2024.06.06(木)

2024.06.06(木)


 昨夜の勤務も物量が少なめだったので、二日連続3時に打刻。途中コンビニに寄りたい気持ちも生じるが、ここは我慢と3時15分帰宅。DMを確認すると、彼女の仕事場――勤務中に店内で放送が流れているけれど、音楽の選曲が彼女の趣向にかなり合わないらしい。端的に言ってアニメソング。そこで彼女からの疑問――


「アニメキャラなどで都合のいい女性キャラっていつごろから出始めたんだろう?」


 岡田斗司夫さんの話によればだけど、それはたぶん、1978年に週刊少年サンデーで連載が始まった、高橋留美子さん原作の『うる星やつら』じゃないのかなと思った。うる星やつらのラムちゃんに入れあげていた当時の一部男性は、女性に相手にされない不満を漫画キャラに入れあげることでその代替として利用してきたのではなかったか。(そんなわたしは高橋さんの次の作品『らんま1/2』を同じくサンデー誌上で、中学生の時に食らってるわけなんだけども。(ちなみにお気に入りはシャンプー(⇦ 誰も訊いてない)))


 彼女の勤務が終わるのを待つあいだ、(炭酸水が部屋に涸渇しているため)ウイスキーの水割りと、〈亀田製菓 柿の種 超辛い!わさび〉1袋、〈おやつカンパニー ベビースター ピリ辛チキン味〉1袋を食す。


 食べながら、彼女もやったホイミーの診断「あなたに似合う色は?日本の伝統色に例えると」をやってみることにした。

 わたしの結果は「青藍」。


〈いつでも冷静沈着で、落ち着いた性格のあなた。穏やかで面倒見もよいので、男女問わずによく好かれるでしょう。また、何事も慎重に考えることができるのも特徴。物事をマイナスからもプラスからも捉えて考えるので、想定外の事態に慌てることもありません。/むしろ、あなたにとって「想定外」のことなんてないのかも。万が一、不測の事態に陥ったとしても、耐え難きを耐えるその忍耐力は、人知れず尊敬されていることでしょう。ただ、なんでも抱え込むのでストレスが多いのが難点。臨界点を超えると、自分でも驚くくらいの大爆発を起こすので、適度なストレス発散を心がけてください。

○スポーツは苦手

○知的な雰囲気がある

○たまに天然発言する〉


 といった結果だった。DMで結果を知った彼女も当てはまっているといって笑ってくれた。


 ちなみに彼女の方は「烏羽色」と出た。


〈意思が強く、誰色にも染まらない強さを持っているあなた。逆に、周りをあなた色に染めてしまう個性の持ち主でもあります。何気なく言ったひとことでも、まるで鶴の一声のように周囲が納得してしまうことも。/こだわりが強く信念がかたいためか、一切の妥協を許しません。それは他者に対しても同じで、自分の理想と違うとつい厳しくしてしまうことも。そのため、なんとなく怖いオーラで近寄り難い雰囲気があるでしょう。また、自分の興味があることにひたすら没頭できる集中力の持ち主でもあります。

○意外とネガティブ

○どっしり構えてる

○お金に縁アリ〉


 付き合っていて、意志が強いのはとても感じる。ちゃんと自分を持っている印象。つよい。このままであってほしい!


 3時45分、日記を書きはじめる。

 日記を書き上げたあと、懸案だったマカロニサラダを作ることにする。

 マカロニ90g程度、タマネギ1個、ニンジン半個、卵4個、きゅうり2本、マヨネーズ、塩コショウ。マカロニは表示時間きっちりゆで上げ、冷水で粗熱取り。タマネギはカットして水にさらす。にんじん・きゅうりはカットして塩をして水分を出す。卵も9分ほど茹でて殻むき。今回はとにかく素材の水分をきっちり切ることにした。親の仇かというくらいにきゅうりでも、たまねぎでもぎゅっと絞っておいた。分量からもわかるとおり、出来上がりはとにかく大量。親にもおすそ分けすることにする。


 キッチンから戻ってきて、まだ時間があるのでわたしはDSの『MH4G』を遊ぶことにした。4時間ほど遊んだデータが残っていたので、これのつづきで、〈ガーヴァの卵2個の納品〉と〈サシミウオ5匹の納品〉の2つのクエストを遊ぶことにした。


 そうするうち、彼女の仕事終わりの6時になる。

 引継ぎ。二人とも5分遅刻したらしい。彼女も「コノヤロー(怒)」といって怒っていた。(そこの事業所、けっこう自由すぎるよね💦)


 彼女はまた戦利品をたっぷり。

 すこしして、朝ごはんにすることにした。

 朝は、またまたカレーと、冷蔵庫の奥で発掘された福神漬けの残り。そして、作り立てのマカロニサラダ。

 マカロニサラダはちゃんとマカロニに歯ごたえが残っていて、美味しかった。もうちょっとマヨが多くてもよかったかもしれない。親は夕食に食べるらしい。あとで感想を訊いてみよう。

