談していたように、『MHWIB』の〈導きの地〉の、火山地帯レベルを上げていこうということになった。導きに入って、とにかく火山地帯のモンスターが現われたら順に狩っていくというスタイルで。


 1体目、ブラキディオス。通称〈パンチマン〉。装衣も着込みつつ、順当にHPを削ってゆく。しかしブラキ戦は、ちょこまか動き回っていると頻繁に粘菌が体にくっついてくる。結構厄介。振り払うには回避を4回が標準とか、うぇぇ、となりながら、連続回避で床をごろごろ転がる。なんとか弱らせて捕獲完了。

 2体目、リオレウス。ブラキのあとだとけっこうレウスさんはサンドバッグになってくれる。頭を攻撃してダウンしてもらってさらに頭を攻撃してというのも何度か有効だった。こちらも順当に捕獲。

 3体目、ティガレックス。攻撃がかなり痛い。彼女の回復にはとても助けられていた。連続で突っ込んでくるターンのとき、どうもうまく対処できないのが通例になっている。不用意に近づいて行って引かれて倒されるを、何度も繰り返すこともある。学習能力がないのが辛い。こちらもなんとか捕獲。

 ここで火山の地帯レベルは5にあがっていた。

 4体目、ここで古龍のテオ・テスカトル登場。導きの古龍は、だいたい決定力不足で逃げられる。今回はどうなるかと賭けるつもりで挑んだ。炎。とにかく痛い。何度も死にかける。今回も彼女の回復の力が大きい。弱らせてから、寝に行ったところを彼女とわたしの樽爆G計4個でお出迎え。そこからできるだけ短時間にダメージを与えたくて連続攻撃するも、被弾したときに回復するのももどかしく、かなり無理してしまった。回復時間を捉えてテオが逃げてしまうんじゃないかと気が気ではなくって。しかしなんとか時間はかかったものの、討伐までもっていくことができた。討伐の表記が出た瞬間、彼女と共に「やった!」と声を合わせてしまった。まさか倒せるなんて、とね。

 剥ぎ取りをして狩りを終了。

 集めた素材で、彼女が重ね着のテオ装備α、わたしがテオ装備βをつくっていた。


 お互いその衣装で恒例の腕相撲大会。結果は、「○○○」。

 珍しくおそろいの衣装だったので、腕相撲後スクショタイムをもうけてからゲームを落ちる。

 モンハンで4戦するのは久しぶりだった。楽しかった。


 その後、晩御飯づくりに階下に降りる。

 食べるのは日が替ってからになった。

(つまり詳細は明日の日記に回ります)

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