「ごめんなさい」そう謝る彼はもと非科学的事件鑑識四課の阿熊仁である。先輩や地梁さん。美空ちゃん達が片してくれている。すぐに片されて食事会は再開された。「僕はついていない阿熊仁です。でも死んだことが無いです。勉強したいと思いここに来ました。好きな食べものはグミです。ソーダ味とか大好きです」「じゃあ次あたしね。東京の信仰4課から参りました。榊原霙です。好きな食べ物はアイスです」彼女はとてもボーイッシュでかっこよく可愛らしかった。「最後っすか？俺は師匠に拾われました。去年までホームレスっていうか。名前は酒々井　帳です。好きな食べ物は段ボールっす。」「……」「いやこれ笑うとこっすよ。しいて言うなら柑橘系ですかね。あと唐揚げ」背が高くスラっとした彼は面白くカッコいい。きっとこのなかで一番モテるだろう。「俺もしていいですか。俺はユウって言います。立花有です。好きな食べ物はメロンソーダです」俺はにこりと笑って見せた。