第130話ご機嫌、はっちー
はっちー(母)、今日は昨日と違ってご機嫌。朝起きてくると「ポンポコ君、食べるものはないの?」と聞いてきた。
はっちー、昨日はふて寝したので、ほとんど食べていない。だからお腹がすいたのだろう。はっちーにサンドイッチを用意すると、はっちーちゃんと歯を磨いてから食べる。
うん、今日はしっかりしてるなぁ。ありがたかったのは、夜中に一回もトイレに起きてこなかった。なので、私がトイレに起きたついでに一回、トイレ誘導しただけだ。これは本当に助かった。私もぐっすり眠ることができた。
はっちー「いただきます」ときちんと挨拶すると、サンドイッチをもぐもぐ。すごい勢いで食べている。食後のデザートのフルーツゼリーも完食し、今は満足げに座っている。
今朝ははっちーの機嫌がよくてよかった。昨日はだいぶ取り乱していたが、きっと環境が変わって戸惑っていたのだろう。
今日は病院へいって、はっちーの薬をもらってきてから、はっちーのメガネを作りにいく。ショートステイでメガネをなくしてきてから、ずいぶん困っていたようだ。
でも、ほぼ密室のなかで、なんでメガネをなくしたのだろう、よくわからない。
はっちー、検眼とかできるのかなぁ?ちょっと不安なんだけど。
明日になれば、またショートステイに戻る。はっちーにそう伝えると、嬉しそうだった。明日、ショートステイに戻るという安心感があるから、ご機嫌なのかも。
とりあえず、はっちーの機嫌が治ってなにより。父も心底、ほっとしているようだ。
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