空の果てに夢を見ることもある。
人類による宇宙開発。それはそんな夢をかなえようと本気になった人間たちの知恵と発明があったからである。
そして、世界には基本となる法則が働いています。
この作品はそれらをとても大切にしている。

企画への参加ありがとうございます！
作者様の豊富な知識が、読みやすく、分かりやすく、ちりばめられています。
主人公の少し冷めたような、達観したような視点でありながらも、宇宙への憧れや理想的な未来システムの構築には強い感銘を受けました。
２万字以内で壮大な世界観を脳内に広げてくれる、素晴らしい作品だと思います！

読み終わってしまった……と、余韻に浸れる素晴らしい作品です。

作者の宇宙工学に関する深い造詣と想像力は、読み手をリアルな宇宙旅行へと連れて行ってくれます。
難しい仕組みについても大変分かりやすく説明されており、初心者の方でも楽しめると思います。

宇宙旅行の描写がリアルすぎて、本当に宇宙旅行をしているかのような臨場感でした。
宇宙でのスローライフや、生活がありありと想像できます。

最後の終わり方も、秀逸。
ハヤカワSF文庫あたりが好きな方は、絶対にハマると思います。

私は、大好きです。