2 電波女

 こんにちは。


 新年明けてからの二日間が濃すぎて、いろんな事が起こり過ぎて、心がぐちゃぐちゃになってしまう。

 

 飛行機の事故がありましたね。

 大地震の翌日にそんな事があるのだろうか。


 

 今日はとあるお寺に新年の祈祷会へ行ってきました。

 配信者として有名なお坊さんのお寺なのですが、たまたま、その祈祷会の案内が目に入って。私は普段はあまりフットワークが軽い方でも無いし、なんだったらめちゃくちゃ腰が重いので、行動パターンとして絶対に参加するはずが無いのですが、なぜか行かなければいけない気がして、行く事にしたのです。

 年末に祈祷会を知った時から、迷惑がられるかなぁ?と思いながらも、私も一応はハンドメイド作家でそれなりのプチヒットをさせているから、広く販売をしている物だと説明したら怖がられないかな?とニット帽を編みました。それを持って、知らない人の手編みは怖いだろうし、店頭でもネットでも売れているものですと、付け加えて。

 お坊さんだから当たり前なのだけれど、頭が寒そうで……。まぁ、ご自分でプライベートの移動の時なんかは帽子を被っていらっしゃるのだと思いますが。その選択肢に入れて貰えたらいいなぁと思ったのです。


 お寺は市内にあるので、けっこう近いんですよ。

 電車と徒歩で着いて、私は上人にお礼の言葉をもらいたいわけでもないし、貴重な時間を頂いてお話をしたいわけでもないので、スタッフの方にお渡しをして祈祷会に参加。

 やはり知名度が高い方なので、沢山の方がいらっしゃっていて、お経があげられている間に、順番にお札を頂くのです。

 始まるまでの待機は、本堂前の砂利の駐車場なのですが、早く来たから壁際。並ぶことも無く、時間を過ごしていたのです。最初でも後でも変わりがないと分かっていると言うか、全員がお札をもらえると理解しているというか……、早く来た人ほど、順番なんて気にされていなくて。私もそうなんですけど、何だったら一番最後でもいいのです。不思議なのですが、時間ギリギリに到着した方の方が前の方に行く傾向があって(笑)あの現象は何なんだろう。遠慮される方が多いから、空いている所が前になってしまうんだろうか。


 そんなこんなで全員がお札を頂き、説法というか法話が始まりました。これも自由参加です。自由参加というよりも上人のサービスですよね。有り難い。


 そこで、昨日の地震の話や、心をそこに留めすぎてはいけない事、丁寧に生活をしたり、陽気に過ごさないといけない事など、私が普段書いているような事を言われていて、先日の動画に次いでまたか、と思って。これって、真実なんでしょうね。みんな繋がっているから感じ取るものがあるんでしょう。

 また、辰年なので龍の話をされていて。それ話があまりにも、私が思っている事と一致していて……というか、あまりにもトンデモ話過ぎて、そこまで人に言ったり書いたりしたら、ウソつき呼ばわりされて人が離れて行ったり、統合失調症認定されい又は、ただのかまってちゃん認定されそうだから、全てを書いていないような事を言われていたのです。

 実は、時々話に登場する神社かどうかわからない神社。あそこはお稲荷様というよりも龍神様がいらっしゃる気がしてならないのです。

 今まで留守にされていたけれど、去年の初夏の辺りに、日本を守るために下って来たくださった気がしているのです。いや、違う。地中深くで眠っていらっしゃったのに、起きてくださった。そんな気がしてならないのです。ね。トンデモ話でしょ。

 

 上人がおっしゃるには、お経に龍神様が国を守ってくださるには条件があるそうで、食べ物がある国だけなのだとか。龍神様の食べ物は「氣」です。陽氣だったり頑張っている人が多い、楽しんでいる人が多い、笑っている人が沢山いる国を助けてくださるそう。でも、それを阻止する第六天魔王の手下(?)が氣が滅入るような災害や事件を起こして、龍神さまを近づけないようにするから氣を付けるようにと、お経にあるそうで。

 それもすごく納得できる話。どうして頭が良いはずの日銀がずっと景気を上向きに出来ないのか、EV車をごり押しして、お家芸を衰退させようとして来るのか……もう上げたらキリがないのだけれど……、今回の地震も人的災害ではないでしょうが、これだってそうです。もう境目が曖昧な世の中に片足を突っ込んでいるんですよ。ね、頭がおかしいでしょ?


