第158話Light House
またまたネットフリックスを見ている。「不適切~」の次は、歌手の星野源とオードリーの芸人若林との対談番組「ライトハウス」。これ灯台という意味だそうだ。ネットフリックス制作の番組である。
二人が売れない時代からのことなどを話す、本当に対談だけをする番組。
今や、どこにでもひっぱりだこな二人だが、それ相応の闇を抱えつつ、仕事をしているのが分かって面白い。思わず共感してしまう。
星野源は仕事仲間で、どうしてもやり方が、気に食わない人がいるとストレスを感じるという。その人はそのやり方で仕事をこなしているわけだが、星野からすると気に食わない。でも、その感情は他の人と共有できそうにないので、黙っている。するとストレスをなかり感じるということだ。
この人、意外と繊細なのだなぁ。若い頃は、木造風呂なしアパートで、音が響かないようにタオルを巻いてギターを弾きつつ、曲を作っていたらしい。なんとも泣ける話だ。みんな若い頃は苦労していたのだなぁ。
話は変わって、若林、多様性、多様性とうるさく言う人にかぎって、寛容ではなく、多様性でもないという。
確かに本当の多様性というのは、現代でよしとされているものばかりを認めるのではなく、世の中で悪と呼ばれかねないことまでも許容していこうという姿勢のような気がする。だから本物の多様性推進とは危険でもある。
その危険性を分かっていないで、多様性、多様性と人に押しつけるやから。確かに、多様性とは程遠いな。
この対談、意外と奥が深い。二人の話を聞きつつ、時に動画をストップして、熟考しながらの動画鑑賞。ああ充実するなぁ。
なんかネットフリックスに入会したら、ネットフリックスばかり見てしまう。
時間が溶けていくのだよ。
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