第19話 秋の恋
〈秋〉
秋は陽だまりの似合う少年である。
さんさんと輝く夏の日差しのような笑顔、性格は快晴のようにさっぱりとしている。
ミントのようや爽快な香りと火照た汗の匂いが不思議に混ざったような、老若男女に好まれる、そんな少年だ。
同級生達よりも背が高く、筋肉があり、運動神経が良く、おまけに顔がいい。
両親ともに健在で、夫婦仲も良好。
平凡で健全なごく普通の一般家庭の中でごく当たり前の良識や人としての情緒を学び育んできた。
勉強が少々不得意で、少し短気で頑固な性格が欠点にならないような、皆に愛される少年だ。
そして、無邪気な少年だった秋はいつからか、ごく普通に異性に興味を持つようになった。
初恋とも呼べない淡い恋心をかつて抱いたような記憶もあるし、告白してきた女子や部活や委員会で親しくなった異性の友人の何人かにときめいたこともある。
だが大きくなった外見に反して当時の秋は同性の友人達と遊びまわることや色んな部活の助っ人に駆り出される忙しさに夢中で結局中学を卒業するまで一度も女子と付き合うことはなかった。
高校は中学よりもあからさまに、そして当然のように恋愛に対する周りの興味関心が高まっていた。
昔は共にグラウンドを駆けずり回っていた友人達との会話がそちら方面中心になるに従い、秋もごく自然に周りに溶け込む様にして彼女が欲しいと思うようになり、高校に入学してから数日が経つ頃には秋は席の並びでよく喋るようになったポニーテールの同級生に少なくない好意を抱くようになった。
特別可愛いわけではないが、秋の話一つ一つに真剣に耳を傾け、うっかり寝てしまった秋を先生に見つからないように何度か起こしてくれた。
朗らかに笑うところ、友達思いな性格、そして時折視線が集中してしまう胸の大きさ。
ごく普通に秋は胸の大きい子がタイプだった。
新品の制服に身を包んだ彼女をおかずにしてしまうことに罪悪感はそんなになかった。
裸の彼女を抱く。
なんとなく、このまま隣の席の彼女と付き合うような予感を秋は抱いた。
秋の勘はそこそこ当たるのだ。
※
秋はその日呼び出された。
予感はしていた。
今日は、何かいいことがあると。
今朝の目覚めはいつも以上に爽快で、気分が良かった。
朝の占いは堂々の一位。
外の空気は気持ち良く、窓から吹き抜けて来る風のおかげか英語の授業もそれほど苦ではなかった。
母手製のお弁当に入っている大量の唐揚げにはテンションが上がったし、自販機前で財布を漁っているとレシートに紛れて存在を忘れた五百円玉が見つかった。
どれも小さいことばかりだが、秋は単純に今日はいい一日だと思った。
そんな中でどこか浮ついたクラスの女子達の視線が自分に向けられていること、特に隣りの席の気になる女子の言葉少ない異常な態度に、決して鈍くない秋は自然と身構えた。
期待するような気持ちは昼休みでピークを迎え、秋の予感は当たった。
自販機からペットボトルを取り出す秋に数人の見知った女子が近づいて来る。
その中に、気になるあの子もいた。
彼女の不自然なほど引き攣った笑みを浮かべて、女子の輪から離れ、おずおずと秋に近づいてきた。
「間宮君に、お願いが、あるんだけど」
秋の朗らかな笑みに困惑が広がるのはすぐあとのことだ。
※
秋の予感通り、それは高校に入ってから初めての呼び出し、所謂告白であった。
場所は体育倉庫の裏。
桜の木々はこんなところにも植えられ、蕾が開きそうで開かない、そんなじれったい時期だった。
告白してきたのは同じクラスの、あまり喋ったことのない同級生だ。
嫌味でもなく秋は告白されることに慣れていた。
中学と違い、高校では彼女を作ろうと思っていた秋にとっては願ってもないイベントだ。
ただ、ほんの少し、隣の席のちょっと気になっていたあの子ではなかったことに落胆した。
自分から告白しようかと迷った時期もあったが、したところで望みは薄いであろう。
(参ったな……)
泣きそうな引き攣り笑いを浮かべながら秋を見送ったあの子の表情が頭から離れない。
目の前の同級生とはよくつるんでいたようだし、秋のせいで美しい友情に皹が入るのは避けたかった。
そんなことを悶々と悩んでいたせいか、どうも告白を受けたにしては冷めたような返事を無意識にしてしまったらしい。
返事はいらないと、ただ好きだと言うことを伝えたかった、自分の気持ちを知って欲しかっただけだと言って、秋の返事を聞く前にその子は走り去ってしまった。
声が震え、湿っていたことに秋は強い罪悪感を抱いたが、追いかけて上手く慰める自信がなかった。
「やっちまった……」
ふと空を見上げるとやはり雲ひとつない快晴で、風がひどく心地良く、腹も満ちた秋の眠気を誘った。
少々不謹慎かもしれないが眠気には勝てた試しがない。
このまま教室に戻れば好奇または非難の視線に晒されるかもしれない。
緑の葉が生い茂る木を背もたれにして、秋は疲れたように腰を下した。
ぐるぐると複雑な気持ちを抱きながら、風に揺れる葉音を子守唄に秋の瞼が重くなる。
(結構、可愛かったのに……)
最後に脳裏に浮かんだのは告白してきた子か、それとも気になっていたあの子だったのか。
もったいないことをしたという僅かな後悔を抱きながら、秋の意識は沈んだ。
※
緩やかな昼寝は数分もしない内に破れた。
「で? 要件は何?」
淡々とした声によって。
「んっ……?」
誰かの話声に秋は揺り起こされた。
「さっさとしてくんない? わざわざこんなとこに来てやったんだからさ」
なんだか随分とつまらなさそうな、面倒臭そうな声色だ。
(誰だ……? こんなとこで……)
半ば寝ぼけながらも、そういえばここは告白スポットだったことを思い出す。
実際に自分もつい数分前にここで告白されたのだ。
(やば…… ここの利用者か?)
