第58話子供のころ、ハマった本

 小学生の頃、ドハマりした本というと、江戸川乱歩の少年探偵団シリーズ。怪人二十面相とか出てくる、ちょっと怖いミステリー。

 これ、小学校の図書室に全巻置いてあったので、むさぼるように読んだ。挿絵がとても怖い。子供の頃って、なんであんなに怖いの好きなのだろう?今では、ホラーとか絶対見れない体質なのだが、小学生の頃は本屋で心霊写真集とかよく立ち読みしていた。

 水木しげるの妖怪図鑑もよく読んだなぁ。

 中学の頃は姉の影響で赤川次郎をよく読んでいた。三姉妹で探偵をする物語とか流行ったなぁ。同じミステリーつながりで、シャーロック・ホームズもよく読んだ。

 ある友人がシャーロック・ホームズのことを「ただのヤク中だ」と言ったのが、いまだに思い出すとムカつく。ホームズファンとしては、「それをいっちゃあ、おしめいよ~」と言い返したい。

 高校の頃は松本清張をよく読んだなぁ。この人の作品、ハマると次から次へと読みたくなるので、図書館にある本はほとんど読んだ気がする。でも、今では、内容を全く覚えていない。まぁ、子供のころ読んだ本なんてそんなものだろう。

 ということで、私が学生時代に読んだ本て、ほとんどがミステリーだった。今でもミステリーは好きなのだが、そんなには読まないな。

 ミステリーは主人公がたいていすごいキャラなので、なじみやすい。キャラ小説のはしりだろう。

 と書いていたら、去年いくつかミステリーの賞を受賞した米澤穂信の「可燃物」を買ったが、まだ読んでいないことに気づいた。

 このエッセイきっかけで思い出したので、さっそく読むとするかな。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る