青二才
陽が沈む。暗闇の中走る。光を探して駆け回った。4日間という期間だったが、私は20キロ以上落としたのだろう。水も飲まなかった。気が付くと神戸の方まで来ていたそうだ。結局警察沙汰になり、家に帰された。私の変わり果てた姿を見てクラスメイトは私の接し方が変わった。いじめていた主犯格の男たちが私を体育館裏に呼んだ。私は後ろから襲われた。気が付くと私は血だらけだった。ふと下を見る。いじめっ子たちが血だらけになり倒れていた。「あー私やっちゃったなー」呆然としていると先生たちや救急隊員などたくさん来た。私捕まるのかななんて考えていた。だが、責められたのはいじめっ子たちだった。今までの非道そして今回計画していたこと。私をどうしようとしていたか。男たちと女一人。そんなの言わなくてもわかるだろう。私は強いから助かったが、弱い子ならどうだろうか。その日から私はヒーローになろうと思った。町で起きる暴行事件、強姦、強盗などの悪い奴らを倒していった。だが、負けるときは必ず来る。私は急に男たちに囲まれ鉄パイプでぼこぼこにされた。唯一喧嘩だけは誰にも負けないと思い込んでいた私は心と骨が折れた。
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