2024年05月

2024.05.01(水)

2024.05.01(水)


 皐月に入りました。5月。田植えの季節です。


 さいきん次々と近場の田圃にも水が入り始めている。それにつれ、夕方に夜中、カエルの鳴き声もその数を増してきている。(うちの田圃はまだ水を張っていないけれど、中旬に田植えを予定している。(農作業はわたしはノータッチなんだけどね。))


 しばらく雨天が続いていて、梅雨の走りのように思えて仕方ない。


 さて、日が替る前からすこし目をつむっていて、1時半まで休んでいた。

 覚醒後、いつものように日記を記す。

 書き上げてから彼女に声を掛け、VCでやりとりをする。


 その後、久しぶりにローダンを読むことにした。71巻『死を運ぶ船』の前半部「ローリンの基地」を中ほどまで。バアロル教団のアンティたちが、透明になることのできる異星人ローリンと手を結ぼうと画策していることが判明する。テラナーたちはことの真偽を確かめるべく、アンティたちが秘密にしている植民星への潜入を試みた。ポスビとの関係が一段落して、つぎはローリンである。対ローリン戦は、どういった結末を迎えるだろうか。


 ローダンは切りのいいところで終わって、つぎにムアコックの『エルリック② この世の彼方の海』の「神々の笑うとき」を読み終える。全体で60ページの短編。エルリック、ムーングラム、シャーリラの三人が、『死せる神々の書』を求めて旅をし、〈エントロピーの神々〉の砦に辿りつく。その最深部で見つけた書は、遥かなる時の経過により、手に取るや表紙は砕け、中身は塵の山になってしまった。書かれてあったはずの無窮の知識を求めたエルリックは、望み叶わぬことを知り、すすり泣く。エルリックの絶望は深い。かれは、この世のどこかに真の心の平安があるはずとの望みを胸に抱くことによって、かろうじて生に執着しているかに見える。大の大人が「すすり泣く」心境はどういったものか、エルリックの立場に寄り添ってはじめてわかることなんだろうなと思われてくる。


 読書後、Xのトレンドにあった〈ドラクエ12〉の項目を見ることにした。


《スクウェア・エニックス・ホールディングス(以下、スクエニ)は4月30日、2024年3月期に約221億円の特別損失を計上すると発表した。理由は「コンテンツ制作勘定の廃棄損」。進めていたゲームの開発を中止するため、これまでに掛かった制作費などを損失として計上する。この発表が、ファンの間に波紋を広げている。》


https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2405/01/news134.html

- ITMedia より引用


 FF7リメイクの二作目の売り上げが揮わなかったり、FF16がこれまでと同等の話題性を獲得できなかったりして、FFコンテンツの開発中止を含むものなのか、あるいはすぎやまこういちさん・鳥山明さんが逝去されたことによる、DQ12の開発中止があったのか、こういう発表をされるのなら同時にタイトルも公表してほしかった。おそらく複数のコンテンツだろうけれど、なにが該当するのか、この発表だけではなにもわからない。あるいはしばらくすると、ゲーム発売日の情報から該当タイトルがこっそり抹消されたりするのだろうか。なにはともあれ、動静を見守りたい。

 これに関しては彼女ともすこし話をした。


 その後、冷たいものが欲しかったので、私には珍しくウイスキーを氷を入れたハイボールにして飲むことにした。早朝からハイボール。


 その後、5月になったことを彼女と話していて、あと三週間すれば会うことになるねと確かめあった。その関連で、(関連でなのか?)5月5日は中島敦の誕生日だという話をわたしが振ったのだった。手続きの都合で5月5日が誕生日になったけれど、本当は違う日だったらしいんだけどと。すると、彼女も土方歳三の情報を出してきてくれた。見てみると、土方さんも旧暦の5月5日生まれ。わたしは中島敦を私淑していて、彼女は土方さんに惚れ込んでいる。二人ともが5月5日生まれの人に惹かれているという、意外な共通点がわかって不思議な縁だなと思わせられた。


 6時、朝食を作ることに。すでにアルコールが入っているため、朝は簡単に済ませることに。残しておいたネギ塩帆立を4粒ソテーして、昨日の冷やし中華に使った焼き豚の残りをスライスしたものに、マヨとネギをつけて一皿にする。これらを食べながらアルコールを飲む。


 食後、就寝。

 昼2時40分起床。


 起きてすぐに〈銀チョコW〉を食べる。

 それから彼女に連絡を入れてVCをつなぐ。


 3時、夕食にそばを茹でることにする。今回は彼女に送ってもらっていた〈新得そばのつゆ〉を使用することにした。わさびとねぎ。ほかに、家で採れている夏みかんを適量食す。

 Xで見たけれど、南米の去年の洪水の影響でオレンジが不作らしく、国内向けのオレンジジュースが供給不足になっているとのことだった。オレンジがダメなら、グレープフルーツを飲めばいいじゃない、なんてことをいったらギロチンにかけられてしまうだろうか💦 柑橘果汁が好きだから、現在販売されている多くの商品がどんな影響を被るのかとても気になっている。仕事でも見かけているパックのオレンジジュースの原産地、たしかにブラジルとか、イスラエルとか、そんなところなの? と思うことが多々あって、現在の食品業界はその供給源について、ほんとグローバル化がいきわたってるんだなと感じている。どこかで供給不足が生じたら、意外な場所で混乱が生じるとか、それは工業製品だけの話じゃないのだなと思った。(物流の網の目はとんでもなくこんがらがってそうだ。)


 食後、入浴。

 4時、風呂上がり。


 今日は余力があるので、少し前に通販で買っておいたVitaの『フリーダムウォーズ』というゲームを初起動することにした。どんなゲームなのかほぼ知らない状態でのプレイ開始。キャラクリエイトをして、チュートリアルに差しかかる。彼女もどんな内容なのか気になったらしく、プレイ画像を見せてほしいとのことだったので、プレイ中にときおりスクショを撮影する。第一印象は『ゴッドイーター』っぽいということ。プレイ画面もけっこう似ている。これは影響を受けた可能性が高い。

 とりあえず、チュートリアルミッションの一つ目だけ進めてみた。開始早々、懲役100万年が言い渡され、当座はこの社会全体の利益のために善行を積み、下された刑期を恩赦によって少しずつでも短くしていかねばならないようだ。アイテムを一個納めるだけでも、20年減刑される。それだけアイテム自体が貴重な世界ということなんだろう。また時間を見つけて遊んでみよう。


 同じ時間、彼女は『テラリア』に入ってプレイしていた。わたしも『フリーダムウォーズ』を終えてからシェアスクリーンで彼女のゲームプレイを見せてもらうことにした。レンガを作る方法を聞かれて、泥岩レンガがシックな見た目で気に入っているのでその作り方を説明した。しかし途中、画面では〈ブラッドムーン〉がスタートして、つぎつぎに敵が湧いてくる。レンガブロックを作る予定だったのに、敵を倒すことに集中しなければならなくて、彼女がけっこう大変そうだった。


 6時20分、ゲーム終了。

 6時30分までVCで話をして、着替えて出勤。

 今夜は彼女も仕事のある日だった。

 お互い頑張ろうと言い合って、VCを終える。

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