「ワンチャンなろうの覇権取れんじゃね?」と思ったジャンルについて
どうも、熊ノ翁です。
なろうの覇権トレンドと言えば、異世界転生、ハイファンタジー、異世界恋愛と移り変わってきているわけですが。
ぼーっといろんなジャンルの作品群を見ていると「あれ? このジャンルってワンチャン覇権トレンドになるんじゃねえ?」と思えてくる物があったので、今回はその話をしていきます。
今は「過疎ジャンル」とか言われてても、明日のなろうでは覇権トレンドになってるかもしれませんぞ!
・エッセイ
というわけで最初はここ、エッセイから。
「小説じゃねーし」「過疎ジャンルじゃん」「日記はチラシの裏にでも書いてろ」等と散々な言われようなこのエッセイというジャンル。
まあ確かにちょっとなろうの中でも雰囲気が異質で、受けるネタがよりによって「なろう批判」とかな実に世紀末な場所ではあるんですが。
このエッセイがワンチャンなろうの覇権になれるかもしれない最大の理由として「現実の時事ネタを取り扱える」というものがあります。
Twitterでもニュースコラムでも、尖った記事や穿った私見ってめちゃめちゃ読まれますし、実際読まれてます。
週刊誌では週刊文春が人気ですし、ネットの文章でPVの多い物はその大半が時事ネタの記事です。
そもそもがインターネットにおいて一番読まれている文章というのは小説ではなく、こういったエッセイやコラム記事なわけで。
それ考えると、単純に市場のパイがデカい。
なろうは小説を読む場所という印象が現状はまだ強いから現在の立ち位置なわけですが、これがどっかで突き崩れてYahoo Newsのコメント欄やNews pickみたいに時事ネタについての私見を書き込んだり、関連記事を読んだりする場所として認知されれば結構変わってくるのではと思ったり。
エッセイ漫画とかも人気ですしね。
・SF
「ロボット物はウケない!」とか「SFは衰退しました!」とか平成の頃から言われまくってる感のあるSFについて。
熊はこれ、今まさにワンチャン流行るんじゃねーかと見てるんすよね。
理由は、短編の隆盛具合。
そして、SFって短編とめちゃめちゃ相性が良いんすよね。
とにかくオチが作りやすくて。
ショートショートの神様、星新一さんもSFネタで作品多く作ってましたし。
スキマ時間にサクッと読める短編作品が人気の今、SFは上手く波に乗れたら一気にトレンドになるかもなーと思って見てたりします。
いや、SFと短編は本当に相性良いですよ。
・アクション
これ。
少年ジャンプ見ても分かる通り、そもそも世間のトレンドはドラゴンボールの時代から令和の今に至るまで、ずーーーっとアクション活劇です。
ラノベだってファンタジーの冒険活劇や超能力バトル物はいつの時代も人気ジャンルですし、そもそもアニメ化されたなろう作品だって戦闘シーンが無い物の方が少ないくらいに人気があります。
世間一般の物語に求めているニーズと一番近いのが、実はこのジャンルなんじゃねーかなーと熊は見ています。
ここのランキング入り作品、跳ねる時は本当にとんでもなく跳ねて書籍化キメたりしてますし、どっかのタイミングで本気で流行りが来るんじゃねえかなって。
・純文学
いや、本気で。
純文学の何がウケそうかって、アレです。
私小説。
太宰治の「人間失格」とか、田山花袋の「蒲団」とか、葛西善蔵の「酔狂者の独白」とかそんな感じの。
「マジで言ってんのかよ」と思うかもしれませんが、これ結構熊的にはあるんじゃねえかなって見てるんすよ。
理由は、書きやすさと目につきやすさ。
私小説って主人公自分なわけで、上手く書けるかは別として「書きやすい」には書きやすいんですよね。
んで、昔の文豪さんが書いてたやらかし私小説を見るに「なんか特殊な人生や体験をした人」とか、後は「有名人の書いた私小説」とかが出てくれば一気に注目浴びれんじゃねえかなと。
過去には殺人事件を引き起こし、獄中で書いた手記がベストセラーとなり、更に文学賞まで受賞した作家もいますしね。
何かしらの渦中にあった人間が、こぞって投稿するって流れが生まれれば、もしかすっともしかするかなぁって。
とまぁこんな感じになろうの色んなジャンルを眺めながら考えてました。
「いや、このジャンルとかワンチャン流行るんじゃねえのか!?」という物ありましたら、感想欄にてアナタの考えをお聞かせ下さい!
「ワンチャンなろうの覇権取れんじゃね?」と思ったジャンルについて……END
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