第9話 他人を攻撃せずにはいられない人】という本を読んでみた

 心理カウンセラー、片田珠美さんが書いた、定価740円の本です。

 値段がお手頃なのは言うまでもありませんが、もし今現在、職場やプライベートであなたに粘着する上司、いやみを言い続ける先輩、いやがらせをする同僚、いがみ合う夫婦など。


 そんな対象の人物が周囲にいるならぜひ読んで欲しい本です。

 ここでは、私にしつこくいやがらせ行為を働く人物について詳しくふれたいと思います。


 他人から攻撃を受けると、まっとうな人は、まずは自分を責めることから始めるらしい。


 自分が何か悪いことをしたのではないか、自分に何か落ち度があったに違いない。自分を責める行動に出るらしい。


 これを読んで、私はB氏を思い出しました。B氏は、★5を書いた【おらは青鬼】【おらは赤鬼】、本のレビューを、2ちゃんねらーの度重なる攻撃的な書き込みを読み、★5のレビューは悪いことなんじゃないのか。自分は何か悪いことをしてるんじゃないか?


 そう言い残して、私の本に書いた★5レビューを★1レビューに書き換えました。

 このことについて、B氏が、事の顛末を書いた記事をウェブに掲載しましたが、できれば記事にする前に、なぜ、どうして自分に一言、相談してくれなかったか。それが残念でなりません。


 攻撃を受けた人は【自分がなにか悪いことをしてるのではないか】、そう内省するか、自分より更なる弱者をみつけ、陰湿ないじめを、更なる弱者に向けるかの、どちらかだそうです。


 どうやら、アンチの粘着クレイマーが後者なことはよくわかりました。

 自分がノクターンノベル・スレで受けた心の傷をKDPスレで、そっくりそのまま私にやり返したのも、そのためでしょう。


 社会に対する不満、つまり欲求不満の捌け口を婆雨まう叩きに利用しただけのような気がします。


 アンチ・クレイマーは、私を悪者にしようと、2ちゃんねる、@WIKIを使って、しつこく、あることないこと記事にしました。


 表紙詐欺だとか、レビュー詐欺だとか、ゴミ本だとか。

 人を誹謗中傷することを何度も口にし、ネガティブ・キャンペーンを繰り広げました。


 さて、話を元に戻しますが、他人に攻撃的な人が何を目的にしているのか。

 それは相手を恫喝、罵倒して徹底的にターゲットを無気力化させることだと、この本では書いています。


 相手を何も反論できないくらい徹底的に痛めつけ、相手のやる気を完全に失わせること、失脚させることを目的としているのだから、そこに容赦はありません。


 たしかに、ツイッター、2ちゃんねるで、粘着アンチ・クレイマーから執拗な攻撃を受けましたが、彼らの書き込みの大半は、ばかマウはキチガイだとか、作品がゴミ以下だとか、小学生の駄文だとか、表紙詐欺、レビュー詐欺、情報商材詐欺、転売屋~など、嘘も多く、彼らに直接関係ないことなのに、なぜそこまでしつこく罵られなければいけないのかといった内容が多かった。


 攻撃を受けた私が完全に人格崩壊し、作家としてやる気を失うくらいまで叩くことができれば目的は達成され、ターゲット(おもちゃ)への関心は薄らいだのかもしれません。


 では、なぜこの手の行為を繰り返すのか、それは相手への嫉み、嫉妬の類いではないかと本書には書かれています。


 自分が力関係で劣っている場合、少しでも他者より優位に立ちたい、マウンティングしたい。他者から認められたいという承認要求が、他人を真っ向から否定する行為につながり、強いては他人を無力化、無価値化させようとする他者批判へと向かわせるのではないかと述べています。


 私は、このS氏のいやがらせ、粘着事件がもとで、約2年というもの、小説が書けなくなりました。創作への情熱が失せ、やる気が全く起きなくなってしまったのです。


 どうもそれは自分の心の内面的な問題ではなく、S氏から受けた、パワハラが原因だということもよくわかりました。


 少なくともこの本を読む限り、原因は【他人を攻撃する人】にあるようです。

 こういう攻撃的な人たちに攻められると、社会人なら会社で居場所をなくし、パワハラ的な上司を持つ社員なら年がら年中、叱責を受けることにより、自分はダメな存在だと諦めるようになり、やる気を喪失するらしいです。


