2024.05.23(木)

2024.05.23(木)


 彼女の誕生日。付き合って9か月目にして、昨日はじめて逢うことができた。距離が距離だけになかなか難しくて。それでも逢うことができて、彼女のことをより身近に感じることができて嬉しいことばかりだった。


 2時くらいまで用意したお酒やおつまみを食べながら話をしたりして時間を過ごす。

〈シチリアンブラッドオレンジサワー〉、〈Valledore Rustici〉というイタリア製の細いパン、〈牧家の白いプリン〉、〈熊本産 スイカグミ〉、〈角ハイボール濃いめ〉などを食す。水分補給は〈午後の紅茶 無糖〉。ブラッドオレンジはKALDIで買ったもので、ブラッドオレンジ感が強くて美味しかった。イタリアのは、形を変えた乾パンみたいで、これもまた目先が替って面白かった。彼女と一緒に、これはジャムなんかと食べるのもいいねという話になった。


 その後、〈UHA味覚糖 ガラナグミ〉などを食して2時過ぎ、眠る。


 目覚ましをかけた7時までかなりぐっすり眠る。

 7時10分起床。一晩経って机の上を見ると、かなりの量の飲み物を飲んだことがわかる。大半はわたしなんだけども💦 その後、彼女の身支度を待ってテレビなど見て過ごす。途中彼女の髪の毛をドライヤーで乾かしもした。

 ホテルをチェックアウトして、タクシーを呼んで駅前まで。


 彦根城の遠景を眺めたり、駅前の井伊直政像の近くに入ったり、地元のショッピングモールの中にあるおみやげ物やさんを見てみたり、そして食料品売り場で、今日のお昼と夜に飲んだり食べたりするものを購入する。


 その後、彼女と、家の近くまで出ているバスに乗って地元へ。

 なんどもグーグルマップで見ていたであろううちの周りを紹介しながら、帰宅する。


 部屋はものでごちゃごちゃしているけれど引かれていないだろうか、大丈夫かなとすこし不安に。


 デート中のごはんとしてはちょっと味気ないけど、ショッピングモールで購入したお惣菜でごはんにする。

わたしはおろし照り焼きチキン弁当。彼女は〈うなきゅう巻き〉。そしてたこ焼き8個に、白身魚のフライ、おにぎり(昆布・赤飯)を食す。飲み物はコーヒーだったり、紅茶だったり。


 食後、家の周りを案内する。行きつけのコンビニにも行ってなじみの店員さんに話しかけられもする。手をつないでいたので、「いつからなの?」と驚かれたりもしたけど。そして、近くの神社にも参って地元銘菓も買って帰宅する。曇りだけど気温は高くて湿度もある。しかし風が吹き抜けると心地いい。そこまで暑すぎることもなく、ふだん外出しない私でも、寒いところから来た彼女の方もなんとかしのぐことのできる暑さで助かった。


 帰宅すると、親も帰ってきていたので彼女を紹介する。わたしも緊張したけど、本当に緊張していたのは彼女の方だったろう。ちゃんと挨拶してくれてうれしかった。


 部屋で、昨日ホテルでポメラに書いておいたカクヨム日記をアップロードする。

 落ち着いてから、買ってきておいたカットスイカと、枇杷2粒ずつ、そして地元銘菓を食べる。


 夕方、家の田圃を見てもらう。夜になると蛙の鳴き声がなかなかなことになるので、いまから楽しみだった。


 6時過ぎ、入浴。わたしのあと彼女も入浴する。


 わたしは彼女が入浴中から、夕食の準備をする。

 緊張するも、美味しいものを食べてもらいたい気持ちは強いため、失敗だけはしないようにと心がける。


 途中、わたしがふだん深爪をしていて、いつも彼女に指摘されていた経緯がある中、彼女も指の一本を同じように切ってほしいといってきたので、左の人差し指の爪をいつもの要領でぱちんぱちんと切ってみた。指はつんつるんてんになる。彼女も指先の感覚がおかしくて落ち着かない様子だった。そしてそのまま左の五本の指をすべて深爪気味にカットし終える。


 作ったのは、餃子、だし巻き、梅おにぎり、なめこと豆腐のお味噌汁(お麩入り)、ほうれん草のおひたし、塩ゆでスナップエンドウ。


 8時過ぎに食事開始。どれも気に入ってくれたみたいでよかった。ほかにも食べてもらいたいメニューはいっぱいあって、いつかまたいろいろな料理を振舞えたらと思っている。


 食後、彼女に誕生日プレゼントを贈る。彼女の希望する種類のものとはちがったけど、これがいい、とわたしがなってしまったので、半ば押し付け気味に選んだシステム手帳だった。バイブルサイズ。いろんなメッセージカードを贈りあうのにもいいなと思って、でもこれってわたしのエゴなのかもしれないけれど💦


 10時過ぎ、上に一枚羽織って彼女と外に出る。


 無数のカエルの鳴き声。東の空に、今夜が満月というまんまるの月、薄い雲にかかったり、晴れてみたり、そのときどきにその黄金色の光の強度がかわるので、見ていて面白かった。頭上にひとつと、北の空にひとつだけ星が見える。晴れていたらもっとたくさんの星が見えたんだけど、それはまた今度、しばらくおあずけかな。用水路の水の音も心地いい。彼女の住む地域にはない柿の木も紹介することができた。


 半時間ほどで帰還して、そこから赤ワイン・フランスパン・チーズのおつまみを食す。ブルーチーズが苦手な彼女でも食べることができる方法をレクチャーした。あまり一度に口に入れさえしなければ、食べることができるようになったみたいで、うれしかった。フランスパンもふだん食べているものを紹介した。


 そして一個の白桃タルトを半分に切ってわけあって食す。ハッピーバースデイの歌も歌ってみた。(わたしは音痴だから歌うのは苦手なんだけど、こういうときには歌ってこそだよねとがんばってみた。)


 日が替る前に、用意した日本酒〈六方 生原酒〉も一口飲んでもらった。白ワインみたいにフルーティーな甘みがあるから、ほかの日本酒より飲みやすいかとは思っていて。ただし度数が17度あるため、飲みすぎ危険、ではあるんだけども。


 日が替るまでいろんな話をして過ごす。


 寝る前に彼女に全身をマッサージしてもらう。血流もよくなって気持ちよくなる。

 彼女のマッサージがうまかったのでこれは癖になりそうだと感じる。


 その後、眠ることに。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る