このままでは他人の色めいた告白を聞いてしまう。
もしも見つかったら気まずいだけではなく覗きか聞き耳たてていた嫌な奴だと思われてしまうかもしれない。
それは困る。
しかし思いのほか声は近く、下手に動くと秋の存在がバレてしまいそうだ。
ちらっと、背にしていた木の陰からこそこそ伺えば、秋の目に三つの人影が写った。
「本気で分かんないのかよ。俺が、お前を呼び出した理由」
女が二人、男が一人。
秋に背を向ける形で寄り添う男女とそれに対峙するように突っ立っている女が一人という組み合わせだ。
(……あれ? 告白じゃねーの?)
なんだ、ただの勘違いかと秋は一瞬で気が抜けるような安堵感を抱いた。
「興味ない」
「……お前って本当に俺の事どうでもいいんだな」
不穏な雰囲気を感じ取るまでは。
女の返しに、男の背中が強張るのが分かる。
自嘲するような、苛立つような、哀しいような、やり場のない怒りがその握り込まれた拳から伝わってくるようだ。
男の傍に寄り添うように立っていた女が慰めるように痛々しい拳に触れる。
二人の視線が一瞬絡み合い、まったく事情を知らない秋でもその男女がひどく親しい間柄だと察することができた。
「大丈夫だから…… ね、勇気、出そうよ?」
「……ああ」
風に乗って、囁きのような二人の会話が秋の耳に入る。
「苑子」
覚悟を決めたように男が息を吸う音がした。
「…………もう、お前と付き合えない。これ以上、お前に振り回されるのも、遊ばれるのも、もううんざりだ。……俺と、別れてくれ」
告白ではなく、まさかの修羅場だった。
秋は息を殺して、音を立てないように細心の注意を払った。
大きな自分の身体を隠すように縮める。
幸いにも修羅場中の当事者達はまったくこちらを気にする素振りがない。
(き、気まずい……)
告白現場に居合わせた方が素直にマシだと思えた。
ふと、いつだったかクラスの男子が二年にとんでもなく可愛くて男好きの軽い女子がいるのだと馬鹿騒ぎしていたことを思い出した。
俺も遊ばれたいと本気なのか冗談なのか分からない会話を聞き流していたが。
(そのこ…… 苑子?)