 特別な事をしなくても良い。丁寧に生活をすると、全てが尊く感じ、感謝が自然に沸いてい来るものなんです。宗教じゃない。どう生きるのかという話。

 

 昨日の初詣でも、日本人が信仰心が無いなんて大嘘だと、はっきりと思いました。家族でやって来て、みんな真剣に二礼二拍手一礼をする。それも本殿だけでは無く摂社末社も回っている人たちが沢山いる。

 初詣だけじゃない。お墓参りもして、仏壇を毎日開け閉めして、回忌法要もする。それも宗教じゃないと思って、生活の一部としてやっているのです。これ以上の信仰心は無いです。大らかで、違い関係なくみんな受け入れて。

 日本人はだれに言われるわけでも無く、自然にそれが出来ている民族なんですよ。


 話は戻りますが上人から、龍神様の話を聞いて、私はあの干拓地に龍神様がやって来たことを伝えなてはいけないから、ここへやって来たのかもしれないと思って、お話をするつもりは微塵も無かったのですが、するチャンスがあるようならしようかと悩んで。

 でも「あの干拓地に、今、龍神様がいらっしゃるんです」なんて突然言われても、電波ですよね……。私でも怖い。確信はもっているけれど、証拠が無い。なんたって私は霊感ゼロだから。見えないし聞こえない。妄想だと言われたらそれまでなんです。

 でも、私があそこで時々世間話をして歌を歌う代わりに、一瞬にして足が痛いのが治ったのも、書いていないけれど、肩こりがほとんどなくなったのも、干拓地の龍神さまがしてくださっている気がするんですよ。「また来ますね」という度にそうなっているから。


 ほんと、頭がどうかしていますよね……。分かっているんですよ。


 結局すごく悩んで、声をかけてしまったんです。

 しかし、次の回の祈祷会もあるしお忙しい最中です。優しい方なんだけど、私の頭がおかしいトンデモ話をしなくてはいけない緊張で涙が止まらなくってしまって。もうキモい。

 詳しい事はお忙しいので言わず「干拓地に今龍神様がいます」とだけ、めちゃくちゃ電波な事言う不審人物で、困らせただけで帰って来ました。


 もうそりゃ、後悔ですよ……。私の妄想に巻き込まなかったら良かったと思って。歩いていても涙が止まらないし。

 

 着た電車はうちの最寄り駅に停車しない電車。ふと、私が前に神さまを見たかもしれない駅のトイレに寄って行こうと思って。その電車が停車するがその駅なので。そこから、遠いけれど歩いて帰ればいいと思って。

 でも、駅に着いたけれど、そのトイレ。場所が変わっていたんです。まぁ年月が経っていますからね……しょんぼりして、歩いて帰る事に。

 すると、道中数字の4ばかり見るんです。4・40・44・444みたいな感じで。一目見た形式の中に全部が揃っていた時もあった。アパートの壁面やら標識、スマホの時刻、車のナンバー、よくわからないポスター、ガレージの番号など。あと、家に着くまで信号がオールグリーンなんです。

 これもね電波ですよ?でも電波は電波なりに解釈すると、大丈夫だと慰めてもらえているんだろうな、と思って。帰宅して甘いものを食べて、気分を変えようと、奮い立たせて帰って来ました。


 しょんぼりから、ある程度回復すると、急に電波が来て気持ちが悪い事言いながら泣かれた上人が一番の被害者で、申し訳なくて。もう忘れてくれないかなぁ。もし縁があるなら、私なんかが言わなくても伝わると思うから、今回のフライングは忘れて欲しい。


 

 そして、夜の飛行機事故です。

 

 氣が滅入ってはダメです。思うつぼです。

 否定形で祈らない。ただただ心豊かでみんなが幸せで、笑って暮らせる世界であるように。だれも置いて行かない。日本は悪霊や鬼も殺さないんですよ。改心させるんです。祓うけれど、殺さないんです。受け入れて改心して仲間になる事を待つんです。誰も否定しない、そういう度量が古来からあるんです。

 

 素敵な一年になりますよ。



(早く寝たいので読み直し無しで失礼します)




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