 私は虐待され続けた犬のYOUチューブ動画を思い出しました。

 生きる気力を失った瞳。なにかに怯えた佇まい。尻尾を丸めた後ろ姿。パワハラを受けた犬は、ひたすら忍従の夜を強いられます。


 おまえの書く文章は駄文だ、小学生の書く文章よりひどい。そう何度も何度も執拗に言い続けられ、洗脳を受けた小生は、自分に何か落ち度があったからこのように攻められるのではないか、いつからかそう思うように考えを改め、創作の場からの撤退を思い描いた。


 駄文なら、無視すればいいじゃない?

 話題にせず黙殺すればいいと思うけど、違います? 

 私は危ないところで九死に一生を得ました。


 この本を読まなければ、自分の今置かれている状況がよく理解できないまま、筆を折っていたかもしれません。


 パワハラ上司に毎日恫喝される部下のように、自分は無能だ、悪いのは自分だ。

 レベルが低すぎて、KDPの他の作家に迷惑をかけていると問題をすり替えられ、完全にやる気を失うところでした。


 ではこういう攻撃的な人たちからどう逃げたらいいのか、どう対処すべきか。この本には直接的に解決する方法は書かれていませんが、本の後半、後書きに、申し訳、程度に対応策が練られています。


 1つは、彼らを視界に入れないようにすること。

 会社を辞めるなり、転勤を申し出るなり、離婚したりして接触する機会を完全になくすこと。関係を断ち切ることだと述べています。


 言い換えれば、それは何度もやめようとして出版停止、出版再開した電子書籍からの撤退を意味していた。


 またどうししても関係を断ち切れず攻撃者と接触しなくてはいけない場合は、最悪、徹底抗戦。戦うことも視野にいれるべきだとも書かれていました。


 相手が、あなたという、おもちゃに飽きない限り、あなたへの陰湿なイジメは半永久的に続くわけで、最悪、鬱や統合失調症など、精神疾患に陥る場合が生じるからです。


 最後に、この本では3つの点を考えてみてくださいと述べています。


 1、なぜ、攻撃的な人物がこんなふうに自分に対して振る舞うのか?

 2、攻撃的な人物は、あなたの何を恐れているのか?

 3、攻撃的な人物は、あなたの何に対して深く劣等感を抱いているのか?


 よかったら読んでみて下さい。

 過去にあなたを苦しめた、殺したいほど憎い人物の顔が1人、2人、思い浮かぶことでしょう。


 攻撃的な人物が自分の周りに1人いると、嫉妬、怒り、恨み辛みなどをかきたてるのが抜群にうまいので、狭い職場、コミュニティーの中で、周囲に軋轢、もめ事や不和。不協和音が絶えないそうです。


 対して攻撃者は自分に非難の矛先が向かないように仕向けるのが抜群にうまいそうです。仮に、もめ事や不和の元凶に周りが遅れて気づいても、時既に遅し、周囲があちらこちらで反目し合っている状態なので元凶である攻撃者に対し、立ち向かおうという気にならないそうです。


 他人を攻撃せずにはいられない人、恐ろしや。

 俗に言う、コミュニティークラッシャーという人物が該当人物です。


 皆様は、自分がいやがらせ記事を書き込まれたことがないから対岸の火事を決め込んでいるのかもしれませんが 、いやがらせされてる当人は本当に悲惨です。


 何の落ち度もないのにいつしか非難の嵐にさらされることになるわけで、間違いなく人格が崩壊します。


 見苦しいですが戦うことでしか逃れようがない現状、どうぞお許し下さいませ。

 馬鹿を相手にして、どんどん自分の居場所をなくしているのも重々承知しています。


 誰にも相手にされないS氏が、炎上商法を狙っているのもわかってるつもりです。

 お互いが遺恨をなくし、いつしかこの手の話題が尽きることを私は望みます。

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