集い

振り向くと七三分けの渋い男が立っていた。「あっれ岩戸ちゃん」そう言いこちらに駆け寄る。俺を見ると「君新米かい」と喉を鳴らした。「自分榊っちゅうもんでよろしく」と手を出された。「お、俺は立花です」とつられて手を出した。「いたたたたたた」すまないと手を離した。「自分小さい頃から力が強くて」と帽子を被った。「生物特殊課さんたちじゃないですかぁこれ皆さんも食べてくださいね」そういうマダムの横には半透明なスライム?みたいな生き物がいる。「あぁ非科学的人物特殊課の善行さんじゃありませんかぁ」と榊さんが言った。「あら、榊さんまだ、生きてたんですかぁ」といい、「湯崎ちゃん久しぶりだね」と笑った。「新人さんですか」と俺らに聞く。「東京都超自然的事象局の非科学的生物特殊課に所属しています岩戸と申します。で、こいつが昨日からの新入りです」俺も続いて「立花です。よろしくお願いします」と話した。すると「まだ若いんだから死んだらだめよ」と十万石まんじゅうを渡してくれた。

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