確か、そんな名前だった気がする。
「別にいいけど」
あっさりと言葉を返す、噂の苑子。
そんな軽くていいのかと、別れの台詞に深い痛みと哀しみを滲ませている男との違いに秋は同じ男として同情めいたものすら抱いた。
更に、
「むしろとっくに別れたと思ってた」
「なっ……」
苑子のあまりな言い様に空気が凍った。
「ひどい……」
呆然とする男を支えるように、その腕に手を回し、苑子を睨みつける女に秋は無言で同意した。
(確かに、ひどい……)
噂は所詮噂だと思っていたが、本物は噂の通り酷かった。
「……そうだよな、お前ってそういう女だもんな。分かってたのに、なんで、俺…… お前なんかのこと……ッ」
鈍くない秋には男がまだ苑子という女に未練たらたらなのが分かった。
できればその大きな背中を慰めてやりたいと思う程度には同情している。
「……もう、やめよう? 何言ったって、苑子ちゃんには伝わらないってこと、私が一番知ってるから…… このままじゃ、あっくんが辛い思いをするだけだよ?」
「…………そう、だな」
あっくんと呼ばれた男はじっと苑子を見つめ、そしてあえてその華奢な肩を掴み、振り切る様にしてどけた。
強い力で押された苑子はそのまま地面に倒れる。
草が衝撃を和らげてくれたおかげで特に怪我をしている様子はないが、遠くからただ見ていることしかできない秋は男の乱暴な仕打ちに冷や汗をかいだ。
「死ねよ、淫乱」
腰を摩り呻く苑子を一瞬見下し、低く吐き捨ててそのまま立ち去るあっくんを追いかけようと手を伸ばす女。
「あっくん……!」
だが、女はあっくんの背中が遠くなるのを確認すると今だ地面に座り込む苑子に近づいた。
「……大丈夫、苑子ちゃん? 手、貸そうか?」
台詞だけ聞くと涙が出そうなほど優しい。
だが、その声は場違いなほど愉しそうだと秋は思った。
あっくんという大きな障害が立ち去ったことによって、秋の目にその二人の女の表情がよく見えた。
秋の目に真っ先に入ったのは、短い黒髪の女子だ。
いや、二人とも髪型がそっくりで一瞬双子かと思った。
ただ、比べようもなく苑子と呼ばれた女子が可愛かったのだ。
状況も忘れて感嘆の声が漏れそうになるほど。
だが、その可憐な顔に似合わない相手を馬鹿にしたような、冷めたような、面倒臭そうな表情に秋は奇妙な何かを抱いた。
まだ、それが何か分からないが、とにかくあの女子こそが噂の苑子だと秋は確信していた。
それを見下して手を差しのべている女の方は未だ名前が分からない。
いつの間にかこの降ってわいたような修羅場の観客となっていた秋はあっくんがいなくなったことによって満ちるピリピリとした空気に乾いた喉を嚥下した。
差しのべられた手を無視して苑子は立ち上がりスカートについたらしき土を払っている。
「あー、もう最悪」
「あんたの自業自得でしょ? あっくんがいるのに、他の男と寝たんでしょう? 被害者ぶらないでよ」
どうやら苑子はあっくんと付き合っている最中に浮気をしたらしい。
人物相関図がなんとなく読めて来た秋だったが、自分とは縁遠い世界にだんだんと胃が痛くなってきた。
あっくんも女の子を乱暴したり暴言を吐くのは良くないが、全部悪びれもせずに軽く流す苑子に原因があると思う。
この時点で秋は苑子に対して若干の嫌悪すら抱いた。
「いつもいつも他人を見下して、余裕ぶっこいているとクラスの皆に嫌われるよ? てか、元からあんたのこと好きな奴なんていないんだろうけど」
「ご忠告どーも。嬉しくて涙が出ちゃう」
秋がいることなど知らず、女子二人の会話が続いて行く。
果たしてこれは会話といえるのか。
「……そうやって舐めた態度ばっか取ってると本気で痛い目に遭うから」
「ふーん?」
恐る恐ると秋は木の陰から二人の姿を覗いた。
先輩にあたるであろう、二人の女子の姿を。
「でも、今のあんた本当に笑える……」
ふと、声の色が変わる。
背を向けている女子の顔は分からないが、苛立ちの代わりに優越感が滲んでいた。
「今まで散々他人の彼氏奪って、あっさり捨てて…… クソビッチのあんたがさ、捨てられる側になった感想はどう?」
「……」
「すごく惨め。こういうのなんて言うか知ってる?」
「えー? わかんなーい。苑子、難しいこと、全然わかんない~」
喜々とした熱の籠った嘲笑に聞いているだけの秋の背中に寒気が走った。
それに対する苑子の返しが丸っきり棒読みであったことにも。
「因果応報っていうの」
どこかねっとりとした女の声に対して、秋の視界に映る苑子は顔色一つ変えない。
それが逆に怖いなと思った。
心臓がどんどん加速するのはきっと、苑子に恐怖しているからだとこのときの秋は思っていたのだ。
女って怖い。
居た堪れない気持ちよりもひんやりするような二人の会話にいよいよこの場を離れる機会を秋は見失ってしまった。
「ふーん。なんか聞いたことあるかも。さすが優等生」
苑子の揶揄うような声が秋の耳に入る。
顔だけではなく声も可愛いと思えるのに、その奥に潜む悪意やら嘲笑が可愛らしさを台無しにしていると思った。
「それで終わり? なら、戻るわ」
くだらない事に時間を費やしてしまったという嘆きが聞こえてきそうなやる気のない態度だ。
「逃げるんだ? 今頃クラスの皆がもう事情を知ってるよ? 笑われに戻るんだぁ?」
せせら笑う女に、苑子もまたにっこりと笑う。
「そうかもね。浮気して? 彼氏に振られて? おまけに昔散々親友だかなんだかってつき纏っていた金魚のクソみたいなパクリ女に寝取られちゃったし?」
たまたま立ち位置の問題で秋には苑子の可憐ともいる笑顔しか見えなかった。
対峙する女は今は背を向けている状態で、その表情はもう分からないが。
「一年の頃からマジでうざいうざいって思ってたけど。二年でクラス変わったのになんでまた私につき纏って来るかなぁ? 何? 実はレズなの? 私が可愛すぎるからいけないの?」
「ッ、気持ち悪いこと言わないでよ……!」
今にも苑子に掴みかかりそうな女の気配に、秋はいよいよここを飛び出して制止するべきかと身構えた。
どうやら女の沸点は低いらしい。
苑子の挑発に面白いように食いつく。
「気持ち悪いのはこっちなんだけど」
対して苑子の声はどこまでも平坦だ。
「別に、飽きていらなくなったゴミ? てか残飯? が、どうなろうと興味ないし。でもさ、やっぱりコソコソ漁られたり、見えるところで自分の食べ残しをぱくぱく食べられたらさぁ…… やっぱ、気持ち悪いじゃん?」
苑子が何を言っているのか秋にはまったく理解できなかった。
だが、対峙し、先ほどの威勢が嘘のように萎えた女には意味が分かっているのか、動揺しているのが丸わかりだ。
「何、言って……」
「だからさぁ、何に勝ち誇ってるのか知らないけど。こっちもこっちでいい加減鬱陶しいわけ」
苑子の淡々とした物言いの中に、暗い愉悦が滲んでいく。
悪意が、その可憐な表情を歪ませる。
なんて酷い笑い方を、人を嗤う人だろうと秋は思った。
秋にとっては初めて見る類の人間だ。
「ね? そんなに美味しい? 私の食べ残し元カレ達は」
その外見はとてもとても綺麗なのに。
なんて醜い、嘲りを浮かべる人だろうと秋は思った。
「ああ、乞食のあんたにはお似合いだろうけど」
あ、と気づけば苑子の独壇場ともいえる話に魅入られていた秋は驚きで目を見開いた。
出るのが遅れてしまった。
そのせいで、秋の目の前で苑子の白い頬は赤く痛々しく腫れた。
「ったー…… 唇切れたんだけど」
ふうふうと興奮する女を前にして、苑子はぺろっと唇を舐める。
痛いなと呑気に頬を摩る苑子だが、その顔には今までにない嗜虐的な笑みを浮かべていた。
傲慢と悪意に満ちた笑みだ。
そして気づけば秋は苑子の笑みに、表情に夢中になっていた。
「何? 直で言わないと分かんない? どんだけマニアックか知らないけど、せめてもうちょっと上手く隠してくんない? 目の前で食った後の皿とか舐められるの、マジできもいから」
「……それって、強がり? あんたの彼氏がみーんな私に夢中になるのが悔しいわけ? 皆、言ってたもんね。苑子はあそこが緩くて、全然締まらなくて、おまけに胸もなくて。セックス依存症で、いつ性病移されるかってずっとびくびくして、仕方なく抱いてやってたってさっ!」
女のヒステリックな言葉など、秋の耳にはもう入らない。
秋はただ、隠れることも忘れて苑子のことを必死に見つめていた。
苑子がどんな反応をするのか、それだけが気になった。
胸が痛くて頭が興奮で熱い。
これは、苑子という女に対する嫌悪なのか。
理解できない人種に対する興味と怖れなのか。
とにかく秋は早くその正体を知りたくて仕方がなかった。
今、苑子が浮かべている嗤いの意味を。
「へぇ……? その顔で頑張ったじゃん」
そんな、悪魔みたいな傲慢な笑みで、血で濡れた唇から紡がられる悪意が知りたくて知りたくて、もっと感じたくて仕方がなかった。
苑子の目に浮かぶ嘲笑には女に対する憐れみは一切ない。
そうだ。
今さっき立ち去ったあっくんだって、声だけでこっちの胸が痛くなるほど苑子に未練たらたらだった。
一体どれだけの男が苑子に焦がれ、どれだけの女が嫉妬したのか。
こんな、魅力的な人を何故秋は今まで知らなかったのだろう。
「残飯処理、ご苦労様」
こんな、最低な台詞を吐く女を、どうして今日初めて知ったのだろう。
どうして、その笑みに自分は恍惚と見つめているのだろう。
そして未知の感覚、未知の感情に混乱していた秋だったが意外と早く自分が苑子に恋してしまったことを自覚した。
誤魔化しようがなかった。
これは自身をごくごく平凡だと思っていた間宮秋が、ちょっと特殊な性癖を自覚し、運命の人と出会ったとある午後の出来事である。
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