相手ブン殴ろうって奴が、殴られる事なんて気にしてんじゃねぇ!
どうも、熊ノ翁です。
ちょいとなろうエッセイ読んでましたら「最近なろう批判エッセイが少なくなってつまんない」という意見を見かけまして。
確かに言われてみればなろう批判エッセイは一昔前に比べて投稿されてる数は減ってる気がしないでもないなと思いまして。
今日はその事について語ってまいります。
この「なろう批判エッセイ」というもの、別に今でも出れば結構読者さんからの反応を貰いやすい、人気の出やすいタイプのエッセイです。
現に、10月1日現在も長文タイトル批判エッセイが週間ランキング入りしてますし。
なろうエッセイは割と熊は見てる方だとは思うのですが、なろう批判はエッセイとしてはまだまだ人気の話題だと思います。
じゃあなんで数が減ってんのかと言いますと、多分ですが、今は昔と違って感想欄が賛否両論である種燃えやすいんですよね。
恐らくですが、昔はなろうを雑に叩いてもそこまで反論が来なかったんじゃないでしょうか。
ですが、なろうがある程度知名度を持ち、そしてコミュニティが出来てそこそこ時間がたった今、雑ななろう叩きは逆に叩き返されるようになってきてるように見受けられます。
Twitterでも、雑になろうを叩いてた人が燃えてる光景ちょいちょい見ますし。
まあ、長く趣味を続ける人たちが増えてコミュニティが出来れば、雑なディスりに対しても言われっぱなしでなく反論の一つも返すわけで。
気持ちよく殴れて殴り返される心配の少ないサンドバッグとしては使えなくなってしまったので、その分雑ななろう批判エッセイは少なくなっていったのかなぁというのが熊の印象です。
ただ、ニーズ自体は間違いなくあるはずなんですよね、なろう批判エッセイ。
だってなろうでも何でも、人の手で運営されている以上、しかも投稿小説サイトというスタイルである以上、完全無欠に文句のないパーフェクトなサイトとなる事はあり得ないわけで。
人気作品の傾向だって尖ってますし、愚痴や文句はあって当然なんですよ。
元々ピーキーなサイトですしね。
なので、なろう批判エッセイを書く人は、批判されることを恐れずに書いて頂きたいなぁと思います。
いや、本気でニーズはあると思いますよ。
ぶん殴られる覚悟さえ持てば、PVと評価ポイントはアナタのモノ!
日間エッセイランキング、いや、週間ランキングあたりまでなら結構な確率で載れるでしょうし!
そこのアナタ!
ちょっと雑になろうを叩くエッセイ書いてみませんか!?
小説家になろうでディスったりディスられたりしよう!
ただまぁ、なろうの批判をガチでするってなると、実際のところ中々難しいんすよね。
元々熊がなろうアンチでなろうの批判材料色々と考えて想定問答してたってのもあるんですが。
例えばよくある「設定が雑」とか「文章力が無い」とか「小説になってない」とかってのって「じゃあそれ、どんな基準で物言ってんのか明確に出してみろよ。その基準の根拠もな」で終わりますし。
話の質が低いとかなんとかって事についても「結局選ぶの読者じゃん。文句あるなら買った読者にでも言えよ」で終わりますし。
売り上げが最近落ちてきてるとかって点で突くにしても「で? 売上悪いから物が悪いって論理なら純文学や伝統芸能軒並み死ぬけどお前そんな主張して大丈夫なの?」って返されたらちょっと熊答えられない。
よくある長文タイトルについてだって、結局のところそれがお客様である読者さんに選ばれてる以上、作り手側としてはどうにも否定できないわけで。
そこで「客にセンスがねーんだよ! あいつらモノ知らずのバカなんだ!」とか言っちまうなら、その書き手はもう小説家になろうでなく別の場所でお客様を探すべきでしょうし。
「面白くない」とか「質が低い」とかって簡単に使って非難しがちなんですが、それって結局その人の主観的な評価に過ぎず、その「面白くない」「質が低い」ものを実際に楽しみ、価値を見出す読者さんがいらっしゃる以上、存在意義を否定できないんですよね。
この辺、熊もなろう批判を自分ならどうするかで結構考えてみたんですけど、中々突き崩せません。
理詰めでなろう批判をするのは難易度かなり高いんじゃねえかなぁと個人的には思います。
ただ、何度も言いますがお気持ちは別です!
これは熊もエッセイで書きましたが、なろうを嫌い、憎み、妬む人は確実にいます!
小説家になろうはランキング上位の者が書籍化もPVもポイントも全てかっ攫う超弱肉強食の格差社会!
折角書いた力作が誰からも読まれず悔しい思いをし、その横で擬音まみれのテンプレ小説が華麗に書籍化アニメ化をキメるのを見て、憤怒の炎に身を焦がす闇堕ち作家は大勢いる事でしょう!
そんな人に響くのは、お利口さんななろう分析エッセイでなく、ヘイトに満ちた罵詈雑言なろう批判、いやさなろう罵倒エッセイなのです!
読んでてゲロ吐きそうになるくらいの濃密な負のオーラを漂わせた、怨念籠ったエッセイこそが、限界物書きの胸に刺さるのです!
熊もそういうエッセイは読んでてキュンキュンしちゃいます!
この手のエッセイに理性なんて要りません!
考えたらそこで試合終了ですよ!
お気持ちの赴くがまま、ヘイトの赴くがまま、思う存分黒い感情をぶちまけるが良いのです!
旨に黒い炎を秘めた闇堕ち物書きの皆様!
「don't Think, Feel!」(かんがえるな、かんじろ)の精神で、覚悟完了してなろう罵倒エッセイを書きませう!
なろう作家とは、垢BANされる事と見つけたり!
相手ブン殴ろうって奴が、殴られる事なんて気にしてんじゃねぇ!……END
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