2024.06.05(水)
2024.06.05(水)
昨夜は仕事が少なめで普段より一時間早く切り上げて帰ってくることができた。定時は4時だけど、3時に打刻して帰宅。
自室に着いてDMを見ると、昨夜、彼女は初めて酢豚のソースを自作したようだった。餡を作るのが苦手だと常々うかがっていた。でも写真を見る限り、今回の酢豚のタレはちゃんととろみもついていて美味しそうだった。肉はなしの、野菜オンリーの酢豚的メニューだったみたいだけど、餡が美味しかったら野菜だけでもごちそうになったはず、と思って温かい気持ちになった。ほかにちくわきゅうりも作ったらしい。きゅうりをカットしてちくわに詰めているところ、ちょっと見てみたい気もしないでもない。
そして二週間前、こちらで会ったとき、ちょうど満月だった。いまは日が替って新月。その影響もあるのか、きょうは彼女がちょっとナーバスになっていた。わたしの誕生日にまた会うことにしていたけれど、少し話して、その間に、もう一度会おうということに決定した。わたしもちゃんと事前に休みを入れて、お互い暑い時期はおこもりさまになりがちだけど、暑いであろう本州の夏にまた会うことにした。こんどはなにをして過ごそうかな。予定が決まると、気持ちが逸ってくる。
彼女は気持ちが落ち込みがちだったから気を紛らすために、趣味のアクセサリー作りをしていたらしい。わたしも帰宅してすぐに日記を書きはじめていた。DMに送ってくれていたアクセサリーの概要を見ていて、今回のコンセプトは、〈あの日の月〉というものだったことを知る。彼女とわたし、手を繋いで一緒に見あげた満月の情景をイメージして、それをアクセサリーに落とし込んでくれたらしい。あの夜見た満月の色合い、明るさ、情感、きっとこの先ずっと忘れることなく心のなかにしまわれてるんだろうなと思う。
日記を書き上げ、彼女にも読んでもらう。
彼女はイラストをひとつ仕上げていた。コードネーム〈月とカエル〉。嬉しさを全身で表しているカエルの明るさに見ていて気持ちがきらきらしてしまう。
彼女が日記を読んでくれている時間を利用して、わたしは本日発売の『週刊少年サンデー』を購読する。
その後、なにかの弾みで、〈ロボクープ〉という調理器具の説明をすることになった。
魚料理や肉料理で、いろんな素材を混ぜ込みながら素材を細かくしていくのに重宝する器具。あれば便利だけど、業務用だからとにかくなかなかの値段がするわけで。ミキサーで代用できるといいんだけど、今度手ごろなものを探してみようか。
そして朝食を用意することに。
彼女は十勝バターのスティック。
わたしは、二八蕎麦(ネギ・わさび・新得そばのつゆ)、厚揚げ味噌田楽、ほうれん草のおひたし。
蕎麦はとにかくわさびを摂取できるのがありがたい。
食事中、YouTube動画、江戸の動物絵特集を視聴する。
可愛らしい動物、不思議な生き物、妖怪まがいの奇獣、いろいろな絵を見ることができた。
かつてわたしがツイッターのサムネにしていた絵もあって、それを知っている彼女も喜んでくれた。
そしてPS2の神ゲーまとめ動画を見て、DSのMH4Gのプレイ実況動画を見て、睡眠学習に〈三枚おろし 芥川龍之介〉の回を聴取する。
8時就寝。2時起床。
起きてから夕食の準備。
彼女はフルグラ。
わたしは、目玉焼き(2個分)とウインナー、煮豆、納豆、味噌汁、白米。
食後、入浴。
入浴中に、〈ハーゲンダッツ バニラ味〉を食す。
ちょっとした贅沢。
入浴後、出がらしになりかけのお茶、三煎目を淹れて飲む。
Xタグ「#家を出る前の一杯」でポストする。
今日届いたローダン新刊、714巻『アルドゥスタアルへの旅』の前半部、表題作から読み始める。
かなり以前に書かれていた、極寒世界で極限の生活をしている視点人物の話の、その外観が判明した。そこは、かつて異宇宙からその隔てを超えてやってきた巨大船〈ナルガ=サント〉の、目も当てられないほどに崩壊した一部分だった。限られた物資を奪い合うぎりぎりの生活をしていたかつての乗組員の子孫たち。厳格な階級社会が構築されており、食べ物と水と大気を得るためには、あらゆるものを我慢し、自身の欲求を抑える必要があった。ブラックホールに突入したときの衝撃によって、〈ナルガ=サント〉の多くの個所は引きちぎられ、どこぞへ消え去ってしまったらしい。彼らは、カルタン人。猫の顔を持つ異人である。光も栄養も乏しい世界でかれらの悉くはアルビノになりはてていた。そこへ、カルタン人のダオ・リン=ヘイが接触を試みる。生まれ育った環境の異なる彼らが出会うとき、どんな作用によって、どういった効果が生じるのだろう。これから先を読んでいくのが楽しみだ。
ローダンを読んでいる途中で眠くなったので、睡眠学習に彼女の紹介で、宮沢賢治作品の朗読動画を流して横になる。
勤務時間ぎりぎりまで眠る。
6時半、勤務へ。
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