第48話 閑話・第4章までの人物紹介
主人公
アリス・アクロイド
Alice Ackroyd
アクロイド子爵家長女。
ハニーブロンドのストレートヘア、緑の瞳。
能力値を素早さに極振りした風属性。
前世でこの
だがゲーム以外のことはほとんど覚えていない。
ボディラインの凹凸が控えめなことと、童顔を気にしている。
常にリア充の爆発四散を願うダメ令嬢。
ブリジット・バートン
Bridget Barton
バートン準男爵家四女。
燃えるような赤毛、ゆるくウェーブを描くロングヘア、少し勝ち気な印象の紅い瞳。
いつの間にか能力値が力に偏った脳筋火属性。
アリスの侍女であり、アリスのことは「お嬢様」呼び。
猫を被った状態では完璧な礼儀作法を見せるが、最近猫をかなぐりすてて、一人称は「あーし」、語尾は「っス」に進化した。
玉の輿を狙ってみたり、エステの技術を盗み取ろうとしたり、生活力旺盛でスレた印象を前面に押し出そうとするが、意外と恋に夢見がち。
侍女としてのスキルは、元侯爵令嬢のグロリア様をして太鼓判を押すほどの腕前。
貴族学園には中途入学して飛び級し、上位の成績で一年半で卒業する才女。
セシリー・クラム
Cecily Crumb
貴族学園を特待生枠で卒業した平民。
ゆるいウェーブのストロベリーブロンドのボブ、輝く碧眼、まごうことなき美少女。
スペシャルチートの光属性。
アリスがこの世界を乙女ゲーとしてプレイした時の主人公。
今世では恋愛から遠ざかっていたが、ドレス姿のエリオットを見て恋に落ち、猛アタックの末、見事婚約者の座におさまる。
平民ゆえ、クラム姓は厳密には姓ではなく、生まれ育った村の名前。
現在はダッシュウッド辺境伯家の養女となり、正式名はセシリー・クラム・ダッシュウッド。
最近はすっかりあざとい系女子のスキルを身につけて、エリオットを翻弄し、美少女人生を謳歌しているが、前世の記憶を持つことを知っているパーティーメンバーの前では、裕貴の部分を隠さず、語尾が「っス」に変化する。
デイモン・ダッシュウッド
Damon Dashwood
ダッシュウッド辺境伯家次男。
茶色の髪、スカイブルーの瞳、恵まれた体格。
色々優秀なのに、何かと地味な土属性。
アクロイド子爵家の寄り親、ダッシュウッド辺境伯家の子息。
アリスからは雲の上の存在、煙たい上司の息子と思われていたが、仲間になってみると気のいい
文武において優秀で、普通にイケメンなのだが、土属性なせいか、地味で今ひとつ目立たず、本人もそれを気にしている。
時々策に溺れて空回りする。
遠回りしたのち、一年半越しでやっとブリジットに気持ちが伝わった模様。
関連親族
ダニエル・ダッシュウッド
Daniel Dashwood
父・現辺境伯
デイヴィッド・ダッシュウッド
David Dashwood
兄・次期辺境伯
グロリア・ギャラガー・ダッシュウッド
Gloria Gallagher Dashwood
母・辺境伯夫人
エリオット・エフィンジャー
Elliot Effinger
エフィンジャー子爵家次男。
色素の薄いブロンドのストレートヘアを後ろで一つ括り、アメジストの瞳、線の細い体型。
世間では光属性と並んで希少な闇属性。
ダッシュウッド辺境伯家お抱え魔術師、エフィンジャー家の子息。
デイモンの側近。
真面目で機転が利き、あらゆることをそつなくこなす有能な男だが、実家で疎んじられ冷遇されてきた結果、自己評価が低く、かつては陰気な雰囲気を纏っていた。
アリスたちとパーティーを組み、セシリーと恋仲になったことで、自信をつけ、最近は堂々と振る舞うようになり、周囲からの評価も大きく変わりつつある。
一見、その辺のどこにでもいる文官のようだが、よく見ると中性的で整った顔立ち。
闇のダンジョンにおいて、止むを得ず闇のドレスを装備した結果、稀に見る美少女に変身して、
関連親族
イーサン・エフィンジャー
Ethan Effinger
父・辺境伯軍筆頭魔術師エフィンジャー子爵
アーネスト・エフィンジャー
Ernest Effinger
兄・エフィンジャー子爵長男
フェリックス
Felix
辺境伯家現隠密筆頭。
黒髪黒目、鋭い目つきが印象的な長身イケメン。
隠密になるために生まれたような、素早さ極振りの闇属性。
孤児のために姓は持たないが、仕事柄偽名はたくさんある。
現在はダッシュウッド男爵の影武者であり、アリスの仮の婚約者兼ボディーガード。
ハニートラップであることを嗅ぎ取られ、アリスからは徹底的に避けられたため、今はハニトラを諦め、少し距離を置いてアリスを護衛する。
アリスのことは「お嬢」呼び。
闇属性なせいか、多難な生い立ちだったせいか、苦労性、考えすぎ、若干悲観的。
高所恐怖症。
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