第32話はっちー、ニコニコ
はっちー、夕方にショートステイから帰ってきた。もう、ニコニコ。「ただいま~🎵」といいながら帰ってきて、しゃべる、しゃべる。
「あれがこうして、そうなって、いろいろとね」といって、ニッコリ笑う。話はなにがなんだか分からないが、とにかく楽しそうなので、なにより。
夕食を準備して待っていたのだが、父がお風呂に入っている間に、はっちーどんどん食べはじめる。「お腹が減ったのよ~」といって、すごい勢い。
父がまだお風呂に入っているので、とりあえず、ヨーグルトを食べさせる。はっちー、しみじみと「美味しいねぇ」という。
「知り合いいたの?」と聞くと、「うん、いたよ」という。「すごく人がいっぱいいたよ」という。にぎやかだったらしい。
いろんな人としゃべって楽しかったというが、何を話したのか、よくわからない。本人、「うふふ」と笑ってばかり。まぁ、楽しそうでなにより。
父がお風呂から上がってきて、三人で夕食会。私が「かんぱ~い!」というと、三人で乾杯した。
モグモグモグモグ、はっちーすごい勢いで食事をする。父が食べずにあっけにとられて、じ~っとはっちーを見ている。気持ち良い食べっぷり。あっぱれ!
はっちー、食事しながらいろいろ話してくれたが、なんだかよくわからない。まぁ、本当に楽しそうに話すので、父と私はニッコリ笑って相槌をうつ。
はっちー、最後のフルーツゼリーを完食すると、「ふぅ~ごちそうさま!」といい、満足げ。元気に帰ってきたので、父とほっとする。みんなと仲良く過ごしたようで、本当にありがたい。
はっちーは食後、体をゆすって、食休み。今日もゆっくり休んでね。
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