 彼女は助六寿司を食していた。お寿司、酢飯もたまに食べると美味しいな。いいな。


 わたしの日記を読んでもらったときに、彼女から、とろみをつける中華の「あん」ってこんな漢字なんだといわれた。【餡】。いわれるまで意識しなかったけど、これって、和菓子の「餡子」と同じ漢字なんだなと。固さの具合がまったく異なるけれども、どらも「餡」の字を使っている。甘酢餡とか、こし餡とか、こういう使い方するなと思った。


 ちなみに、いま手持ちの漢和辞典で【餡】の字を引いてみる――


 ○ 餡


   [意味]

   (名詞)まんじゅうなどの中に入れる、甘いものや肉や野菜など。

   (国)㋑豆を煮てつぶし砂糖を加えたもの。あんこ。㋺くずあん、「餡かけ」


   [解字]

   「食+(音符)臽(おしこめる、くぼめて中に入れる)」の会意兼形声文字。

   ▽アンは、中世の江南地方の中国語をまねた唐宋音。


 わたしが例に挙げた二点は、どちらも国字のほうだったらしい。

 中華の餡は一項目目の方なんだなとCheck。


 同じく日記から、ローダンを読んで書いた内容から、「〈カルタン人〉ってどんな存在なのか?」といった疑問が彼女からあがった。新刊のローダンを入手するたびにその書影をXで投稿していたので、その画像をいくつか彼女に見せてみた。歴代の表紙絵を辿ってみると、アイドル兼作戦の要であるネズミ=ビーバーのグッキーと同じくらい、三冊四冊に一冊はカルタン人(おもにダオ・リン=ヘイ)が描かれてあった。言ってみれば、ヒョウ柄の毛を纏ったネコ型ヒューマノイド。メイコラー=カルタン人は女系種族だけど、ハンガイ=カルタン人は、男性優位社会を形作っていた。そこでいろいろな齟齬も生じることもあった。ここ何十巻も、カルタン人は物語の要なので、おのずと登場回数も増している。ダオ・リン=ヘイははじめは敵だったけど、いまはテラナー(地球人)とも作戦を共にするようになった。そんなことを説明したり説明しきれてなかったり、ローダンの解説を彼女にすこしだけしたのだった。


 8時就寝。

 9時半、起床。


 10時買い物へ。

 切れていた炭酸水等購入した。あと、さいきん気に入っている日本茶の茶葉を2パック。彼女に送る用と、自分のストック用と。


 きょうは欲しいソフトがあったからブックオフに寄った。

 ブックオフでは、DSソフトの『モンスターハンター3G』と『モンスターハンター4』を購入する。どちらも270円くらいだった。安い!

 そして新書を6冊購入。


  ○津野海太郎『読書と日本人』(岩波新書)

  ○浜崎洋介『小林秀雄の「人生」論』(NHK出版新書)

  ○川喜田二郎『発想法』(中公新書)

  ○磯田道史『歴史の愉しみ方』(中公新書)

  ○永吉希久子『移民と日本社会』(中公新書)

  ○黒川祐次『物語 ウクライナの歴史』(中公新書)


 帰宅後、お昼ご飯を食べる。

 昼は、〈タラカツのエスカベッシュソース〉と〈あん肝のサラダ〉。

 これに一番搾りを合わせる。

 彼女は〈漬けサーモンといくら醤油漬おにぎり〉。


 食後、就寝。

 6時起床、入浴。


 入浴後、ローダン714巻の続きを読む。

 今日はそこまで進めることなく、そのままお昼に購入した新書『読書と日本人』(岩波新書)を読み始めた。軽く読んでいけるかと思いきや、内容がかなりしっかりしているので意外に時間がかかる。

『源氏物語』を『更級日記』の作者がどのように受容したかに始まって、平安時代の読書事情(菅原道真がひとり静かな部屋で書を読むことができなかったことなど)が語られ、時代は下って鎌倉室町戦国となっていく。時代や社会の状況、また建物の構造によって、書物との付き合い方がどのように変化していったかを辿るのが本書の狙いらしい。識字率の向上や、都市部と農村部の比較。身分の差によってどういった違いが生じていたか。意外にこの書籍は内容がしっかりしていたので、これはアタリを引いたと感じている。


 同じ時間、彼女も読書にあたっていた。

 小川洋子さんの『薬指の標本』(新潮文庫)と、星新一さんの『午後の恐竜』(新潮文庫)を読んでいた。

 わたしは小川洋子さんの作品を読んだことがないんだけど、どうかな、いつか読むことあるかな。んーむ。


 11時、晩御飯の準備。

 晩御飯は、蒟蒻入りの牛丼と、朝に作っておいたマカロニサラダ。そして〈パインアメゼリー〉3個。牛丼に使用した切り落とし肉は消費期限が「24.06.02」けっこうアウト気味だったんだけど、味付けを濃い目にしてみれば、普通に食べられるものに仕上がった。先日熟成肉は個人的にアウトということを書いたけど、腐ってさえいなければここらはまだいけるという感覚はある。


 彼女も夜はしっかり目のごはんだった。

 玉子焼きもちゃんと作っていた。

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