色とりどり 2024/01/08
今日は祝日ということで、いつもより遅く起きた月曜日。
のんびりと家事をこなし、終わるころにはお昼前になっていた。
のんびりコタツに入っていると、ふと今育てているチューリップのことを思い出した。
去年の冬にいろんな色が入っているバラエティパックなるものを買い、プランターに植えたものだ。
チューリップの調子を見るため、後ろ髪をひかれながらコタツから出る。
と言ってもこの時期はまだ寒いので、チューリップは土から芽を出していない。
私と同じように、暖かい土の中から出てこないのだ。
なので水やりくらいしかやることが無い。
ベランダに出て、プランターの土が乾いていることを確認し(ずっと濡れてると腐る)、プランターに水を注ぐ
気持ちいいくらい水を吸っていき、土は水を含んだ黒色に変わる。
これで大丈夫だろう。
と、水をやったことで、土が少しえぐれたのか緑色の部分が見える。
チューリップの芽だ。
私はそれを見て、少しうれしくなる。
この寒い空気の下でも、着々と花を咲かせる準備をしている。
なんていじらしい事か。
きっと春になれば、色とりどりの花を咲かせてくれるのだろう。
春が待ち遠しい。
自分も花を咲かせたいものだと思いながら、私はコタツに戻るのだった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます